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40代フリーランスママ:健康のありがたみを知る

18年間務めた正社員を辞め、フリーランス。キラキラ起業女子になれる気配もなく、最近は「まあ、これはこれでよいか」とのんびり過ごすことも増えてきました。
しかし、突然、家族全員の体調不良でいろいろと考えることがありました。

今回もよろしくお願いいたします!

一家全員で体調を崩す

上の子の看病

三連休、中学生の上の子が「調子が悪い」と言い出しました。「部活の疲れだよ」「毎日暑いからね」「今日は早く寝た方がいいよ」そんな声かけもしていましたが、あえなく、39度超えの熱を出しました。

次の日も熱が上がっていたので、学校はお休み。コロナ禍とは違い、オンラインで授業を聴講しても欠席扱いになるのですが、進度も確認したいだろうし、と生徒さんが先生と協力して(!)ZOOMで中継してくれました。

画面の向こうの中学生たちが子どもに向かって話しかけてくれたり、発表のときにパソコン画面を見やすいように動かしてくれたりするのを見て、ちょっと感激しました。

また、中学生の女子トーク(「これめっちゃかわいくなーい!?」)なんていうのも聞こえてきて、ほほえましく思ったのでした。

下の子の看病

上の子は学校を休み、午後には熱も下がりました。オンライン授業も順調で、ホッとしたのもつかの間、小学校から電話がかかってきました。
「6時間目の後、ぐったりしていて保健室で見たところ、38度を超えていました」「ちょっと歩けないぐらいなのでお迎えに来ていただけますか?」

よし、上の子も元気になったし、と留守番させ、保険証を持って「小学校に行く前に内科を予約しておこう!」と思って近くのかかりつけの内科に行きました。が、「発熱外来は予約が必要なのです。改めて病院から受診可能時間をお知らせしますね」と言われてしまいました。

不安な気持ちを抱えつつ、小学校に到着。保健室に行くと、担任の先生と保健の先生が待っていてくれました。スースー寝ている下の子。どうやって帰ろうか…と思っていたら、保健の先生が「わたしは定時まで保健室にいますので、もう少しゆっくり寝ていってもいいですよ」と言ってくださいました。

清潔な保健室。優しそうな先生。椅子に座って、保健の先生とお話ししているとわたしも気が落ち着いてきました。

ほどなくして、かかりつけの内科から電話がかかってきました。

  • 本日は診察できない

  • 発熱24時間後でないとコロナ・インフルエンザとも判定できない

  • 次の日なら診察予約できる。昼12時ごろで、検査後15分ほど外で待つことになる。車で来れるか

要件はそんなところでした。

我が家は夫が車通勤です。なぜなら、通勤地域がバスも電車も走っていない地域(本当に空白地域、駅から歩くと45分とか)だからです。タクシーが大嫌いの夫ですし、その駅にはタクシーはほとんどいません。電話の後、夫と「明日、車を貸してほしい」と交渉するのも面倒です。泣く泣く、病院には「診察はあきらめます」とお伝えしました。

その後子どもが起きたので、保健の先生と担任の先生にお礼を言い、帰ることにしました。子どもは歩くのも辛そうだったので、自転車の後ろ席に乗せ、押して歩くことにしました。

重い重い自転車。電動の重さも相まって、本当に重い。ハンドルもしっかり握らないとグラっと来そうです。この感覚で、ふっと、保育園からの「お熱」コールの日を思い出しました。上司と同僚に謝り、休みの申請を出し、電車に飛び乗って、シーツを抱えて帰ったあの日。雨でした。泣いている子どもを自転車に乗せ、診療終了ぎりぎりの小児科に急ぎ、パチンコ店の前で滑って大転び。喫煙所にいた複数のおじさま方に助けていただいたのでした。

今なら、Slackで「抜けます」一言で大丈夫でした。晴れていてうだるように暑い空。親子ともども、汗だらだらでしたが、晴れているだけ、ずいぶんマシじゃん。子どもも泣いてないし!と心を奮い立たせて、ハンドルを握って帰りました。

その後、下の子は2日間欠席でした。小学校もオンラインでつないで授業参加させてもらうことができました。中学生とは違い、いろいろとPCのセッティングも必要でしたが、学校の様子がよくわかってよかったです。「明日、体調がよくなったら、学校に来てね!」「待ってるよ!」と担任の先生とクラスメートの笑顔を見てホッとしました。

夫が倒れる

夫が熱を出しました。それまで「自分は元気だ」「自分はすぐよくなる」と強気の発言が続いていましたが、さすがに39度を超したころから、おとなしく寝るようになりました。

