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トラウマ

ダンスレッスン中によくある
“子ども同士のトラブル”についてお話したいと思います

イメージしやすいシチュエーションで綴ります

幼児のレッスン中によくあるのですが
Aくん、Bくんとのやりとり
わたしが目を離してる時に“なにか”が起こり、目を向けた時にはBくんが泣いていました

さぁ、この場面をどう解決にもっていくか?

まずは事情を聞かねばと思い、Bくんにどうして泣いてるのかを問います

『Aくんが僕を叩いてきた』とBくんは言いました

よくある場面ですよね
そこでAくんに“手を出してはいけない”と
言うことは簡単ですが、それと同時に必ずしなければならないこと

“なぜ手を出した”のかをAくんに聞く

Aくんにはきちんと理由があったんですね
Aくんが先にいたのにBくんが順番を守れず横入りをしたと

そこを聞き出さずにAくんだけを叱ってしまうのは非常にナンセンス

なおかつ、理由を聞いてもらえずに叱られた場合の人間ってトラウマになるんです
経験ありませんか?

叩かれた理由をBくんにしっかり伝えるまでが大事

こういったトラブルや、物事がうまくいかない時の魔法の法則があります

“なぜ?なぜ?なぜ?の法則”

読んでの通り、なぜ?を3回問うのです
この法則に今回のパターンを当てはめてみます

①なぜBくん泣いてる?
 →Aくんが叩いてきたから
②なぜAくんは叩いた?
 →Bくんが横入りしたから
③なぜBくんは横入りした?
 →理由なしに順番守れなかった

3回なぜ?を問うと問題の本質にたどり着きます。今回はBくんが順番を守ることができなかったという問題の本質でしたね

問題の本質を見つけられずに、子どもを叱ることは決してやってはいけないこととレッスン中気をつけています

子育てする大人は子どもが話せるようになったタイミングでこの作業を放棄してしまいがち…
なにかあれば言ってくるだろうと

でも言えない子も多い
というか
大人って自分の気持ち聞いてくれない…
なんて思わせてしまっているかも

それでも子どもが赤ちゃんの頃は泣いたら、あれやこれや試して涙を流す理由を探しましたよね。話すことができなくても

大きくなって会話ができるようになっても、心の内を聞いてくれる大人と思ってもらえる信頼関係を築いていきたいものです

今日はこのへんで❄️⛄️

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