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スムーズな接客術~コミュニケーションが苦手なアパレル販売員の秘訣~

・オシャレは好きだけど接客が苦手
・一生懸命接客しているのに全然売れない
 ・販売員として入社したが接客にまだ慣れない

そんな方がいらっしゃると思います。
私は人付き合いが苦手なうえに接客も話が続かないタイプでした。慣れてきてもスランプに陥り、1週間1枚も売れなかったこともあります。(※コロナ時期は除きます。)

同じような悩みを抱えている方々に、私が取り組んだことを紹介いたします。


距離感を意識


アプローチはタイミングと距離感を意識してください。声掛けは後ろからは絶対にやめましょう。

お客様視点で見ると、後ろは「恐怖の空間」と言
われています。感じよく明るくしていても、背後からいきなり話しかけられるとびっくりします。
また、「売ろう!」という気持ちが出るとお客様は驚きます。焦りもあると気持ちが伝わってしまい、避けられてしまうので注意しましょう。
アプローチするときは斜めから入ってお声掛けすると話が進みやすいです◎


画像参照元:http://www.aile-pa.co.jp/category/1296463.html


試着はマスト


新作が入荷したら必ず試着をしましょう。そして、コーディネートを5通りくらいは作っておき、自店の売れ筋と組み合わせてご紹介できると販売しやすくなります。

コミュニケーション力に自信がない方は、この方法を取り入れるとスムーズな接客が実現できます。販売でもインプットをしておくと、知識が増え接客の自信が付きます。ぜひ取り入れてみてください。

また、試着ノートを作成するなど、自店で共有しておくのもよいです。
店舗スタッフ全員で客単価アップを目指し、予算を達成しましょう◎

結論から話す

結論ファーストが好ましいです。テンポはお客様に合わせてください。
私は新人の頃、先輩方から「結論から言いなさい!」と100回ぐらいは言われました。(本当に厳しかったです…笑)
所属していた店舗はキャリア中心のお客様が多かったですが、やはりスムーズな接客を好む方が多かったです。長々と説明するとお客様から中断されることもありました。

普段から結論を先に言いスムーズに説明できるとテンポよく接客が進みます。この話し方を意識すると、どんな状況でも役立ちます。
メールのやり取りでも意識してみてください。取引先様などと対応するとき、端的に伝えるとやり取りも円滑に進むことができます。

また、お話をしながら手を動かすことも大事です。説明している間にお客様に合わせたコーデを組んでいき反応を見て試着室へ促しましょう。


お客様目線の言葉遣い

言葉遣いも気をつけます。当たり前のことですが本当に重要なことです。
「自分がお客様だったら嫌だな」と感じる伝え方はしないよう心掛けましょう。私はこのことを意識したことで、電話での注文でお褒めの言葉をいただき遠方の顧客様ができました。対面以外での接客で購入が決まると可能性が広がります。意識するだけでだいぶ違うので参考にしてみてください^^


まとめ

今までの方法をまとめると以下の通りです。

・アプローチは距離感と立ち位置を意識する
・試着をしてコーディネートや着心地をインプットする
・端的で落ち着いた説明とお客様側の立場を考えた言葉遣いの徹底

研修で習うようなことですが本当に大事なことです。あとは、「笑顔・姿勢・販売を楽しむ」
この3つも徹底してみてください◎
販売力がトップクラスの先輩方を見ていると、本当に楽しんで接客しているなあと思いました。どんなお仕事でも楽しめるとモチベーションがあがりますしやりがいもあります。

アパレル販売は肉体仕事であり魅せるお仕事です。本当に体力も使いますし不定期休みでもあり、やることがたくさんあります。

ぜひこの記事をみて少しでも解決できたらうれしいです。ファッションの楽しさを広めていきましょう◎

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