natumi sara

文字が好き。文章が得意かどうかは置いといて。 自分の感性を大切に。いろんなものをやわら…

natumi sara

文字が好き。文章が得意かどうかは置いといて。 自分の感性を大切に。いろんなものをやわらかく、受け入れられるようになりたい。 きままに生きていけたらいいな。

マガジン

  • 勝手に週刊れんさい

    日々感じたことを、面白おかしく書けたらいいけど、ユーモアとは縁遠い、生真面目な性格の私なので、期待せず読んでいただけたらと思います。エッセイになるのかな? 誰に頼まれたわけでもないし、誰が読んでくれるかもわからないけどやってみます。 毎週末更新予定。

最近の記事

少しの時の経過が見せる自分

だいぶ間が空いてしまいました。 様々なことに気を取られると心の余裕があっという間になくなってしまい、、、 はい。簡単に言えばさぼりました。 私は器用貧乏という言葉がしっくりくる人物だ。何かをする時に広く浅くがモットーに。 そうしたいわけではなく結果そうなっているわけではあるが。 大抵のことはなんとなくコツを掴んでできてしまう。でもそこから深めることは難しい。 昔は、何でもできる自分に酔って、私はすごい、なんて思っていた。ただただ器用なんだと。でもどうやら違うみたいだと気

    • 回復するまでに時間を要するほどの蓄積した疲労を抱えて

      なぜわたしはこんなに疲れるまで仕事に傾倒してしまうのか。 傾倒しすぎた後は手をつけずに顔から地面に倒れる。 倒れてから、立ち上がるほどの力も残っていないことに気づく。そして、気づいたときはもう遅い。 倒れてしまった後は、立ち上がるエネルギーを蓄えるために、しばらく、ひたすら、体を横たえる。 これでもまだ、倒れたことに気づけるようになっただけ、成長した。以前は倒れたことにも気づけず、ひたすら這ってでも進もうとしていた。 こんな感じの癖がある人、結構いるのではないでしょうか。

      • ライフワークバランスにつまづく

        身体の都合でしばらく休んでいたときは、心が平穏だった。有給をぎりぎりまで使い、ひたすらゆっくり過ごしていた。その時は心が穏やかだった。このまま働かなくていいのであれば、このままでいたかった。仕事がないと人生に張り合いがなくなるかと思っていたけれど、2~3週間であれば仕事はなくても楽しく生きていけるなと思った。 休みが明けて仕事が始まると急速に、なんというか心の余裕が減っていった。発想も沸かない。 あぁ、結局社畜。 休みの日に好きなことをして過ごしているときに、仕事を頑張る

        • ループの中にいる安心感

          最近は面白かったものを何度も繰り返し見ている。 好きなアニメ、好きなドラマ、好きな映画など。 昔、父も好きな海外映画を繰り返し見ていた。DVDを再生したあとイビキをかいて寝ていたので、同じものやから飽きてるんちゃうか、なんで同じものを観てるんやろうと不思議に思っていた。 今ならわかる。観たことがあるものは、ぼーっとして観てられる。眠くなったら寝たらいいし、観たいところは観たらいい。ストーリーは知っているから少しとんでも安心。必死に見なくてもいい。 最近は『モブサイコ100

        少しの時の経過が見せる自分

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        • 勝手に週刊れんさい
          9本

        記事

          愛を受け取るには余裕のある受け皿が必要だった

          過去を振り返るお話。 なかなか新しい恋ができなくて、昔の恋人のことを思い出していた。 10数年前に別れた人。数年間付き合って、同棲もしていた。 学生時代ではあったけれど結婚することも視野に入れていた。 別れたきっかけはなんだったか。 わたしが先に短大を卒業し、仕事を始めた。彼は大学に通い続けていた。 同棲中で、生活リズムが合わなくなってしまった。 社会人1~2年目はとにかく一生懸命に働くしかなかった。 家に帰ったらクタクタだった。 彼との生活がわたしにとっては重しになっ

          愛を受け取るには余裕のある受け皿が必要だった

          紙とデジタル、わたしが選ぶのは

          少し考えたこと。 最近よく本屋に行って本を買う。そういえば子どものころも本屋に自転車を漕いで行き、気になった文庫本を買っていたなと思い出す。 時代が変わった今、紙とデジタル、本と電子書籍を選べるなら、どちらを選ぶか。 中身は何も変わることはない。でも確かな違いがあることは明白だ。 その違いの中で、わたしが思うことといえば、本は電子書籍よりも一つ一つに思い出が宿りやすいのではないかということ。どこの本屋で買ったか、誰に借りたか、手に入れる時からストーリができていく。 そして

          紙とデジタル、わたしが選ぶのは

          あの人を尊敬しても

          昔、イラストを描くことが好きな友だちが、毎日イラストを描いて、Instagramを更新することを決意して頑張っていた。今ではイラスト関係の仕事を請け負うまでになっている。 尊敬している。 自分の好きなこと、やりたいことをやり通して、結果につなげることは簡単なことではないと思うから。 少し影響を受けて、わたしも好きなことをしてみようと思った。 そして始めたのがこのエッセイ。 でも、毎日更新は無理だと、早速弱気になった。 とりあえず週一回の更新でやってみよう。自分に甘いわたし。

          あの人を尊敬しても

          美術館に取材にいってみた

          作家さんが取材といっていろんなところに出かけることが羨ましくて、わたしも出かけてみた。文章を書くネタになるかもしれない。コロナ禍ですっかり出不精になっていたわたしにとっては、この上ないきっかけとなった。 近くの美術館で催されていた民藝の展示を観に行くことにした。 何かに出合い、触れることができたらそれでよかった。 その道の人からしたら失礼な考えだろうか。いや何がきっかけにせよその分野に興味を持ってもらえたことはきっと嬉しいに違いない。自分の中でもっともな言い訳を見つけたので

          美術館に取材にいってみた

          エッセイを書く~初回、簡単な自己紹介~

          そう言えば、本を読むことが好きだった。 いや、好きと言っていいのかはわからない。 小学校低学年の頃、夏目漱石の『吾輩は猫である』を読んでいた。 作者は猫になりきっているからだろうか、猫の語りから始まるこの本は一文一文は短く読みやすい。しかし、読みやすいかと思いきや本は分厚い。 持っているだけで、文字を目で追っているだけで賢くなった気がした。 その猫の、あっけない結末を読んで、面白いという感想はなかった。 やっと読み終えた!あの夏目漱石を読破したぞ!という達成感だった。 そ

          エッセイを書く~初回、簡単な自己紹介~