上村元

物書きです。iPhoneとKing Gnuとふなっしーが好きです。

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千文小説 その943:哀愁

 こんにちは、上村元です。よろしくお願いします。  出したり、引っ込めたり、付けたり、外したり。  こつこつと、ちまちまと、二台のiPadを動かして、ようやく。  ここだ。  これなら、いずれも、活きる。  時空の隙間のようなポイントをつかんで、そして。  決めました。  もう、買わない。  iPadは、今代たち限り。  ぬやーむ。  ぐりぐり。  ずりずり。  すみません、すみません。  あまりにも、行ったり来たりするものだから、落ち着かず。  

    • 千文小説 その942:大目

       こんにちは、上村元です。よろしくお願いします。  法の下の平等、ならぬ、MacBookの下の平等。  MacBookを、Proシリーズで貫く、それだけが、どうやら、炬燵の上の電子機器集団、カメラレオンの、成立条件。  そして、MacBook Proの同時稼働台数は、常に、一台。  君臨、という単語がふさわしく、Proと言うより、もはや、王。  MacBook Kingに、名前、変えようかな…。  さすがに、そこまで祀り上げると、後が大変なので、Proのままで、収

      • 千文小説 その941:定番

         こんにちは、上村元です。よろしくお願いします。  電子機器問題が、ようやく落ち着き、乱れていた体調も、かなり回復して。  気づいたら、大型連休の、まっただなか。  どこか、行こうか、ミント。  にちにちにちにち。にちにちにちにち。  …すみませんでした。  膝の上、一心に、おやつのするめをかじる愛猫の、一途な集中力に、脱帽し。  心おきなく、引きこもりを謳歌することにして、さて。  iPad、どうしよう。  というのは、やはり、八年物が、一台だけ、というの

        • 千文小説 その940:窮鼠

           こんにちは、上村元です。よろしくお願いします。  iCloudの、デバイスのバックアップ一覧を眺めていて、気づいたことは。  …最新のOSを搭載しているのって、iPhone Proだけじゃん。  そうなのです。  無印の第九世代のiPadが引退したことにより、残ったのは、今代のiPhone以外、全て、アップグレード終了済みの機体ばかり。  MacBook Proは、ばりばりの現役ですが、iCloudにバックアップを取るシステムにはなっていない。  今代のiPho

        千文小説 その943:哀愁

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          千文小説 その939:忍恥

           こんにちは、上村元です。よろしくお願いします。  …もう、いいかな。  いいよね。  ぬふふーん。  ごりごり。  ぐりぐり。  リセットして、クローゼットにしまった、先代の、無印の第九世代の、iPad。  まだ新しいこともあり、何度か、炬燵に戻してみたのですが。  どうしても、再設定に至らない。  ぼんやり眺めて、またしまってしまう。  先代のMacBook Airの上に、iPadを乗せて、見上げて、ため息をつき。  足元にまとわりつく、どころではな

          千文小説 その939:忍恥

          千文小説 その938:合言葉

           こんにちは、上村元です。よろしくお願いします。  13インチだろうが、256GBだろうが、M1チップだろうが。  廃版だろうが、何だろうが、Proは、Pro。  長いこと、iPad問題に取り組むうちに、浮き彫りになったのは、なぜか、MacBookの属性でした。  とてとてとてとて。ちりんちりん。  もわわー。  よしよし。  なでなで。  ぬふーん。  とてとてとてとて。ちりんちりん。  ご機嫌なお散歩の途中、いきなり、くるっと振り向いて、僕に向かって、

          千文小説 その938:合言葉

          千文小説 その937:円満

           こんにちは、上村元です。よろしくお願いします。  炬燵の上の電子機器集団、カメラレオン。  最終的に、五台で、落ち着きました。  …どうも、よろしく。  頑張りましょう。  にちにちにちにち。にちにちにちにち。  膝の上、一心に、おやつのするめをかじる愛猫の、大きなおしりを、抱き直し。  新生愛機たちに、頭を下げて、改めて、用途の検討です。  執筆は、iPhoneとMacBook、二台のPro。  iPad、iPod、iPhone7は、余暇担当。  大ざ

          千文小説 その937:円満

          千文小説 その936:錬磨

           こんにちは、上村元です。よろしくお願いします。  無印の第九世代から、第五世代に引き継ぐ。  最終的に、iPadに下した結論は、それでした。  ぴーぷす、ぴーぷす。  ぽわ。ぽわ。  逆でしょ?  第五世代から第九世代、なのでは?  その通り。  いったんは、確かに、そのようにしたのです。  つまり、元々の第五世代は、第九世代に譲って、リセットされた。  初代から、二代目へ、穏当な流れ。  しかし、二代目と僕の相性が、よろしくなかった。  シルバーの

