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不登校になる理由は家族のバランスをとるため

小中学校における不登校生徒数が約29万と過去最多といいます。

年々、不登校の生徒数は増加しています。

不登校になる理由は、様々ですがこの記事では家系システムという視点から不登校をみていきたいと思います。

なぜ、不登校になるのか。それはお子さんが不登校になることによって家族(家系)のバランスを保つためです。

不登校の本人は、無意識に家族のバランスを取ろうとするわけです。

例えば、両親から愛情をもらえていないと感じている子供が、風邪をひいた時だけ両親から優しくしてもらえると、風邪を治したら優しくされないのではないかと考え、風邪が治っていかないといった具合です。

心配されたい。つまり愛情がほしいという理由から風邪が治らない。

そのため、両親は風邪をひいた子供に注意を向けることで本来のバランスに戻ろうとするというイメージです。

このようなことを無意識にして、家族の中のバランスをとっているわけです。

つまり、その家族の中で修正が必要な考え方、接し方、在り方があり、そこがぶれてしまった時に不登校という現象として吐き出していくとわけです。

これは、不登校だけではなく病気や症状、精神疾患、何かの依存症など家系によってバランスのとり方は異なります。

家系によってバランスのとり方は、それぞれクセのようなものがあります。

不登校になるというのは、家族のバランスが崩れているという隠れたメッセージです。

不登校のお子さんを抱えている方を、セッションしてきましたが、不登校になる理由はほぼピンポイントでわかります。

ピンポイントでわかるからこそ、お子さんに対して何をすべきなのかが明確にわかっていきます。

お子さんとしっかり向き合うことで、不登校は時間と共に改善していっています。

もっと勉強したいというお子さんもいれば、短期で海外留学でホームステイしたお子さんもいます。

不登校は家系や家族に流れている感情のバランスが崩れているから、気づいてねというメッセージです。

家系に流れている家系的感情が、バランスをとるために不登校という現象を起こしているわけです。

不登校になるというのは、そのお子さんだけではなく家族や家系全体のメッセージです。

私たちは常に日常生活や人間関係の中で気づくチャンスを与えられています。

そのメッセージに気づくことで、不登校は改善されていきます。


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