見出し画像

インド好き♡英語講師がおススメする インド映画6作品!

インドの風景、お決まりの歌と踊り、たくさんの社会問題、歴史。
20歳でインドに行って以来、なぜか私はインドに惹かれる。

当時、現地の映画館でインド映画『ボンベイ』を鑑賞。今までにない横長の超巨大スクリーン。ヒンズー教とイスラム教のカップルの悲恋の愛がテーマでした。雨の中の歌と踊りが幻想的で、ヒンズー語で何を話しているか全く分からないのに、泣きながら観たなあ。

コロナで外出がままならなくなったタイミングで、無性にインド映画が見たくなり、心惹かれるものを立て続けに見ました。全部個性的な映画で系統も異なり楽しめました!(最高5つ☆)

簡単なご紹介ですが、ピンとくるものがあったらぜひご鑑賞くださいね。
インド映画がやみつきになるかも。

① きっと、うまくいく! Three Idiots!

2013年 ☆☆☆☆☆ 2h 51m

インドの超難関理系大学の寮で同室だった3人。入学から卒業、卒業後の人生を描く。親の意向での進学が多い中、自分の人生を生きることに目覚めていく。その変化に勇気がもらえる。話の筋が絶妙に作られていて、脱帽で爽快!また観たい映画。

② マサラチャイ 

2019年 ☆☆☆☆ 62min

インド各地の5人のチャイワラ(お茶売り)の日常が映されたドキュメンタリー映画。しっとりインドを味わい人にお勧め。
インドの鉄道の駅で飲んだチャイの味を思い出しながらの鑑賞でした。

③ ピザ!Pizza!

2017年 ☆☆☆☆ 90min

スラム街の男の子兄弟が、近所にできたピザ屋さんのピザが食べたくて仕方ない!そこから物語は始まる。果たして念願のピザは食べられるのか?貧しくて家のために働かなければならない男の子達の生活や心の動きすべてを、息をのんで見守りました。私も二人の男の子の母親なので、お母さんにも共感。シンプルなストーリーだけど、大切なものがつまった映画。

④ ムトゥ踊るマハラジャ Muthu

1995年 ☆☆☆☆☆ 2h 45m

古き良きインド映画。大豪邸の使用人(大地主ラージャの専属)ムトゥが主人公。最後の展開が面白くて爽快。歌と踊りが長いけど、昔ながらの明るいインド映画を楽しんでみたい人にお勧め。

⑤ スラムドッグ$ミリオネア Slumdog Millionaire 

2009年 ☆☆☆☆ 2h

お母さんを宗教対立で亡くしたスラム出身の兄弟が、マフィアに取り込まれ、児童労働を強要されるところから物語は始まる。映画の最後には弟が有名なクイズ番組であと一問で超大金を手にするところまで迫るが、、、。
兄弟の人生を通じてインドの社会問題を直視させられる社会派映画。

⑥ 英国総督 最後の家 Viceroy's House

 2017年 1h 46m ☆☆☆☆☆

第二次世界大戦で疲弊したイギリスが植民地インドを去ると決める。その時、総督の屋敷で何が起こっていたか。国はどういう状況だったか。ヒンズー教とイスラム教の宗教対立がある大国インド。最終的にインド(ヒンズー教)とパキスタン(イスラム教)に分離し、国民はどちらかを片方を選択しないといけないこととなる。世界史の勉強になる映画。


以上、個性にあふれた6作品でした。全て個性的で良さが違うので、順位はつけられません。ハリウッドならぬ、ボリウッド(映画産業で有名なボンベイとハリウッドをかけて作られた造語)映画からあなたのお気に入りが見つかるといいですね。

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?