スゴイ！（笑）

出前館も！

ピザーラも！

寿司はさすがに崩れちゃうかなぁ…。

📰プレスリリース

📰OniGO、博報堂との資本業務提携

「新たなマーケティング事業Q-MEDIAの開発に共同で取り組む。」ということで、詳細は以下の通り。

上記を見ると、自社のデータを生かしたコンサル事業のみならず、プラットフォームとしても機能していきそうなイメージですがどうでしょう。

🗾国内のニュース

🗾最短15分で届ける即配サービス「Yahoo!マート」が来店型店舗を開設 ー 都内に3店舗

はい、もはや通常のコンビニですね。

ダークストアあるあるですが、コスト効率を考えて非来店型にしたものの、思った以上に集客できなかった場合は、さらなる集客を行いたいと考えた場合、「だったら人を入れればいじゃないか」という考えの元来店型にアップデートする例が多くあり、その最たるものが中国の「盒馬鮮生」です。

ただ、来店型となるとそのための接客・会計要員が必要だったり、ある程度のサービス力も必要だったり、さらにデリバリーのためのピックアップに特化した店舗作りができなかったりと、それはそれでコスト増にもつながり、結局のところどっちつかずの店舗になってしまう、というのが負の未来です。
（ちなみに「盒馬鮮生」の場合は、彼ら的には倉庫であると言っているようにダークストアと呼ぶには大きすぎるくらいの面積と顧客よりも多いのではないかというくらいのスタッフ、ベルトコンベア式の物流等、倉庫と来店型の良いとこどりをうまくしています。）

ちなみにこちらは国内のコンビニ宅配可能店舗が増えている、という記事です。

来店型に特化しているコンビニこそ、デリバリーを追加するメリットは多く、デメリットはダークストアほどありません。

あとは、ローソンのようにプラットフォームを活用するのか、セブンイレブンのように自前でいくのかは、戦略の分かれ目ですね。

（自宅療養中はYahoo!マートやコンビニデリバリーに大変お世話になりました！感謝！）

🗾カインズが実証実験。AIとカメラセンサーによる“レジなし”店舗

「利用できるのはカインズの従業員だけ。」ということでなんとも残念ではありますが、ついにカインズまで進出してきました。

「レジ無し」をメインとするのか、「（レジ無し）小型店舗」をメインとするのかによって戦略が分かれますが、後者はそもそもカインズの強みである品揃えを犠牲にするので、ちょっと取りづらい戦略だと思います。

リリースを見ると、この技術開発は米国AiFi社によるものだそうで、公式の動画を見るに、ザ・アマゾンゴーですね。

🗾ファーストキッチン、トレーラー型店舗オープン。出店コスト3分の1

「コンテナ内にはキッチンや客席を備え、ドライブスルーにも対応する。」ということで、もはや通常の店舗と同じですね。

それでいて出店コストは「最大で従来の3分の1程度まで抑えられる」とのことで、維持コストがどうなのかはわかりませんが、どちらかというと常設店舗よりも、期間限定店舗のイメージなのかもしれません。

🌎海外のニュース

🌎テンセント、美団株240億ドルの売却を計画

「規制当局の懸念に配慮」した結果での対応のようですが、結構衝撃的なニュースです。

テンセントはオンラインを主軸として事業を展開しており、フードデリバリーのようなオフライン接点があるサービスは、プラットフォームを提供する企業にとっては価値のある事業なので、苦渋の選択といったイメージでしょうか。

🌎シンガポールの宅配便のライバルがギグワーカー法の制定に向けて同盟を結成

「ギグエコノミーに変革をもたらす可能性のある法律を検討する地元政府への影響力を強化するため、デジタルプラットフォーム産業協会を設立。」ということで、各国でギグエコノミーに対して政府が法整備等で介入をしてきており、それに対する対抗策として三社が手を結んだ形です。

企業の成長と働き手の権利のバランスは非常に難しい問題ですが、同市場がよりポジティブな成長をしていくためには必要な手段かもしれませんね。

🌎欧米の「超スピード配達」ビジネスは、あまりにスピーディーな凋落を迎えつつある

いわゆる資金調達に頼ったスタートアップ的な垂直立ち上げがそぐわない市場・領域もある、ということだと思います。

特に"買い物"という古くからある習慣を変えるには相当な時間が必要ですし、そもそも事業特性上キャズムを越えて多くのマジョリティ層を取り込む必要があるので、そういった意味でも瞬間的な販促量ではなく、時間をかけたマインドシェアの獲得が必要だと思います。

こちらは同市場における中国での事例です。

特に中国ではコロナによる外出禁止においては、各サービスが大きく効果を発揮している部分もありますが、従業員さえも出社できないという状況にもなっているため、この状況がどうサービスに影響を与えるのか、ここ1～2年で勢力図も大きく変わっていきそうです。

🌎スターバックスは、もはや｢サードプレイス｣にこだわっていない…成功の理由は変わり身の早さにある

「この変化はスターバックスがトレンドの変化にうまく適応していることを示している。」ということで、"サードプレイスを捨ててから他へ"というわけではなく、"イートインであればサードプレイス"を、"デリバリーであればファーストプレイスを"、"テイクアウトであればセカンドプレイスを"といった形で、サードプレイスからさらに横展開しているイメージでしょうか。

もちろん、最初から全方位的に狙うことはできず、サードプレイスに注力したからこそブランドが確立し、その結果横展開も可能になった（サードプレイスの価値観を他に転用できた）といったこところですね。

以上。

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