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40代ワーママ正社員退職㉙最終話_開業

じぶん探しのため、ワーママ正社員退職。2か月の充電期間を経て、「総合事務員」として開業しました。このシリーズでの最終回、どうぞ最後までよろしくお願いいたします。

なお、読者のみなさまのおかげで、前回の記事が、#退職エントリで1週間で最も読まれた記事に選ばれました。ありがとうございます!


いつもありがとうございます!

しごと関係

業務委託のフルリモート職

前回、業務委託で採用が決まったお話をしました。最終面接で「いつから働けますか?」と聞かれたので、「今は働いていないので、いつからでも大丈夫です」と答えました。

すると、なんと採用決定3日後からOJT開始となりました。それもそのはず、人手が足りないから採用されたわけです(笑)

社内用語もソフトも全然わからない。でも、飛び込んでいくしかありません。とにかく前向きに、笑顔だけ絶やさないように、スタートしました。

業務委託、フルリモート、フルフレックス、というと聞こえがいいかもしれませんが、要するに、「働けるときに働く」ということ。スケジュールが空いているとガンガン打ち合わせが入ってきます。チャットもひっきりなしに更新されて、目が回りそう。

やるべきことは山ほどあり、どれから手を付けていいか、それとも新人なので手を付けない方が良いのか、迷ってしまいます。

社長さんの「やらないより、やってからの失敗は大歓迎」という言葉を思い出し、とにかく自分ができることを見つけ、仕事をしているところです。

今日は、ロサンゼルスにおられる方がOJTしてくださいました。「わたしも最初は混乱していましたが、すぐ慣れますよ。なんでも聞いてください」と眠い目をこすりながら丁寧に教えてくれました。「8月には帰国するので、もうすぐ時差も気にしなくなりますよ」と笑顔でした。
ありがたいです。

社長さんからは、働きっぷりによっては、時給単価アップの可能性もあると聞いています。とにもかくにも、自分の得意を前面に押し出し、前を向いて進みます。

オール中国語レッスンの結末

「英語が母国語だけど、すべて中国語でレッスンしてもらいたい」「検定対策もしたいので詳細を教えてもらいたい」とレッスンリクエストがあったお話をしました。

実際、レッスンをお受けになったのは小学生のお子さまで、お申込みいただいたのはお母さまでした。

シンガポールで長くお過ごしになり、中国語と英語を習い、今は英語優位になったとのこと。今は日本に住んでいるので日本語も使えるけれど、中国語を忘れたくないということでレッスン受講を決められたそうです。

いっしょに「片思いと失恋」に関する中国語の文章を音読しました。やはり小さなころから発音を習っているだけに、発音はとてもきれい。でもつっかえてしまうところもありました。そこで、中国語、日本語や英語を使って説明しました。言語が変わるときは、「今から英語を使いますよ」「日本語で説明しますよ」と中国語で声をかけてから、説明しました。

最後、お母さまと日本語でHSKと中国語検定の違いをお話しして終わりました。

レッスン終了後にメッセージがありました。

実は、以前に中国語ネイティブの先生とレッスンをしたら、方言がきつくて聞き取れなくて、お子さまが中国語レッスンが嫌になってしまい、しばらく中国語とは距離を置いていたそうです。今は中学受験を目指して勉強中なため、資格試験も目指したいとのことでした。納得です。

自分の子どもも小学生。思わず応援したくなりました。学校のお勉強もあるなか、中国語を忘れないようにレッスンをうけてくださったことに感謝します!

ハローワークの失業認定

業務委託は失業給付対象か?

