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時代のトレンド?引き算で心もからだも軽くなる「なす味噌炒め」

|料理も、引き算がトレンド

なすを使った料理といえば、皆さんの定番はなんですか?

なすを買うと、豚バラで肉巻きにしたり、ひき肉と合わせて麻婆豆腐にしたりと、あくまで「脇役」として使うことが多いわたしです。

でも、このレシピの材料はなすだけ。「主役」なんです。
あとは家にある調味料で作れます。

最近は、引き算がすごく心地よいんですよ。
料理も、ファッションも、そして文章も。

材料盛りだくさんで華やかな料理は、なんだか少し重たい。
ネックレスもピアスもリングも付けると、やりすぎな気がする。
文章だって、限りなく削ぎ落とすほうが読んでもらえて、伝わったり。

食べるもの、身に着けるもの、発信することを引き算するほど、心もからだも軽くなり、じぶんの真ん中にいられる気がするんです。

単純に「材料1つでかんたんな料理」と見てしまえばそれまでですが、素材や工程にこだわってシンプルで少ないものだけを所有するのが、時代の空気感(トレンド)的にも合っているなって思います。

トレンドを追いかけてるわけじゃないんですが、こういうのって自然と感じとれるものかなって。

ほどよく油を吸った甘辛味のなすは、これだけで満足感もあってごはんもすすむし、何度出てきても飽きずに美味しく食べられますよ。

では、さっそくレシピに参りましょう!

|材料

なす 400g
塩 小さじ1/2
油 大さじ4
味噌 80g
メープルシロップまたは砂糖 20g
酒・みりん 各大さじ1(20g)

《肉ありアレンジ》
なす200g+豚こま肉200g
油は大さじ1で
なすの上に豚肉をのせ蒸し焼きに。

味付けは同じでOK。
仕上げに一味唐辛子・すだちを絞るのがオススメ

|作り方

味噌 80g
メープルシロップまたは砂糖 20g
酒・みりん 各大さじ1(20g)

ボウルに入れて、よく混ぜ合わせておきます。

フライパンに食べやすい大きさにきったなす400gを入れます。
切ってすぐ使えば、水にさらさなくて大丈夫です。
油 大さじ4と塩 小さじ1/2を全体にふりかけ、蓋をして弱めの中火で蒸し焼きにします。

東北地域のように辛口のお味噌を使う場合には、塩の量を控えめにしてみてください。

パチパチっという音がしてきたら蓋をあけて、まだ固そうなナスにも火が通るように全体を混ぜてから蓋をして更に蒸し焼きにしましょう。

様子を見ながら2回くらいは混ぜてあげると焦げずに火が通ります。全体の8割くらいしんなりするまで蒸し焼きにしてください。

混ぜ合わせておいた調味料を入れて、ザッと全体に絡めていきます。なすの形が崩れないように、優しく混ぜてあげてくださいね!

すぐに味噌がふつふつしてくるので、全体に絡まったら完成です。

わー!もう、お腹がグーってなるやつ(笑)

|差し色ちょこん。ごはんも炒めちゃえ

しそ無し

いわゆる「地味おかず」ではありますが、油で蒸し焼きにするので茄子紺が際立って美しくできあがります。

調味料が水っぽくて煮詰める時間が長くなるほどなすが色褪せてしまうので注意です。
以前、メープルシロップや砂糖の代わりに甘酒を使ってみたら、イマイチだったので代用される場合にはお気をつけあれ。

しそあり

しそを千切りにしてちょこんと乗せたら、さらに紺色が際立ちますね。

さらに、フライパンに余った味噌に、ごはんを炒めてみると…⁈
これ、小学生の頃にいつもおばあちゃんが作ってくれたんです。
もうっ、本当に美味しいんですよ…!

香ばしく香る味噌となすの風味をまとった炒めごはん、どうぞ召し上がれ〜!

|発酵調味料・旬ごはんの食材別レシピ索引

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発酵調味料・旬ごはんの食材別レシピ索引、作りました。今日のご飯作りにお役立ていただけたら幸いです。

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