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【オープンハウス】住宅を購入したが、契約内容に不安を持ち、特約を利用し白紙解約に至った経緯


 ※免責事項

※この記事は悪戯に契約の解約を推進し、オープンハウスに損失を与えることが目的ではありません。オープンハウスも仲介業務にコストをかけていることに留意してください。しかし、「不用意に契約をしてしまった」「契約したものの、内容に不安がある」と感じていて、少しでも解約について検討されている方は、ぜひ購読し、自身の行動・判断の参考にしてください。
※この記事には考察や推測、憶測が含まれています。また、【体験談】の部分に関しては、筆者の当時の感情(これは詐欺だ!等)を示す描写が含まれていますが、事実を裏付けるものではないことに留意してください。
※これらを参考に行動した購読者様がいかなる損害を被ろうと、筆者は当該損害に関して一切責任を負いません。

 ※注意書き

※当記事はローン特約やクーリング・オフ制度を利用した解約方法ではなく、あくまで【期限付き特約】を行使し白紙解約に至った経緯についての記事になります。【期限付き特約】は"特定の場合において、売主判断のもと
「契約後3日以内の白紙解約」を付与する場合がある"との記載がありますので、まず重要事項説明書に目を通し、【期限付き特約】が付与されているかの確認をしてください。
※必要書類を作成しオープンハウスに送付するまでには1時間程度要すこともあります。現在解約するかしないかの瀬戸際にいらっしゃる読者様は、協力できる家族や親戚、友人がいる場合はただちに連絡して、可能な範囲で作業を分担することを強く勧めます。(筆者らには乳児がいたため情報収集に時間をさけず、家族らの協力がなければ期限に間に合わなかったかもしれません。)

 自己紹介

 30代夫婦で1歳に満たない赤ちゃんと都心近くに3人で暮らしています。赤ちゃんを広いリビングで遊ばせてあげたくて、とりあえず物件やローンなどについて調べ始めたばかりの、当時は不動産知識の浅い全くの素人でした。

 有料記事の概要

 この記事は昨今話題のオープンハウスで十分に検討せずに(自分ではしたつもりで)住宅を購入してしまったが、期限付きの特約(契約締結後3日以内)を利用することで、契約内容の白紙解約に成功した事例紹介になります。
筆者同様に不動産知識のないままに契約を進めてしまい、解約のために行動したいが、「手付金が戻ってくるのか不安…」「仲介手数料を払う必要があるのだろうか…」と不安になられている方への助けになればと思い、記事を作成しました。
 以下に有料記事の各項目の構成について説明します。

■期限付き特約を行使した、契約の白紙解約方法・手順について(4079文字)


 ⓵白紙解約をするための手続き方法
  
実際に期限付き特約を行使して解約するための条件について、どこを確認すれば良いのか、またどのような条件であれば解約が可能なのかを説明しています。
 ②解約通知書の書き方
 
解約通知書にはオープンハウスが定めた既定の書式がなく、ネットで検索してもあまり例がありません。有料記事では、実際に知人の不動産会社社長に監修してもらい作成した解約通知書のサンプルや、作成する上での必須事項・注意点を記載しています。
 ③解約通知書の送り方
 
期限付き特約は定められた短い期限内(契約後3日間)での確実な申し込みが必要です。解約通知書を送付する際には、「〇年〇月〇日に確実に解約通知書を送った」と証明できる送付方法を推奨します。有料記事では、筆者が推奨したい郵送方法と、その手順について画像付きで説明しています。

上記⓵~③の記事が、オープンハウスの期限付き特約を利用し、白紙解約をするために必要な手順の説明であり、当記事の主要な部分となっています。

※期限付き特約の行使に間に合わないと、支払い義務が発生する可能性があります!具体例としては、
 ・手付金放棄と仲介手数料の半額の支払い義務が発生する可能性
  (100万円~の損失)
 ・違約金(物件価格の10~20%)の支払い義務が発生する可能性
 ・欠陥の可能性がある、もしくは将来資産運用できない可能性のある住宅    に、生涯かけて数千万のローンを払い続けることになる
 間に合えば…
 ・印紙代1万円~と書類の郵送料で済む(勉強代です)

 以上が損益分岐点になると思います。

※オープンハウスが定めている【契約の解除に関する事項】の内容は、時折更新されているようです。当記事では2023年6月9日時点での内容について解説しています。

■不透明な事務手数料?宅地建物取引業法違反に抵触するローン事務代行手数料(766文字)

・昨今オープンハウスによるローン事務代行手数料の請求について話題が上がっていますよね。今回の白紙解約に至ったのち、改めて契約内容に深く目を通すと、筆者にも請求されていた可能性があることに気付きました。この記事では、そのような結論に至った理由と、請求に気付き余分な支払いを回避するために、チェックしておくべきだと感じた事項を、外部リンクから引用しつつ説明しています。

■体験談(16934文字)


