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後悔が止まらない。わかっていてもやめられない。


こんばんは、なつきです

過去のあれこれを考えてしまう時、ないですか?
例えば・・過去の恋愛や、仕事や家族ストーリーのあれこれ。

そんな時って、一体何が起きているのでしょう。


原因探しの視点から、過去をいくら振り返っても何も得られない。


過去の悔やまれる出来事に対して、
妄想劇場が繰り広げられる時、どんな状態ですか?

HAPPYな気持ちだったらいいんだけど、
そんな時って大体、原因を探して、
そして、そんなつもりはないけれど、何かを責めていませんか?


例えば、ここで書いている
『事実を事実としてみる』ということ。


過去の物語を語っている時、あたかも本人は
『事実を事実として語っている』と思っているんです・・


わたしがそうだった、なんですけれど。


わたしには、30年以上会ったことがない実父がいました。
(過去形なのは、探したからです(^^)ガッツあるでしょ)
そして、お父さんの記憶は全くありませんでした。

わたしは、35歳近くになるまで、実の父親を知らないまま育ちました。


探して会えることになったんだけど、
父親から聞いた話は、
いくつかの点で、母とは全く異なる内容でした。


その時からしばらく、私は大混乱で過ごしていて、
過去のあれこれ、起こったことのあれこれを一生懸命受け止めようとして、事実を確認しているつもりでいました。

そして、別の気持ちで
もしかしたら、もっと早く会えたんじゃ・・
あんなに苦労しなくても・・
などなど湧き上がってきていました。




本人は全く無自覚で、『事実を事実としてみて』話しているつもりだったんですよね。


しかし、家族の座に代理人で参加した時、
ある参加者さんが話しているのをみて、はたと気づきました。


これまでの色々を話している。
そして、ご本人はそれが事実で・・という風にはなしているけれど、
実際に起こっているのは上の図のようなことなのです。


これって、事実を事実としてみている状態ではなくて、
ストーリーに絡めとられている状態。


自分を見せてもらったのです。
(このように、家族の座は座を開かなくても、そこに居合わせるだけでたくさんの気づきがあります)



同じ出来事でも、視点が変われば、いくつものストーリーが生まれる。


ストーリーを語り出せば、キリがないのです。

そしてそれは、今の自分が、この人生に納得できていなければ、
あの時もしも・・と、いつまでも、
過去にエネルギーを注ぐことになるのです。


過去の出来事は変えられない。だから、今に力を戻して、これから先をつくっていく。


あの時本当は、何が起こっていたのか
そして、その時の自分は何を感じてどんな状態だったのか。

妄想から抜けて、その事実を見つめ、体感し、
そして、未来をつくるパワーに変える。


過去は変えられない。
だけれどそこから得るものは変えることができる。
そして、これから先はつくっていける。


新しい恋に向かっていきたいと思いながら、
過去のあの人が・・とか、あの時がああだったら・・

恋愛以外にも、
もしもやたらればの想いが残るとき・・

思う気持ちはとてもわかります。
だってわたしがそうだったから。
もっと早く探してれば・・?と何回も思った。

だけど、何万回考えたとて、時計の針は前に進み続けている。

過去から続く今と未来だけど。
今の気持ちの延長線でなく、新しい道を進むと心から願う時。

家族の座はお役に立てるかもしれません。

『問題探し』はしません。
家族の座ですることは、どこまでも、シンプル。
だからこそ、とてもパワフルなワークなのです。


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