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なぜ、ビジネスにアートの観点が必要なのか?人生を生きる上で欠かせない観点!

こんにちは!

ねこやろうです!

・アートって何?
・なぜ、ビジネスでアートを取り入れる必要があるのか?
・アートを取り入れたら、どんないいことがあるの?
・世界のエリートはなんで、美意識を鍛えるの?
・美意識はどうやったら鍛えられるの?

など、こんな疑問を思っている人はたくさんいると思います。

私も疑問と興味を持っていました!

なので、本書を手に取り、読み進めていき、少しはその疑問を解決でき、興味を膨らませることができたのかなと思います!

是非、この感想をよんで、本書を読みたいと思ってもらえたら、うれしいです!

感想

大事なのは「選択と捨象」、つまり「選択」したら、後は「捨てる」ということ

 よく「選択と集中」と言います。しかし、選択して、それに集中するのは当たり前だなと思いました。

しかし、この「選択と捨象」という考えは選択して、それに集中して、その上で捨てるという考えも含んでいます。私はこの表現が好きになりました。

選択して集中しても、捨てきれず、「やること」や「やるべきこと」が増えていって、結局、集中しきれずに終わってしまうことがあります。

なので、選択して集中して、後はすてるこの考えを実行していきます!

山の片側から緻密な思考を積み重ねながら、山の反対側からは直観に導かれたアイデアの正しさを検証するという、トンネルを山の両側から掘り進めて一つの道筋にするような知的作業をやっている

 現代では論理的、緻密な思考を積み重ねることが、重宝されており、直観がおざなりにされています。

なぜ、おざなりにされているか?

論理的に根拠ベースで語れないことに踏み出すことが怖いからです。やはり、話ができる数字や根拠がなければ、意志決定を下すことができない。また、人を説得するにも、根拠がなければ人は動かないからです。

しかし、直観は今までの経験の積み重ねで論理を飛躍して、導き出されるものです。

どちらが良い、悪いということはありません。どちらも活用すればよいというのが、この一文です。

直観でアイデアを出し、論理的にアイデアまでの道筋を組み立てる。両方用いることで、論理的だけに導き出せない答え、直観だけでは、説得できないということをなくせます!

人生を評価する自分なりのモノサシを持ちなさい

 人生を評価するものとして、どうしても周りからの評価は気になります。しかし、周りからの評価をモノサシにしては、自分の生きたい人生を生きられません。

また、いきなり飛躍しますが、法律を守れば、グレーなことをしてもいいというわけでもありません。というのも、昨今のnewsを見ていれば、皆様も思うことはあるでしょう。

法律では合法でも、顧客をだますような形でお金をまきとる企業など、その法人のモノサシは金が儲かるか儲からないです。しかし、それでは顧客が離れていきます。

企業だけでなく、個人にも言えることがあります。

今後の人生でも、ルールをただ守ればいいわけではありません。自分なりのモノサシや価値観をもって、生きていかなければなりません。

その在り方が人を惹きつけ、より多くの人から信頼され、人生も豊かになっていきます!

VTS(Visual Thinking Strategies)
 1何が描かれていますか?
 2絵の中で何が起きていて、これから何がおこるのでしょうか。
 3どのような感情や感覚が、自分の中に生まれていますか?

 私事ですが、美術館に行くのが好きで、1か月に1回行きます。絵や作者に詳しくはありません。ただ、絵を眺めているのが好きです。

その絵を見る観点としても、いくつかこれ意識しているなとこんなところも意識したら面白いなと思えることがあります。

今までは何が描かれているか?何が起きていて、これから何がおこるのか?などを想像したりしています。

しかし、自分の感情や感覚には目を向けていませんでした。

絵を見て、自分の中に生まれる感情や感覚に目を向けて、感性を研ぎ澄ませる。それが身の回りやビジネスにおいて、自分の価値観に従って、意志決定できる。

周りに振り回されず、論理的だけでなく、本当にいいものを見極める方法だと思います。

真に重要なのは、その哲学者が生きた時代において支配的だった考え方について、その哲学者がどのように疑いの目を差し向け、考えたかというプロセスや態度

 哲学を学ぼうとすると、理論や原則を覚えようとしてしまいます。

しかし、この一文で学ぶべきことは、哲学者が生きた時代において、常識を疑い、どのように考えたかというプロセスや態度に意識をむけるということ。

これを見て、もう一回哲学の本を読みたくなりました。

今までと異なる視点で哲学書を読んで、思考したいと思いました。私の今の弱みとして、Whyの問いかけと質が弱いなと感じています。

後は、純粋に読みたいという興味がわいたので、それに従います。

なので、山口周さんの「武器になる哲学」をもう一回読みます!

まとめ

 今回読んだ世界のエリートはなぜ「美意識」を鍛えるのか?はなかなかに難しい内容で1回で8割も理解できていないかもしれません。そんな中でも得られるものはしっかり得た気がします。

なぜ興味を持ったかというと、ビジネス観点において、論理的だけではだめだなとふと感じたからです。

今のビジネスでは論理的であるのは当たり前。それだけでは、周りの人と差がうまれないと感じました。そこで、一見ビジネスと離れているアートという観点が必要なのではないかと、Newspicksの特集を見て思いました。

では、美意識がなぜ必要のか?それはどのように活用されるのか?どうやったら鍛えられるかを知りたいと思い、この本を手に取りました!

私のように、美意識に少しでも興味があれば、本を手に取ってみて、読んでみてください!


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