ご無沙汰してます。音彩です。
どのくらいご無沙汰してるかっていうと、noteのインターフェースが変わっててちょっと泡食ってます。あと数少ないフォロワーさんがまた減っててちょっとへこんでます（そりゃそうだよ）まあそれでもね、自分のペースで頑張るって決めたからね。いやそれにしてももうちょっと更新しろよ。はい、頑張ります。
娘の幼稚園が始まりまして、毎朝お弁当に追われて起きるのが大体朝6時くらい。そうするともう夜の22時には眠くなるので、家事とか放り投げて子供と寝てしまうんですよね。で、朝放り投げた家事をかき集める。アイロンがけとかさ、洗濯物乾かしてから幼稚園前にやらなきゃいけないことも多いし。上履き洗ったりとかね。それにしても長女ちゃん毎日4時間くらい幼稚園行ってるはずなのに本当どこ消えてるんだろその時間。謎。

前段（ていうか近況報告）が長くなったんですけど、その幼稚園通いの長女はディズニープリンセスが大好きで、その中でも頂点に立つのがリトルマーメイドのアリエルなんです（いや実はエルサってのもいるんですけどとりあえずこの方公式にはディズニープリンセスに含まれないらしいので一旦置いておきます）
そしてリトルマーメイド、今夏（かな？）実写化されます。最近ディズニーは昔の大人気アニメ映画の実写化に力を入れていて、大ヒットしたマレフィセントや美女と野獣に続きたい思惑だと思うんですけれども（ベル役のエマワトソン最強に可愛い。アニメも好きだけど実写も大好き）そのアリエル役をアフリカ系アメリカ人俳優が演じるということで話題というか、賛否両論を巻き起こしています。
「#NotMyAriel」は、原作と異なる肌の色の女の子が演じることに対しての反対運動（お気持ち表明）ハッシュタグです。

誤解のないように申しますと、私はアフリカ系アメリカ人に対しての差別意識は何もありません。ウーピーゴールドバーグもモーガンフリーマンも大好きだし（大御所）ディズニー映画でいえばモアナは映画館で観ました。そしてDVD買おうかなって思ったくらい、うちでも何度も観ました。うちの娘が実は最初にお気に入りになったのはモアナです。だからモアナをアフリカ系アメリカ人に演じてもらうのは全然問題ない。むしろ白人俳優がやったらいやだ。
だけどディズニー映画の長い歴史のなかで、最初に小麦色のヒロイン「ジャスミン」が登場するのは1992年。「白雪姫」から始まったディズニー長編アニメ映画の歴史の中で、50年以上、ヒロインももちろん主人公もみんな白人が描かれて来た（4割はそもそも人間じゃなく動物のような気もするけど）ので、原作に忠実に実写再現するとしたらどうしても白人俳優に偏ってしまうし、今の時代それはナンセンスなことなのでしょう。まあ、理屈はわかるんだけどね。

私もディズニー長編アニメ育ちだし、リトルマーメイドは幼少期から起こしたら100回近く見てるんじゃないの、というくらい生粋のディズニー好きです（ちなみに美女と野獣もアラジンも眠れる森の美女も不思議の国のアリス同じくらいの回数みてる）キャラクター名を言われれば頭の中に髪色から服装までぽんっと浮かぶ程度には浸透しているので、急にアリスの肌の色が小麦色だったら、それは不自然すぎて、不思議な国で何かされたの？と受け入れられないかもしれない（ルイスキャロルはアリスに対して白人の小さな女の子、という強いイメージを持っていたようなのでそれはないと確信していますが。たぶん）それでも、アフリカ系アメリカ人が演じる理屈はわかるし、今回アリエル役を演じるハリー・ベイリーの素晴らしく美しい歌声を聴いたら、肌の色なんてどうでも良くなってしまうかもしれない。

でも娘は、アリエルの美しい髪や顔やエメラルドグリーンの尾鰭が好きなんですよ。あの容姿が好きなの。肌の色も含めて、求めているのはアニメの世界から飛び出してきた完璧なアリエルなのです。
リトルマーメイドが実写化されると聞いて長女を連れていく気満々だったけど、どうやら今回は見送るかもしれません。幸いうちはディズニープラスには入ってるので配信されたらすぐ見るけど。それともこれを娘に見せないこと自体が差別行為というか、娘の価値観を狭めることに繋がるのかしら。ディズニーファンの子供達を抱える親世代は、世間の人が抱えてる以上に自分事として悩ましい問題だったりするのです。