苦労して取得したビザで中国の学会に参加してきました。代表と共に3人で渡航したので、私までVIP待遇で恐縮でした。４つ星ホテル、スイートルーム、朝昼晩の食事と行先の選べる観光ツアーまでついていた。滞在はとても快適でした！が、仕事がない日も「どこか案内しますよ」と気を遣ってくれるのですが、自由行動がしたいので説得し、初日と最終日はフリーにしてもらい街を散策してきたので、写真とともに綴ります。

渡航前 - いったい何が真実なのか？-

今回の開催地である武漢 -wuhan- はCovid-19発祥の街というイメージが強い。いや、中国通ではない人にしたら、もうそれしかないくらい。しかも、前首相の突然の死や拘束された日本人など不吉なニュースが連日流れており、私のまわりの日本人は「やばいよ！」「写真を撮ったら捕まる！」などすごい心配してくれて、、まぁつまり反応はよくなかったです。
一方、周りの中国人たちは「武漢、いいね！楽しんできてね！」という感じ。私も中国は３回以上いってるので、大丈夫と思っていたけど、あまりにも心配されるので、渡航が近づくにつれて、うっすらと不安がつのった。いったい何が真実なのか。

にぎわう朝のKIXと、PVGの寂れ感

以前はよく朝便で関空からソウルを利用してました。その時と同じか、それ以上の人の多さでぎわう、朝のKIX。コロナ禍から完全に復活している様子。天気も快晴です。

一方、到着した上海PVGは驚くほど寂れている。空も曇天、分厚い雲に覆われている。大きいだけに、人の少なさが目立ち、お店も半分以上は閉店。誰もいない免税店でYSLの口紅を見ていたら「All Sold Out」と言われて驚いた。2017年に訪れた時はすごく賑わっていたのにな・・・

不動産バブル崩壊で経済が悪化していると聞いたけど、まさかこんなに変わっているとは。はやく査証を撤廃したらいいのになぁと思いつつ、5時間をまつ。ちなみに、ここで入国したのでけっこう時間がかかりました。
ターミナル１に移動すると、翡翠拉麵小籠包を発見！小籠包とぬるいチンタオビールで乾杯。やはり美味。ここの小籠包は食べるだけで幸せになれる！

搭乗前、分厚い雲が一瞬開き、そこから真っ赤な光が漏れる。街灯がともり、いざ武漢へ！

中国東方航空（MU）に搭乗した感想

MUに搭乗するのは13年ぶりくらいかな。サービスが以前よりだいぶ良くなってた気がします。預けたスーツケースも割れてなかった。（13年前は見事バキバキでした。）もしも、出てきたスーツケースが壊れていたらその場でbaggege Claimへ行ってください。事後では取り合ってくれません。広州のbaggege Claimで、上限4,000円程弁償してくれました。帰国後、海外旅行保険金も請求したので取り戻せました。
機内食をアップします！

遂にきたやってきた武漢！

暗闇に真っ赤な字で「武漢」。
武漢（ぶのおとこ）強そうな名前だけど、中国読みは「うーはん」と、響きがかわいい。

武漢天河国際空港へはお迎えがあり、スムーズに金銀湖近くのホテルへ。
長江と漢江が流れ、千湖といわれるほど湖が多い、人口1千万人以上の大都市。気温は京都とほぼ同じ、湿度はもっとある感じがした。
午後9時からはじまる歓迎会は、疲れ果てていたので男性陣に任せ、私は部屋で静かに過ごしました。

つづく

ちなみに、部屋が広すぎてびっくりでした！