苦手なのに懐かしくなる食べ物ってありますよね。

私にとってそれは「じゃがいもとワカメのお味噌汁」です。

崩れたじゃがいもとふにゃふにゃしたワカメの食感がどうにも苦手で、そんなに美味しいと思えないのです。（好きな人はごめんなさい）

それでも食べると懐かしくるので、つい自分でもたまに作ってしまいます。

何か思い出があるかというと‥

特にないんですよね。不思議と。

母が作ってくれたんだと思うのですが記憶にないんです。

ちなみに毎日のようにお味噌汁を作る家庭ではなかったです。

おふくろの味はカレーです。

祖母と暮らしていたときは毎日お味噌汁がありましたが、じゃがいもとワカメは出てこなかったですね。
大根のお味噌汁が美味しくてお気に入りでした。

思い出もないし記憶にもないけど、味はしっかり残っている。

苦手なのにたまに食べたくなる。

そして食べるとなんだか懐かしい。

きっとまた作ってしまうんだろうな。

私にとっては立ち位置が不思議なカテゴリーの食べ物のお話でした。