場のデザイン

今日、初めて自分でオンライン朝活を開いてみました。
結果的に、6名(自分含む)の方に参加頂き、有意義な場になりました。

zoomを利用して日々のメモ、気付きなどをワークショップ的に書き出して、
プレゼンテーションでアウトプットするというシンプルな内容ですが、
お陰様で楽しい場になりまして、参加頂いた方に感謝しかないです。

そこで気づいた事、考えた事をシェアしたいと思います。

・場のデザイン
マーケティングには4Pという用語があり、
その中で、Place(場)という考えがあります。

今回はクローズなコミュニティの中で、開催させて頂いたのですが、
自主的ではありますが、参加頂いた方の時間をお借りしているので、
有意義な場にすべきという考えがあります。

では、「何を価値として提供できるか?」というと、
私は「朝一の時間から頭を働かす」という体験を提供しています。

勿論、ワークショップ形式になるので、内容自体は各々が考えていて、
「場」を提供しているだけと言われればその通りなのですが、
自分がファシリテーターとして参加をして、
「場」をコーディネートすると、見えることもたくさん出てきます。

参加者の真剣な顔、メモを取る姿勢、考えた末のコメント、
全てに朝一に参加頂ける意識の高いメンバーだからこその真剣さがあり、
熱量として、本気で目の前の人に役に立とうという姿勢が見えて、
私は自分が開いておきながら、感動を覚えていました。

この「人の時間」という「場」の一等地をどれだけ質の高い内容にできるのか、
また、楽しんでいない人を生まずに置いてきぼりにしないかは、
自分の中のこれからの課題になるのかなと改めて感じました。

また、「場のデザイン」には、人の属性に大きく依存すると考えており、
違う背景の方がどれだけ様々な切り口で切り込むかで、
気付きや発見が大きくなり、より面白さや価値が増大すると考えています。

その背景には、人は既存の情報より、新規の気付きに過敏に反応する
という性質があり、マンネリを嫌う節がある為です。
その為、毎回テーマも変わる必要があるし、
メンバーの入れ替わりがあって然るべきだと、私は考えています。

その他に、単純に「この場は何でも話して大丈夫!」という
心理的安全性が面白さの切り口をより鋭くすると考えていて、
統制された状況下では、生まれない楽しさがそこにあると感じました。

最後に、今はプラットフォームとしてのFacebookや
道具としてのzoomが存在するのですが、
「場」の一等地はすぐに変化していくと考えており、
以前のmixiのように廃れていくのも自然な事なのかなと感じました。

だからこそ、常にアンテナを張り、価値を提供できる「場」を模索する
この事自体に価値があるのかなと考えさせられました。

今回は、参加しているオンラインサロン上でのイベントとして、
開きましたが、今後このような素敵な場がより広がっていけばいいな
と考えさせられた、日曜の朝でした。

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