・体験談では推測や考察交えてやや冗長気味に執筆しています。あくまで主要記事である【期限付き特約を行使した、白紙解約方法・手順について】のおまけだと捉えてください。
実際に筆者とオープンハウス社員が交わした会話の内容を書き起こし、契約に至るまでの経緯や流れ、心理・精神状態などを記事にしています。営業マンによる言葉巧みなセールス、ゆさぶり、やり口についても実際の言葉で紹介しています。

■備考

・今回の経験を元に勉強した内容を引用含めて備考にまとめています。

※もし、この記事が信用に足るか心配ということであれば、時間が無ければ弁護士のサイトを、時間に余裕があれば消費者センターや役所などで法律無料相談を利用するべきです。これを読んでいる方は時間に余裕がないはずですが、どちらを利用するかは自己判断となります。

 期限付き特約を行使した結果

手付金の返還、仲介手数料不請求と、表題の通りの白紙解約に至りました!
印紙代3万円と内容証明郵便料などの約1500円と、精神的疲弊が勉強代となっています。

 筆者が得た教訓

筆者が身をもって痛感した、住宅を購入する上で後悔しないための教訓は…

1、両親に相談する

 おそらく家を購入した経験があるかと思います。
 そして誰よりも味方でいてくれる、人生の先輩です。

2、安易な気持ちで不動産紹介サイトで資料請求をしない

 そういったサイトでの資料請求は物件案内などが送付されるのではなく、営業電話の始まりとなる可能性があります。店舗で詳しく説明しますと店舗への来店を誘導されますが、きちんと不動産屋の情報や住宅ローンなどの知識を身に付けてから行くのが望ましいでしょう。
※店舗での契約はクーリング・オフ制度の対象とならないことも留意してください。

3、契約を焦らない

 筆者らの場合、とにかく契約を急がされました。「我々も売り上げ第一なので、一番いい物件(売れる物件)からご紹介している」「他にも問い合わせている人がいる」など、当日の決断を迫るようなセールストークが特に多かった印象です。契約に至る前に一度冷静になり、ひとかけらでも不安が残っているのなら、「売れてしまえばそれまでの縁だった」と考え、その場での契約はハッキリと断るべきです。
※もし帰りたいということを伝えても、帰さない場合は退去妨害に当たります。そのような状態で契約を締結した場合に、裁判で白紙解約へ至った事例もあるそうです。

4、知識を備え、時間をかけて納得したうえで購入する

 営業マンは仲介が仕事です。顧客の将来について一切関知しませんが、ニーズに対して、熱意をもって全力で説明してくれます。筆者は今回の苦い経験から、オープンハウスで自宅を購入することはもう懲り懲りですが、今回の担当者の営業としての知識や相談力は非常に長けていると認めざるを得ませんでした。一つ一つ丁寧に筆者らの不安を払拭し、購入を考える動機の確認をして、我々の頭を整理し、「これなら購入してもなんとかやっていけるかも…?」と思わせてくれます。そのため生半可な知識と覚悟では、簡単に説得され契約を結んでしまうでしょう。
※契約の翌々日に冷静になり、改めて契約内容を確認すると、かなり無理のあるローン返済計画であったこと、将来の資産価値がない可能性がある物件であることに気付きました。
※余談ですが、解約についての手続き方法を担当営業マンに尋ねると「実例がないので上に確認が必要」とごまかされてしまいました。

 1~4について、全て当たり前のことですが、突如として夢のマイホームを購入することの決断を迫られると、冷静な精神状態ではいられません。実際に筆者はあらゆる判断が鈍り、親の反対にも耳を貸さず、自分たちの決断は正しいと思い込んでしまいました。しかし、親のある助言で話を聞く気になり、無事に白紙解約に漕ぎつけることに成功しました。有料記事の【体験談】ではそのような状況に陥ってしまった過程と、当時の精神状態、実際どんなやり取りがあり、どのように対処したかも記事にしています。筆者らの失敗を糧に、行動・判断の参考にしていただければ幸いです。

 ※もう一度 有料記事を購読する前に※

・有料記事を購読することは免責事項に同意したと見なされます。
・筆者らは、期限内に「この情報が知りたかった!」という確かな情報を見つけることはできませんでした。この記事は様々な引用先から情報収集し執筆していますが、引用している情報は白紙解約に至った後に調べた内容が殆どです。有料記事には実際に期限付き特約を行使して白紙解約出来た方法・手順を端的にまとめているため、現在必要に迫られている方にとって有益な情報になるのではないでしょうか。
・インターネット上には弁護士に相談ができるサイトなどもありますが、今になって振り返ると、もし相談していたとしても、この体験以上のリアルで実用的な情報は得られなかったと思います。
 ※値段設定に関して:文字数が思った以上に膨れてしまったためこの値段にしています。現在解約を考え行動し始めている方は、この記事を読むことですばやく必要な項目の確認と行動ができ、金銭と精神的な負担を軽減することができるかと思いますので適正であると認識しています。
・ここまで読んでひとつでも心当たりがある方は購読を勧めます!



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