見出し画像

向いている仕事?何それ?

人には向き不向きがあるようです。
学生時代には文系や理系に分けられるように、
社会人になるとより多様性のある業務種別に向き不向きが出てきます。

私は圧倒的に出来ない事を埋めるより、
得意な事を伸ばす方が重要と考えるタイプですが、
それでも最低限学ぶべきことはあり、身につけてきた事も多々あります。

結局の所、私は「向いている仕事」なんてものは
元来、存在せず、自分の好奇心の方向性に合わせて、
できることを増やしているだけに過ぎないと考えています。

「自分は〜という仕事が向いている」
「自分は〜が得意なので優先的に取り組みたい」
そう考える人も多いとは思いますが、実社会ではそううまくいきません。

なぜなら、あなたが得意だと思っている事が能力不足の場合もありますし、
優先的に取り組みたいことがみんな似ていて、自分に回ってこない場合も
あります。結局は、理想と現実のギャップがそこで起こっていると言えます。

だからこそ大事なのは決めつけをせずに、まず目の前の事に
果敢にタックルする事が何より大事だと考えています。

目の前のチャンスというのは明らかな需要が存在し、
「あなたならできる!」と思われているから仕事が振られています。
つまり、需要と供給のバランスが取れている状態とも取る事ができます。

これは企業の中のビジネスマンだけに言えることではなく、
独立した世界でも自分自身が供給する労働力というのは、必ずしも
マーケットフィットしているとは言えず、「なぜこんな仕事が私に?!」
といった事も起こると思っています。

その時に、仮に自分の能力が足りていない場合でも、
納期までに身につけてアウトプットに繋げてしまったらいいので、
果敢に知らないことにチャレンジをするのは、自らの可能性を広げる事にも
繋がるので、ある意味チャンスと言えます。

よく私の記事に出てきますが、チャンスの神様は前髪しかありません。
イメージしてみると、そんな神様は相当キモいビジュアルをしています。

振り返っても手に入らないものであれば、
目の前にある時に必死に掴み取らなければいけません。

「自分は不遇だ」と捉える方も世の中には多いかもしれませんが、
本当に不遇と捉えるだけの努力をしているのでしょうか。
ボールを掴み取ろうとする時に絶対に離さない堅い決意を持って
取り組んでいるのでしょうか。

そこにイエスと堂々と答えられるなら、華開くまで努力を続ける必要が
ありますし、仮にノーなら、今から掴みに行けばいいだけだと考えます。

だからこそ、「向いている仕事」という自分の枠を取り払って、
愚直に目の前のオプションを掴みに行くことが大事なのではないでしょうか。

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?