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古代メソポタミアのビール

飲ん兵衛の皆しゃん、お待たせしましたぞい!
 今回は底本の一冊『歴メシ!』に紹介されている「ニンカシ風ビール」を作ってみるでの。

 ニンカシ(Ninkasi)は古代シュメール神話に登場する女神さまで、ビールの守護神なんじゃ。ありとあらゆる欲望を満たし、心を満足させてくださるそうで欲という欲、とくに食い意地のはったネコ爺ぃには後光がさして目ん玉が潰れるほどありがたぁい神さまであらせられるぞな。

 古代メソポタミアのビールとはいってものぉ。醸造から始めるとなると、怪しげなクラウド・ファインディングを立ち上げて、アルコールが切れると手が震える飲ん兵衛から金をかき集めにゃならんて。そこで今回は大人しく『歴メシ!』のレシピにしたがって当時の味わいを再現するに留めるぞい。
 これもレシピというほどのもんじゃなく、食材リストといったほうがいいかも(こんなのばっかじゃの^^;;;)。

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[材料]
ビール(発泡酒でもかまわんじゃろ) 200ml
赤ワイン 100ml(蛇足じゃが一本398円の爆安ワイン見っけ!)
はちみつ 大さじ2(本では30ml)
ぬるま湯 適量(はちみつを溶かすためだから「ちょっとだけよ♪(昭和生まれしか分からんか、ししし)」)
バジルかミントの葉 適量

[作り方]
1. はちみつを少量のぬるま湯で溶かす。
2. 1をワインと混ぜる。
3. 2とビールを合わせ、バジルかミントの葉を添える。

すると、ほれ。こんなにキレイな色のワインができるぞな!

と言いたいんじゃが、ごめんしゃい。あんまり美味くて写真を撮る前に飲んじまったわ(恥)。まあ作って自分の目で見てみんしゃい。

 とにかく甘くてお子さま向けの味わいじゃ。じゃがの、ホントにお子に飲ませたあかつきには救急車だのパトカーが来るハメになるでの。飲むのは大人だけよ〜。今回はミントを添えてみたんじゃが、単なる香づけじゃなく、ホップ並みにスッキリした苦味を加えるという大事な役割があると感じたでの。おっくうがらずにスーパーで買ってきてちょーだい。

 補足じゃが、実際の古代メソポタミア・ビールは、上記の材料を予め混ぜたうえで醸造したようじゃ。この製法については偉ぁいセンセがよってたかって研究をしておいでなので、いずれ記事にしてアップする予定じゃて。アルコールなしではフツーにものが考えられない御仁は乞うご期待じゃ。


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