子どもよりもたくさんの水分が必要な大人。ストックしておいたOS-1はあっという間になくなり、毎日薬局に買いに行きました。幸い、夫の食欲はあったので、料理を作っておくようにしました。

自分が倒れる

そして、いつでも健康体の自分が、まさか、倒れました。仕事のメールを打っているときに寒気が来ました。すぐに解熱剤を飲みましたが、めまいがしてきて、アウト。あっという間に39度を超してしまい、節々が痛くて寝てられない。亀のように丸まって寝たり、関節を温めたり、いろいろと工夫しつつ、もがきつつ、夜を過ごしました。

次の日も辛く、熱が38度のままでした。Slackで業務委託のメンバーに「熱が高いのでミーティング休みます」「今日は稼働できません」と連絡しました。「お大事に」「お子さんの風邪がうつったということはよくあるので、気にしすぎないでください」とメッセージが届きました。

とはいえ、Slackの未読通知はどんどん届きます。どんどん仕事が溜まっていきます。メールも送らないといけません。日英翻訳も確認しなければ…しかし、体が動きません。スマホもPCもシャットダウンして寝ました。

発熱が少し収まった夜、たまった未読Slackに、スタンプを押して返信しました。その夜、また熱がぶり返しました。
次の日、子どもたちが学校に行ってくれたのがなんとか救いで、日中はぐっすり寝ることにし、子どもたちが帰宅してからはなんとか家事や仕事を片付けました。

痛感したこと

年次休暇がない

正社員やパート・アルバイトなら、一定条件のもとに、年次休暇が付与されます。お休みしてもお給料は支払われるわけです。

しかし、業務委託は「契約した仕事」を「契約した期間」に仕上げればOKなので、年次休暇という概念はありません。ノーワークノーペイの原則のみです。

じゃあ、その分気軽に休めるか、というと、自分の場合はそういうわけでもありませんでした。組織の歯車として労働力を提供しているわけですから、前工程や後工程の方にはお休みの連絡が必要ですし、仕事の要請はお休み中でもありがたく(容赦なく)飛んできます。

正社員のときは年次休暇を子どもの病気で毎年使い切っていました。こどもの看病でお休み中は上司や先輩、ときには後輩にほぼ丸投げ。内心どう思われていたかは分かりませんが、「仕方ないよね」と言ってもらえ、休み明けも仕事の場もありましたし、時には「待ってたんだよー」とまで言ってもらえました。しかし、それがどんなにありがたかったのか身に染みたのでした。

ダイエットもいいけれど、健康第一

体調を崩すちょっと前でしたが、フルリモートになってから、加齢の時期も重なったのか、テプテプとしたお肉や体重の微増傾向が続いていました。ウェブカメラで映った自分の顔は、半年前より丸く、パンパンでした。さらに、10月には健康診断も控えていたので、よけいに体型や体重が気になってきたのです。

この猛暑の中でも、できるだけ歩くようにしていましたし、ヨガや筋トレも続けていましたが、やはりこの暑さで冷房の効いた室内にいることが多くなり、運動量が減ったのに、食べる量がそのままだったからです。

自分は食べるのが大好きです。料理も大好き。お菓子作りも大好き。食べ物がなかったらチャチャっと作っちゃいます。義母は「えいこりあんちゃん、いつも頑張ってるね!」と言って、山盛りの菓子パンを送ってくれました。寝込む前日には、はちみつと大きなどら焼きが届いていました。

家族は、というと、「お母さんはそのままでいい!というかもっとテプっとしたって全然問題ない!」という意見なのです。そしてみんな食べても太らない体質。

しかし、今回の発熱で、一気に体重が減りました。ああ、太っておいてよかった…と思いました。なぜなら、そんなに顔がやつれていないのです(笑)

フリーランスは健康第一。涼しくなってきたので、そろそろ散歩でも進めようかな、と思います!

オンラインならいつでも働ける

ワーカーホリックなことを書いてしまいますが、発熱が落ち着いたときに、ついSlackを見て、仕事ができました。さすがに頭がフル回転とはいかず、翻訳はできませんでしたが、コピー&ペースト程度なら問題なくできました。何とか食らいついていかないと、その後の仕事が恐ろしいことになるからです。

そして、微熱ぐらいまで下がったときに、オンライン中国語音読会も行うことができました。音読会はわたしの生きがいのようなもの。会が終わった後、熱はすっかり下がっていました。きっと、きっと生徒さんとの会話や、中国語の音読が、わたしにパワーをくれたんですね!いっしょに音読してくれた生徒さんには感謝しています。

まとめ

今回は体調関連の話が多かったですが、いかがだったでしょうか?

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