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手帳が2級

 なんのことか、である。私は双極性障害と広汎性発達障害を持つ精神障害者だ(皆さん知ってたかな?)。その精神障害者保健福祉手帳の等級が、2級ということだ。

 この手帳、1級から3級まである。1級に上がるに連れて障害の程度が重くなる。1級の人は身の回りで見たことないけど、多分外に出られる状態ではないだろう。

 この私、2級でさえ「日常生活に困難を来たす」みたいなことが書いてある。実際その通りで、昨日は事業所に行けなかった。

 強風、低気圧、寒気それに生理前が重なると、もう動けない。一日中布団の中で過ごし、お風呂も入れず歯も磨けず夕食も食べていない。ひどい倦怠感と身体の痛みに耐えて倒れていた。

 実際精神疾患の症状は、「奇声奇行・意味不明な言動」なんかではない(誤解されがち)。身体の倦怠感がメインに来ると思う。強い薬1日何十錠を何年も飲んでいるせいかな?

 病院に来られるのは元気な人だけだ。…まあ聞いた所によると、精神疾患の人は独特の思考を持っているから、ちょっとしたことで激昂したりする人もいるらしい。デリケートな部分もある。念押ししますが全員がそうだとは限りませんよ。

 今日は用事でどうしても外に出ねばならぬ。ああ、この「〜ねばならない思考」もあまりしないように言われていた。思い通りに身体が動かないのはしんどいことだ。いつも元気な時を見計らって(?)外に出ている。

 精神障害者への差別偏見はすさまじい。私も偏見持たれたもんなー。好きでこんな状態に生まれたわけではない。怖がらずにお付き合い願いたい。

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