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言葉の花束ーアキの詩集No.141


1.「寂しい」


こうして
言葉を交わし合うのは

お互いが
寂しいからなのでしょう

寂しさを埋めるのに
どれだけの言葉が
必要なのでしょう

寂しいからこそ

人は
関わり合うのでしょうね

自分を
受け止めて欲しくて

誰かを
受け止めることで
自分を肯定したくて

言葉を
交わし合う

それが
人の営みでも
あるのでしょう

私の言葉は

あなたの心を包み
温め癒す
布の役割を果たしているでしょうか?


2.「何者か」


何者かにならないと
自分を受け入れられない

そんな
自分の弱さに気付いて

やっと
背伸びを止めて

等身大の自分を
見つめることが出来たよ

何者かなんて

自分が
自分として受け入れ

心の向くまま
生きていれば

自然に
何者かに
なっているのかもしれない


3.「自分が自分をどう見るか?」


他人の目や
他人の考えを
気にするよりも

自分が
自分を
どう見て
どう捉えるか?

神様が見ている

ではなくて
それ以前に

自分が自分を
見ているでしょう?

自分を
客観視する心がけが
何より大事


4.「休日の朝」


休日の
よく晴れた朝は

二度寝をするのに
もってこいだ

二度寝していたところを
猫が乗ってきて

寝返りが出来ず
腰が痛くなるのも
最高だ

二度寝から起きて
暑くなって
上衣を一枚脱ぐと

空気が心地よくて
さっぱりとする

服が暑いなんて
だんだんと
温かくなってきたのだろうか?

殺風景な大地が
彩りを取り戻す日が

すぐ
そこまで来ている


5.「思考の嵐」


疲れているとき程

ネガティブ思考が
止まらない

何か作業に
集中して
気をそらそうにも

それが終われば
また
ネガティブになる

どうせなら
楽しく面白いことを
考えられたら良いのに

余計に
辛くなる方向に
思考が向くものだから
どうしようもない

思考の嵐よ
止んでくれ

嵐が来たら
冷静に
ネガティブから避難しないと
いけないのに

わざわざ
突っ込む
命知らずが


6.「彼の独り言が聞きたい」


私の
推している人は

明るくて
気さくで

話が
面白い人なのだけど

独り言が多くて

でも
その独り言も
聞いていると楽しい

推しているから
というのもあるけれど

話が面白い人は
独り言も面白い

彼は
色々と気付くし
真面目な方なんだと

独り言を通して
分かる

もっと彼のことを
知りたくて

独り言に
耳を澄ましては
にやけ

堪らず
くすりと笑ってしまう

もっと
聞きたいよ

彼の
独り言を


7.「信頼できる人」


ある程度
作業をこなし

片付け
準備もこなし

必要な
報告連絡相談をする

何か不備があれば
謝罪し

同じ失敗を
繰り返さない

そのように
責任を持って仕事が出来る人は
心から信頼出来る

良い人でも
責任を果たせない人は
信頼出来ない

かと言って
仕事が出来ても

他者を尊重せず
傍若無人に振る舞う人も
信頼出来ない

また
きちんと耳の痛いことも
指摘出来る人は
重宝すべきだと思う

イエスマンばかり
周りに置いておけば
成長しないし
良い変化もないだろう


8.「人と話している時」


人と
話している時は

やはり
誰かに
理解してもらいたいし
共感してもらいたくなる

そのネタが
誰かの悪口だとしても

むしろ
そっちの方が
盛り上がったりする

あまり
品の良い話題でなくても

どうして
楽しく感じるのか?

ネガティブであるものほど
共有したくなるのは

人の
弱さゆえだろうか?

みんなが思っているから
私も思って良いと
思いたいのかもしれない


9.「生きる目的」


何のために
生きているんだろう?

なんて
自問したくなることが
あるけれど

そもそも
生きる目的って
必要なの?

生きてみないと
分からないことだらけだよ?

将来の夢や進路なんて
高校生の時に
決めろと迫られて

正直
困惑したよ

でも
色々
紆余曲折合って

今は
何となく
「こう生きたい」という
イメージが浮かんでいる

生きる目的なんて
ある程度生きてみないと
形に出来ない

それで良いよ

目的を探し
徐々に形にしていくのが
楽しいから

私は
生きていける

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