崖から飛び降りた話


私は、思えば幼少の頃からキチガイだった。
ある日「どれくらいの高さからなら飛び降りても大丈夫か」が気になって崖から飛び降りる事にした。1~2mは余裕に見えたし、実際飛び降りても余裕で着地できる。それが3mにもなると、流石にやめておこうかなと思う高さになってくる。でも爪先から崖を覗き込んだ時、優秀なナユミの頭脳は「たとえ、最悪着地に失敗しても死ぬような高さではない。」と判断し、囁いていた。何て優秀なんだ!そう、最悪でも怪我だ。

そもそも「どれくらいの高さからなら飛び降りても大丈夫か」は「大丈夫じゃない」ところまで飛び降りないと推し測ることはできない。ならば飛び降りるしか無いではないか。もう選択肢は飛び降りる他には無い。私は思いきって飛び降りる事にした!

人間というのは着地するとき、膝を軽く曲げて、クッションを利用して着地する。でも高さがありすぎると膝のクッション領域を越えてしまうんだということを知った。膝は「く」の字からしゃがんでる状態までいっても、まだ勢いは相殺できなかった。私は、たぶん自分の膝で顔面を強打して(記憶がない)一瞬意識が飛んだ。気が付いた私は「ボクシング等で殴られて失神するのはホンマやねんな」と思った。

結果:みんなも飛び降りるなら3メートルを目安にした方がいいよ👌

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