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ラスト・メール

メールの奥で微笑う貴女を思い浮かべる

一人の部屋に響く携帯のメロディ
静けさを刻んだ無機質な文字の羅列が
いつの間にか待ちどうしくなった日々

親しげな台詞に心は安らいで
「またね」が心の支えになってた

ある夜更けの「さよなら」は突然に
ニュアンスが伝わらないメールの意味に
哀しみは独りを再び連れて来た

理由さえわからないまま
顔も声も知らないまま…

貴女は今、どこで何をしているのでしょうか…
貴女は今、微笑っていますか



Words written in 1996.
from "黒歴史ポエム"


過去のボクは昭和の固定観念や慣習に縛られ、自分や家族を苦しめていた事に気付きました。今は、同じ想いや苦しみを感じる人が少しでも減るように、拙い言葉ではありますが微力ながら、経験を通じた想いを社会に伝えていけたらと思っていますので、応援して頂けましたら嬉しいです。