業務委託で働くことになり、まとまった収入の見込みが経ちました。気になるのが失業給付金。ネットで検索すると、業務委託でも収入が不安定だったと説明したら失業給付金をもらい続けられた、だの、いや、もらえない、だのさまざまな情報がありました。

ハローワークに電話して、実際のところを聞きました。電話での回答は、ルール通りでした。
「失業給付金は停止になりますが、開業届や業務委託契約書をお持ちになれば、再就職手当の給付対象になるかもしれません。準備は可能でしょうか?」

もう開業すると決めたのだから、失業給付金は潔くあきらめよう、と思いました。契約書は手元に届いていましたので、開業届をパソコンで準備し、プリントアウトしました。

税務署に開業届を出す

次の日、開業届と青色申告承認申請書を税務署に出しに行きました。書類を出して、マイナンバーカードで本人確認して、印鑑の押された控えをもらっておしまい。5分もかからりませんでした(笑)。
駐輪場のおじさんに「え、早いねえ~。もう(用事)終わったの?」と言われ、笑顔で去りました。

ハローワークでの失業認定

失業認定日に、ハローワークに失業認定申告書を出しました。ハローワークに事前に電話で聞いたとおり、業務委託のことを正直に書きました。

すると窓口に呼ばれ、給付金が停止になるという説明を受けました。開業届、業務委託契約書を見せ、「再就職手当」のことを聞いたら、「業務委託契約書に1か月更新とありますが、1年以上契約継続の見込みはありますか?」「業務委託先に電話で確認します」「業務委託先の連絡先の電話番号と担当者をここに書いてください」と言われました。

その後、業務委託元の総務担当者に相談しました。「ハローワークから問い合わせがあるのは初めてのケースですが、1年以上契約継続の見込みありと返答するので安心してください」と回答がありました。

泣けました…!!!

再就職手当がもらえると、気持ちが楽です!!!わたしがもらった失業給付金は、たったの2日分でした(笑)

その後、ハローワークから電話で、開業届を出したのちも事業を続けているかどうか確認がありました。その日も業務委託の仕事を請け負っていたため、そのお話をし、無事認定。
再就職手当がもらえることになりました!!!

元職場の上司に連絡

第1話~ずっと登場してきた上司。ふと気になって、「働き始めました」と連絡しました。

すると、夜遅くに返信がありました。

バイタリティがあり多彩なえいこりあんさんのことだから、すぐに働き始めると思っていましたが、そのとおりになりました・・・

元上司からのメール一部

爆笑してしまいました。上司も、わかっていたんですね(笑)

同じ埼玉県にゆかりがあるものとして、お城&名所旧跡情報を交換し、メールのやりとりは終了しました。

円満退職させていただいたのも、上司のおかげ。感謝を感じました!

ダイエット

ゴールデンウィーク明け、体型が気になりはじめ、プチダイエットのようなことを報告したと思います。

思い切って昼ごはんを軽くすることにしました。

https://note.com/nayamibucho/n/n17a04af0cfb

昼食を軽くしたところ、お菓子、特にチョコレートの過食が始まってしまい、結局、ストップ。昼ごはんをキチンと食べるようにしたら、過食は収まりました(笑)

過去に、ダイエットシリーズの記事を書いたことがあります。でも、やっぱりわたしは弱い人間。つまらない見栄で過食がスタートしてしまったのです。

今回は、過食の原因もわかり、自分で過食を止められるようになりました。今は快適です。もし、よかったら下記のシリーズ記事もご覧ください。

気になる体重は…働いていたころと同じです(笑)何もしなくてよかったんですね。

まとめ

人生が明るい方向に動き始めました。毎日忙しく、充実した気持ちで過ごせています。

中国語一本で起業はできなかった。でも、「総合事務員」として、旅行手配、翻訳チェック、そして英語と中国語を使いながら仕事ができています。

業務委託の仲間たちとも「いっしょに資料整理しましょう!」と声をかけてもらえています。

収入激減でも、会社を辞めたことはまったく後悔していません。よかったです。

冗長な文が多い中、29話まで付いてきてくださったみなさん、ほんとうにありがとうございました。これからは、別シリーズとして日常をつづっていきます。

わたしの経験が、どなたかの心を軽くしたり、お悩みの解決の一端になるように願いながら、これからも書き続けます。

これからも、どうぞよろしくお願いいたします。

記事の感想などございましたら、公式LINEからもどうぞ。

この後の続編もよかったらどうぞ!


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