1分エッセイ【雨】
自らこれを言うと小恥ずかしいのだが
「私は雨女」である。
小さい頃から遠足や運動会、卒業式は雨。
引率した修学旅行は2日とも雨(もれなく風邪)。
昨年夏に友と大分へ旅行した際も雨。
最近で言うなら最後に校長に退職を告げに行った日も、引越しをした日も雨であった。
数ある雨女エピソードの中で1つだけここに。
数年前、大学4回生、教員採用試験の最終面接の日。
遂に警報レベルの大雨に見舞われた。
暴風。叩きつける雨粒。
ただ道を歩くだけで足首まで浸水。
ストッキング、パンプス、ずぶずぶずぶ濡れの中、
ワイシャツも、なんなら下着も濡れ寒気のする中、
もう早く帰って風呂に入りてぇしか考えられなくなりヤケクソで面接を乗り切ったことがある。
ということで本日も雨であった。
もちろん、大学からの友人と再会の日。
どれだけ降ろうともう私は驚かない。
《✍🏻1分で読めそうなミニミニエッセイを vol.9》
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