見出し画像

基尺過激派

基尺過激派の独り言。


保育士を10年やって気がついた積み木の環境。

とにかく基尺が合ってない!
色がハゲハゲ…(白木がいいことを理解していない)
こんな積み木がたくさん合ったって、遊べない!とずっと思っていました。

でも保育園のように数がたくさん必要な場面では、リサイクルショップなどで安価に、たくさん揃えられる方が優先されます。

結果、子どもたちが、
「このシリーズは、こっちと合うけど、それは合わないから」

なんて言ったりする。

遊びの前に仕分けをしてたりする😅

そんなおもちゃ、ない方がマシ!
こうして基尺過激派が生まれました 笑

講座でも教室でもお伝えしていることは
とにかく「基尺、白木、面取り」ここは押さえてね、って。

あと、童具推奨派&基尺過激派ではありますが、「我が家は童具じゃないんですが…」と申し訳なく思う必要はないので、そんなみなさん辛そうな顔して申し出ないでください 笑

大丈夫です。Neiroでたくさん遊んでいってね!
(でもこの基本の3点は大事にしてね)

さて、なんでこんなに基尺が大切か…
これは先日の講座で使用した資料の一部です。

基尺の一致に関しては、実践してお見せしましたが、それぞれの積み木が、倍々になっていることや、半分、3分の1、6分の1、など、統制が取れていること(秩序があること)は、自由へつながる最低条件なんです。


自由と秩序。

これは積み木遊びで本当に大切なキーワード!


そして、赤字のところにある
おもちゃへの信頼感!
これは本当に子どもたちにぜひ体感してほしいことです。
おもちゃは当然のこと、それを与えてくれる母親(保護者)、保育者にも
信頼を寄せます。

私がこっそり保育室で積み木遊びを導入していた時代(積み木は低月齢児の部屋にはなかった)、こどもたちは私が積み木を持っていない時でも、「もしかして積み木ある?」とキラキラとした目で見てくれました。

そして「ないんだよ」と伝えても、「じゃソフトブロックでなんか一緒にやろ」と「この人(私)となら、なんかできそうな気がするぞ」とワクワクしてくれているのを感じました。


ただ積み木遊びが上手い人、ということではなかったと思います。
私は何かを作って渡してあげたわけではないので。

取り巻く環境への信頼をもつ。
こどもの遊びに必要な条件だと思います!

与えて終わり、ではなく、ぜひ一緒に遊んでくださいね。

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?