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アキのエッセイNo.172-就労継続支援の役割について考える(移行的な支援も必要では?)

こんにちは、アキです。

昨日
精神保健福祉士通信の
受験対策講座に参加
してきました。

就労支援についても
説明を受けましたが

就労移行支援には
2年間という
期間の定めがあるのに対し

就労継続支援には
期間の定めがないんですよね。

前々から気になっていて
講義の後に
先生に聞いてみたら

就労継続支援は
福祉的就労の側面が強く

安定した
生活リズムを作り
居場所を提供するという意味合いが強いということらしいです。

期間を定めることで
居場所を失い
安定した生活が築けなくなる人が出ないように
期間の定めがないとのこと。

ある意味では
施設での生活が
ゴール
終の棲家?
的な役割を
就労継続支援は果たしているということでしょうか。

それで
利用者さんが
満足するなら
いいのでしょう。

ただ
全ての利用者さんが
作業所での生活を
ゴールにしてしまうのは
何か違う気がしまして。

利用者さん一人一人が
違う個性、特性があり
弱み強みも
人それぞれならば

目標となることも違う。

目標も違えば
アプローチ方法も違ってくるのが筋です。

施設適応に向けた支援
それに終始せず

可能性がある人
意欲、ニーズがある人には

きちんと
ステップアップさせてあげるような
支援が必要
だと思うのです。

つまり
就労継続BからAなど
他機関や
就労に繋げたり

そういう
移行の支援ですね。

全ての利用者さんが
施設適応しか望めないのか?

そう仕向けているとしたら
支援者側の力不足かもしれません。

自社だけのサポートでは
移行が難しいなら

それが
十分に出来る
他機関に繋げる。

他機関に繋げることを
リファーラルと言いますが

その役割を
十分に果たせるよう

他機関に関して深く知り
深く関わり
強くパイプを繋ぐのは
重要かと思います。

自社の支援体制を見直し
研修などで
支援員のスキルアップをすることもそうですが

リファーラルの力を
培うのもあって良いのかと思います。

疑問に思うことがありまして

ステップアップ出来る人を
移行支援しないで

全ての人を
施設に依存させてしまえば

利用者さんの人数は
増えていく一方です。

施設の収益確保のため
労働力を維持するのに
あえて施設依存を引き起こしている
施設も中には
あるのでしょうか?

施設運営も大事ですが
それは
利用者さんのためになるのでしょうか?

あくまでも推測ですが。

まだまだ
支援について学習中ですが

今、思うことを
整理して
今後に活かしたいです。

最後までお読み下さり
ありがとうございますm(_ _)m


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