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【災害・農業】英語で「津波」は「Tsunami」と言う

長くなりすぎたので興味あるところだけ読むことを推奨します。



海外から送られてきたメール


I just read in the news about tsunami warning in Japan, I hope you are all safe.

会社の取引先より、こんなメールが送られてきました。1/1の石川県能登半島で発生した地震について、安否確認のメールでした。

僕は思いました。「津波って、Tsunamiなの!?」

そこで、今回は「Tsunami」の語源を調べてみました。また、ついでに災害と畜産の関係についても綴ろうと思います。

「Tsunami」の語源

津波は英語で、
Tsunami または、Tidal wave(潮の波)
と表現します。

これは、1946年のアリューシャン地震で、ハワイに津波の大被害があった際、日系移民が「TSUNAMI」という言葉を多用したことでハワイでこの言葉が浸透し、世界中に広まったとされています。
1968年にはアメリカの海洋学者が学術用語として使うことを提案し、国際語となりました。

災害とは

災害は、自然によるものと戦争などの人間による2つの種類があります。これを、自然災害(天災)と、人的災害(人災)と呼びます。
つまり、能登半島地震は天災、イスラエルの戦争は人災となります。

災害の多い国・少ない国

日本は、最も自然災害の多い国とされています。地震や津波をはじめ、高潮・台風・竜巻・大雨・洪水・豪雪・寒波・熱波・干ばつ・噴火など様々な災害があります。
他にも、台湾やフィリピンも同様に自然災害が多い国とされています。

一方で、オーストラリアやスウェーデンなどは自然災害が殆どないそうです。しかし、気候変動の影響により、雨が多く降り、水の処理が上手く回らないこともあるようです。

このように、気候変動により、災害の状況が変わってきている国もあるようです。

イスラエルの農業

イスラエルは降雨量が少ないため、農業には適しません。しかし、農業政策において非常に優れた国です。 

優れている点の1つ目は、
自国の得意分野を農業に活かしていることです。イスラエルの主産業は電子部品などのハイテク産業です。
酪農であれば、牛の飼養管理システムを作っています。さらに、この技術は日本にも導入されています。

2つ目の優れている点は、
農業により出来た副産物を他産業に活かしていることです。
イスラエルの主な農産物は、
ばれいしょ、トマト、かんきつ類、パプリカ類、なつめやし (デーツ)等
です。
これらの副産物が、家畜の飼料に転用されています。フルーツ類の実の部分は人間用として売り、形が崩れた果実や、葉の部分は家畜飼料として使うというようなイメージです。

イスラエルの農業と紛争の関係

さて、イスラエルと言えは、ガザ地区での紛争のニュースが記憶に新しいと思います。紛争により、イスラエル農業はどのような被害を受けたのでしょうか。

↓以下記事参考↓

実際に銃撃を受けて、被害にあった牧場もあるようですが、インフラによるダメージの方が大きいようです。

家畜飼料が不足し、家畜の世話がされなかったため、家禽の約半数が失われたそうです。また、食糧の殆どを輸入に頼っていたため、食糧価格の変動が大きくなってしまいました。
一方で、国産の食品は栄養価が高く、値段が手頃であるため、重宝されたようです。


日本は農業に向いている国なのか

日本は自然災害が多いため、その点において、農業・畜産に適しているとは言えません。

しかし、自然災害が多い日本よりも、人的災害のあるイスラエルの方が状況は厳しそうです。そのイスラエルは、考え抜いた農業政策により、自分たちの産業を守ろうとしています。

私達も、イスラエルの農業から学べることがありそうです。

震災と農業

震災時の問題の1つに、食糧品の不足があげられます。

日本最大の農産物生産量を誇る北海道は、震災時には海上輸送の被災等で有効な支援をしづらいです。

そのため、被災したときに1番の助けとなる農産物は、各地のお米です。米を調理できるカセットコンロなどを用意して置くと良いでしょう。

「農は国の本なり」

こんな言葉があります。国家経営の根幹をなすのが農業である、農業は国の政治経済の基本であるという意味です。

普段から国産の食品を買ったり、農家と仲良くしておくことが、将来の自分の助けになるかもしれませんね。


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