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noteを通じた思考の外部化

noteの週次掲載が3年間続きました。
最初に文章を書き始めたタイミングから考えると、えらい長く続いたなぁという印象です。
この3年間で、私もライフスタイルが変化して、子どもが生まれたり転職したりと忙しい毎日を過ごしていますが、週次で掲載するというルールは守りながら、執筆を続けられたことは自分自身の良い習慣と自信の構成に繋がっていると捉えております。

今回はnoteを書くことで得られる最大のメリットである「思考の外部化」について記載します。
日々、私たちは頭で抱えきれない程の膨大な情報の処理・記録・実行を行なっていますが、自分の脳内のメモリは限りがあります。同じように、脳が記憶できる容量に関しても、一説によると「17.5TB」と言われておりまして、勉強をしていても、覚えた事を忘れたり、これ以上覚えられないという経験をしたことも各個人であるかと思います。

そこで私が行っていることは「思考の外部化」です。
これは何かと言うと、考えた事を定期的にアウトプットして、ある種のフォーマットにすることで、考えた事を一時的に脳内から外に出すという行為を示します。
つまり、私は週の中で一番考えている事を定期的に排出する行為を行っています。

これの何が良いかと言うと、一度考えた事をある種の結論まで持っていくことで、フォーマット化できます。そして、その考えたことはもう一度考えるまで、一旦月というフォルダとタグという栞のような検索ワードを用意して自動保存されます。
検索を掛けようと思ったら、検索を掛けて自分の記事を参照することもできますし、一回フォーマット化しているので、対話をする中でも一度まとめた考えを想起するだけで、引き出しをしやすくなります。

また、副次的な効果として「一旦、考え尽くした事を考えずに済む」という効果があります。前述で記載した通り、脳には限界に近い絶対的な記憶容量が存在しています。
私は自分自身、記憶を沢山できるタイプではないと考えているので、この思考を傍に置く行為に重要性を感じていて、この「思考の外部化」を定期的に実行することで、脳のHDDに占める割合を少なくして、メモリの定期的な解放を行っています。

この行為自体は別に紙に書いたり、録音したり、PCに記録したり、特にnoteでする必要は無いのですが、noteのシンプルで洗練されたUI・UXを体感すると、継続可能な敷居が下がるので、個人的にはおすすめだと考えています。

例えば、毎週数センテンスを織り交ぜた1,000文字程度の記事を書いているのですが、1年52週と仮に換算すると、1年間で52,000文字の記載。3年間継続すると、156,000文字の文章になります。
これはどの程度の文章量になるかと言うと、文庫本の文字数が1冊あたり10-12万文字と言われております。つまり、文庫本1冊以上の情報を記述して、考える為の思考容量を私の場合は外部化できていると捉えています。
ここには重複する内容や同じテーマの違う切り口こそ存在するとは言え、文章化されたフォーマットだけでなく、そこで考えた思考の筋道自体もある程度パッケージできる事を考えると、相当なメモリの解放に繋がっているのかなと私は考えています。

この「外部化できる事は外部化する」という習慣を積むことによって、読んでいるみなさんにベネフィットがあるといいなと考えたり、1記事につき100以上の方に見て頂けることによるモチベーションの源泉となり得たり、継続することによる自分自身の価値付けにも繋がったりとメリットは豊富にあると考えています。

日常、思考でモヤモヤが生まれたりする事は多くあると思いますが、一回自分の中で整理して、吐き出して書いてみることによって、スッキリする経験が生まれる可能性があるので、書くことに悩んでいる方については是非ともnote記述の最初の一歩を踏み出す事をオススメします。

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