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言葉の花束ーアキの詩集No.135


1.「生きる喜び」

ふと
笑うことが出来た

感じることが
辛くない

生きる
喜びは

こうした
小さな幸せの

積み重ねで
成り立っているんだ


2.「幸せの貯金」

何かをして
楽しみたい

とか
生きる欲求が
乏しくなって

でも
死にたくない欲求も
あるから

生きているのに
生きていないような

宙ぶらりんの状態が
続いている

欲求が
無さすぎても
苦しい

些細なことへの
喜びを

コツコツ
貯金していくしか
ないのだろうね

まずは
幸せを探すよりも

気づくことから
始めたいな


3.「痛みに寄り添う」

いちいち
傷ついてなんか
いられない

なんて
強がっても

生きていれば
色んなことで
傷がついてくるし

その度
痛みを伴う

痛いものは
痛いんだよ

痛くないなんて
嘘を吐かなくて良い

必要なのは
我慢じゃなくて

傷を手当てして
痛みに寄り添うこと

前に進むのは
痛みが引いてからで良い

そんなに
強がらなくても
生きていけるから

少し
力を抜いて
生きてみなよ


4.「自分の弱さ」

他人から
どう思われようが

私が
どうこう出来る
問題じゃないし

そもそも
私の課題じゃない

気にしても
仕方ない


分かっていても

無意識が
気にして
そわそわする

自分の
弱さが
憎らしい


5.「理想からの解放」

生きるのに
理想はあって
良いと思う

でも
理想のために生きて

自分は
幸せかと自問すると

イエスと
言えなかった

理想を
叶えるよりも

手放して
自分の幸せのために
生きたいと思い直し

理想の束縛を
解いてしまった

何よりもまず
自分が幸せでなければ

誰かを
幸せに出来ない

これは
逃避ではないよ

情けないと
自分を責めなくて良い

どこで
何をやっても

私は私らしく
思う存分
やっていけるから

大丈夫だよ

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