          千文小説 その936:錬磨

          千文小説 その935:道標

           こんにちは、上村元です。よろしくお願いします。  ほんとはね。  iPhoneで、YouTube、観たいんだ。  …そうなの?  ぴーぷす、ぴーぷす。  ぽわ。ぽわ。  夜寝る前の、iPhoneタイム。  メールやSNSのチェックをしてから、三十分ほど、自由時間。  だいたいは、音楽を聴きながら、電子書籍を読んでいます。  ただ、このところ、iPadをどうするか、決断を迫られる時期に来ていて。  使用感を試すため、iPhoneタイムを削って、iPadタイ

          千文小説 その935:道標

          千文小説 その934:断憧

           こんにちは、上村元です。よろしくお願いします。  …駄目だ。  どうしても、替えられない。  無印の第五世代のiPadを、無印の第九世代に取り替えるのは、無理だ。  でふーん。  べふーん。  こらこら。  炬燵の上、二台並んだiPadに、愛猫が、隙あらば、どか乗りを試みます。  どうにかいなしつつ、どうにもならない事実に、ため息をつきます。  なまじ、見た目が似ているので、より残酷に、違いが際立つ。  何も考えず、手に持つと、第五世代は、いつの間にか、

          千文小説 その934:断憧

          千文小説 その933:検算

           こんにちは、上村元です。よろしくお願いします。  真の決着とは、とても静かなもの。  無印の第九世代のiPad、スペースグレイ、64GB、Apple純正カバー付き。  無事に、あらゆる設定が済んで、炬燵の上、充電中のタブレットは、とても、十数回、リセット&再設定を繰り返したとは思えない、落ち着きぶり。  十年前からいました、という風情で、薄紫の蓋を、午後の陽に光らせている。  …良かったね、iPad。  あわや、購入後、二ヶ月で、お蔵入りになるところだったのに。

          千文小説 その933:検算

          千文小説 その932:踏み出す

           こんにちは、上村元です。よろしくお願いします。  結論から言うと、無印のiPadの二台併用は、どうやら、無理。  第五世代から、第九世代に、データを引き継ぐことは、できるのです。  しかし、なぜか、他のデバイスたちに、新しいiPadが設定されましたよ、の通知が来ない。  iPhoneから、設定すると、通知は来るのですが、データの引き継ぎが、うまくいかない。  ミュージック・ビデオが、ぼやけ、ブックのライブラリが、不完全になる。  そして、iPadの名前が混乱し、

          千文小説 その932:踏み出す

          千文小説 その931:襷旗

           こんにちは、上村元です。よろしくお願いします。  使用可能な手持ちの電子機器、全六台のうち。  五台までは、どうにか、見た目と用途が、確定しました。  長かったな…。  最も手こずったものは、ここに至るまで、なんと、七年かかっている。  しつこいな…。  我ながら、うんざりするほど、ねちっこい。  そして、貧乏性。  自腹を切った以上、絶対に、元は取るぜ。  取ってください。  あと一台、お願いします。  とてとてとてとて。ちりんちりん。  ぬんふー

          千文小説 その931:襷旗

          千文小説 その930:新風

           こんにちは、上村元です。よろしくお願いします。  炬燵の上、電子機器が、総勢、六台。  …ちょっと、多いね。  減らしましょう。  そうしましょう。  ぴーぷす、ぴーぷす。  ぽわ。ぽわ。  増え気味の体重を気にせず、ぽんぽこお腹をむき出しに、膝の上、大爆睡の愛猫に、ため息をついて。  ぽさぽさの、青緑色の毛皮を、西武ライオンズのバスタオルでくるんで、改めて、精査にかかります。  iPhone、MacBook、iPodは、問題ない。  もめるのは、いつだ

          千文小説 その930:新風

          千文小説 その929:バトン

           こんにちは、上村元です。よろしくお願いします。  無印の第五世代のiPad、第六世代のiPod touch、iPhone7。  ゴールド/ピンクの、32GBトリオは、炬燵の上、永久続投が決まりました。  使う使わないは別として、リセット&再設定は、御法度。  余生を、どうぞ、ごゆるりと。  にちにちにちにち。にちにちにちにち。  だいぶ、暖かくなったというのに。  相変わらず、食べて寝るループにはまりっぱなしの愛猫が、一心に、おやつのするめをかじる重低音を、腹

          千文小説 その929:バトン

          千文小説 その928:欄外

           こんにちは、上村元です。よろしくお願いします。  キーボード付き、無印の第九世代を、リセットし、箱に収め、クローゼットにお戻りいただいたところ。  キーボード無し、無印の第五世代が、少しずつ、活躍し始めました。  ぴーぷす、ぴーぷす。  ぽわ。ぽわ。  床の上、古びた洗面器に詰まって爆睡の愛猫に、時折、西武ライオンズのバスタオルを、掛け直して差し上げつつ。  炬燵の上、同じくらい古びたiPadを手に、ため息をつきます。  すったもんだの大騒動の挙句、使用開始後

          千文小説 その928:欄外