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暑さ寒さも彼岸まで!おいそれは本当かい?

こんばんわー

最近黄砂がよく飛来して、現状まだ花粉症ではないのですがここ数日は目のかゆみや頭がぼーっとすることが多かったです。

年々気象状況が変化していますね。今年の冬は数十年ぶりの寒さで、丁度私が小学生頃は寒い冬が多く、いつも鼻をたらしていた🥶。
そんな中、夏へ向けて過ごしやすくなってきます。

ところで、北海道の夏はからっとして、あっと言う間に過ぎ去っていました。(と思い込んでいました)
しかし、ここ数年は、この状況が変わり


①夏の期間の延長
②暑さの質の変化
③生活全般の変化
など
感じられます。

今回はここ数年の北海道の夏や北海道について考察です。


何だか変だなー?

①について
チョット時間軸を私の幼少期(40数年前)を思い出してみます。
まだ子供(ここでは小学高学年頃を想定)でしたので、身長は150㎝程度。今ほど夏は暑くなく、感覚として7月の半ばから徐々に気温が上がって8月のお盆の頃を境に徐々に下がっていく感じが有ります。

<近年の平均気温の推移(気象庁Dataより:
札幌)>
私が生まれた昭和44年(1969年)
7月平均気温20.6℃ 、8月19.6℃
昭和64年(平成元年)(1989年)
7月21.0℃、8月 23.0℃
平成31年(令和元年)(2019年)
7月21.7℃、8月 22.5℃




昨年は7月21.2℃、8月 23.3℃でした。

こう見ると微増ですが、気温上昇がうかがえます。
更にHPに掲載している一番古いデーターを見てみると
明治10年(1877年)は
7月21.1℃8月 22.6℃でした。

ここからと今から144年前とさほど変わっていないようです。

すると、何故夏の期間の延長のように感じるか。
今度は6月と9月の平均気温を見てみます。



明治10年:6月16.7 ℃、9月17.0℃
昭和44年:6月15.0 ℃、9月 16.4℃
平成元年: 6月15.2℃、9月18.4℃
令和元年: 6月17.4℃、9月 19.3℃
昨年:   6月18.3℃、9月 20.1℃

気象庁Dataより

こちらを見ると明らかに上昇していることが分かります。
もちろんこれは平均気温の推移なので、比較した年、期間について最高、最低気温にばらつきは有ります。

②について
暑さの質とは簡単に言えば北海道の夏はからっとしていますが、近年本州の夏のようにじめーっといた湿度が高い夏になっています。

本州では5月から6月に梅雨が有りますね。北海道はこの梅雨とは無縁でしたが、ここ近年はこの時期に長雨が度々みられるようになっております。

俗に言う"蝦夷梅雨"ってやつです。
それが過ぎると忍び寄るのが湿度を含んだ暑さです。

湿気に弱い道民、体調不調になる人が多くなっています。

③について
気候の変化により、生活様式の変化がみられます。
これまでは年に数回有った夏日。今では一週間位続く年が出てきたり、猛暑日もちらほら。

"ここは北海道ですか?"と観光客の発言
そりゃそうでしょう、避暑で来た北の大地。来てみてびっくり
”何て暑いんだー!!”となりますね😅

近年クーラーが無いと夏場が大変になっています。今から20年位前(そりゃまたー古いなー😏)は扇風機や団扇でしのげていて、夕方になれば暑さも緩和されていました。
しかし、この数年はそんなことも言っていられない程に。熱帯夜が数日間も続くこともあるので、今年も今から怖いです。


今後のことを考えて

避暑地を考えると北海道の中でも道東道北が良いです。
具体的には釧路稚内などは、よく真夏の時期本州からの
”ちょっと暮らし”で訪れる方増えています。

北海道全体を見て、道央圏(札幌、小樽、千歳など)は本州の方から見てもさほど魅力は無いのかと思います。(避暑地としては)
道央圏以外では過疎対策で、移住やUターン、Iターンなどを行っている自治体は多いです。

更に自治体によっては、古民家を破格で賃貸にしたり提供(タダであげるなど)しているところもあります。
また農業、酪農、漁業、林業の離職や廃業問題もあり、次世代の後継者を募っている自治体も沢山有ると聞きます。


住んでみたいところであるが、仕事が無いため北海道の各都市に住む若い人は札幌や首都圏、関西圏などに就職に行きます。
本当は地元に残って仕事をしてそのまま暮らしたいと思っていてもです。
このことが、北海道の過疎化に拍車を掛けている現状であり事実です。

ところで、今はコロナ禍。
これまで北海道の現状から、ひょっとしたら変われる可能性が有ります。

①夏の時期の避暑地や冬場のスポーツなどを楽しむために、過疎地などに生活拠点を置いてみる。
②南海トラフ地震などの自然災害へのリスク回避。
③リモートでの仕事が出来る方へ、PC環境整備後の移住への提案など。

夏の暑さリスクへの回避。趣味のため。働き方やライフプランの見直しに、北海道と言う土地については再度考えてもいいのかも。

冬の寒さや雪が有るのが憂鬱になる北海道。

ただ冬でも雪がほとんど降らない地域や比較的温暖な地域も有ります。
温泉に山、海、湖などの自然は魅力的ですし、キャンプやトレッキング、登山などアウトドアー派な方にも良いですね。
更には、スキー、スノボ、スケート、カーリングなどのウインタースポーツを楽しんで冬の時期にあえて、ちょっと暮らしもアリですかね
(私は冬が苦手のためNGですが…😨)

これからの生活拠点は個々のライフプランによって様々です。

今後はこの北海道についての魅力なども記事にて深掘りも良いのかと思いました。

北海道は日本の中にあって、何か違う島国です。
ポテンシャルを多く秘めた土地ですので、今後は観光をきっかけにちょっと暮らしから、そして移住もアリかと個人的には思います。

今回はここまでです。

最後まで読んで頂きありがとうございました。

次の記事で会いましょう。

サポートしていただける方へ、大変ありがたく思います。今後の創作、記事への執筆活動の励みと勇気を頂けると思いますので、よろしくお願いします🎵