書評:『苦しかったときの話をしようか』 ③コンフォートゾーンについて
まさか、今日書き終わるなんて思ってもいなかったですが、どうやら珍しく書くモードに入ったようなので、この勢いで書いてしまうことにします。
なんと6記事目。この勢いだと本書けそう(嘘です。)
これまでの感想はこちらから読めます。
①自分軸について
②自分の強みについて
この本、読んでいる時から思っていたんですが、森岡さんとほんの少し思考が似ている(マーケティング分野は除く)気がして、共感できるところが多かったように思います。
それを強く感じたのが次の文。
要は、もっと高く飛ぶにはコンフォートゾーンから出るべき。ということ。
私はキャリア構築に限った話じゃなくて、人生経験全般に言えることだと思っています。
コンフォートゾーンは、慣れ親しんだ場所だし、居心地が良くて、空気も吸いやすいかもしれない。でも「必死さ」「貪欲さ」には欠けると思うんです。個人的にはもっともっと色んな経験がしたいし、どうせ同じ時間が与えられているなら、色々詰め込んだら楽しい人生になりそう、という感覚です。よく海外の子とかは、スカイダイビングなどスリリングなことをする時もGet out of your comfort zone ! と言います。
(もちろんここの感覚が異なる方もいるので、十人十色、みんな違ってみんな良いが大前提ですが)
コンフォートゾーンを出る時にはもちろんリスクは伴うけれど、変わらないことにもリスクがあると考えたら、どうせなら面白い方をやっちゃおうと思ってしまう。なんなら苦労もして沢山失敗もしたいと思う。(「失敗することは挑戦した人だけが経験できること」って誰かの名言、大好き。)
このコンフォートゾーン議論については学生の頃から波長の合う子とよく話をしていました。で、一度「面白そう」と思った瞬間から挑戦してみるまでなかなか諦めがつかない性格ということにも気づきました。(①のゲストハウスの話がそう。)
そしてその時に出た言葉が「置きにいけない」。ソフトボールをやっていた友人が説明してくれたんですが、もしかすると野球とか経験ある方は察しがつくかも。
よく言われるのが「置きに行く」。で、友人が言ったのが、この逆。
要は、むしろ無難な手段を取れない、チャレンジするしかない、みたいな意味合いです。もしかすると「置きに行けない」とかいう言葉はないかも。笑
今となってはなにかとそのような話になる度に「私たちは置きに行けないから大変だよね〜」というクダリに落ち着きます。
少々話が脱線しましたが、こうして色々考えてみると、「どんな人になりたいのか」という点も結構大事だと思います。
私個人の理想は、人間として経験に富んだ人。酸いも甘いも知っていて達観しているような人になれたらいいな、と思います。(ここに理由はあってもいいし無くてもいいと思う。)だから今は何でも進んで飛び込んでいきたい、といった感じです。
私の場合、この理想像があるからこそ全ての行動が繋がるんですがそれに気づいたのは最近。それ以前は何でこんなに色んなことに挑戦してしまったんだろうと、自分の忍耐力の無さに呆れたり、悲観的に考えたりしていました。
そんな時に一歩引いて自分の目指す軸を支点にして考えたら万事解決します。そうだ、色んな経験をしたいんだった!って。
大袈裟ですが、お金持ちになりたいと思っている人は、給料がいい仕事につくとか、昇進が早い企業を選ぶとか、投資を学んだり、それの為に既に行動していると思うんです。そうやって、きっとみんななりたい自分に向かって歩んでると思います。
そこさえ分かれば、例え今が辛い状況でもこの今を選んでしまったという後悔はしないだろうし、足元が揺らぐこともないのかな、と。
あれ、なかなかに深ーいところまでたどり着いてしまいましたね。こんな暖房も切った寒い部屋で書いているからでしょうか。
兎にも角にも、何も正解不正解はないので、自由にやったらいいと思います。(全てが台無しになるような発言。笑)
さて、明日は初めて職場に車で行ってみようと思うので、今夜はちゃんと寝ます。長々とお付き合いいただき、ありがとうございました。
最後にとっても心に残った一文を引用して終わりにします。
今日のnegoto:「Get out of your comfort zone!」
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