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二俣川・万騎が原界隈の郷土史を読む

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地元二俣川・万騎が原ゆかりの武将畠山重忠に興味をもつうちに、埋もれた郷土史にゆきあたりました。地元の人が書いた郷土史の慎ましさと温かさが好きです。
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2年ほど郷土史に触れて、文字通り地に足がついた感覚がある。さもありなん。郷土史はなにを読んでも土の話がつぎからつぎ。まさに故郷の土の歴史。つられてはじめた庭の畑も楽しい。新しい資料をぼちぼち読む。今日の雨は雪になりそうに寒かった。鳥も来ない。鉢植えの白いマーガレットに春を感じる。

郷土史をみていたら、お歳暮は大晦日あたりに先方のお正月の仕度にどうぞというモノを差し上げるらしい。光景が浮かぶ。会話が浮かぶ。配達にお歳暮の文字を見ると、ああ早いなと切羽詰まった気持ちになるのはこのせいか。知らぬうちに刻み込まれた感覚があるのかも。お返しはお正月のものにしよう。

涼しくなった。庭仕事。木瓜の木に絡まってどんどん伸びた蔓草と格闘。蔓はしっかり絡みついてるけど茎は柔らかい、根は浅くとりやすい。木瓜の実が落ちていた。ふまほん9月号の準備。郷土史の本から秋祭りを探す。すぐそばにあった秋祭りは姿を消してしまった。ふまほんでよすがを知り、伝えたい。

2023ふまほんお盆特別号をつくりました。浄土真宗の家で育ち、郷土史で盆棚を初めて知りました。門松もよく知らなかった。雨戸を一枚外して盆棚を作るのだそう。お迎えの入り口なのでしょう。年月をかけた知恵と、なんとも言えない優しい心持ち。毎日暑すぎるけど地蔵盆ももうじきです🐴

地元の人が書き残した七夕行事のはなしを読む。朝起きて、里芋の葉っぱの露を拾う。古老に電話をかける。はいはい。あの、里芋の葉っぱってなんですか?里芋?あ、水だろ? 水? なんで? なんでかはわからない。たぶんね、わたしたちのあとはわからないよ。ウーン。どうにもならない夏☆

地元マガジンふまほんを始めたらおもしろくなってしまったの記

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昨秋から春まで、郷土史を学ぶ会を月イチで開いた。大河鎌倉殿の余波おかし。5月6月は重忠イベント準備でお休み。7月・8月はどうしようか。高齢の方は猛暑のなか外出すると熱中症が心配、夏休みにしましょうとご意見。なるほど。9月以降は白紙。今後どうなるかさっぱりわからない。

この会をはじめたときとほぼ同時だったかな。わたしが生まれるはるか前、地元のむかしを伝える逸話群に魅了された。

そんなこんなで、む

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6.11重忠公遺烈碑130年イベント。雨。早朝の設営が終わる頃、傘をさしみなさん集まる。清来寺ご住職の姿。初めて会う方も。お話いろいろ。後半はちょっぴり闇鍋になりながらあっという間に時間が過ぎました。珍しい展示もあり、楽しい持ち寄り会でした。みなさまありがとうございました🐴

地元のむかしを伝えるこぼれ話を書いている。書いて伝えていいのか、やめといたほうがいいのかわからない話に出くわす。考えたところでモノサシがない。土地の古い人にポツポツ聞きながらああそうかと行くだけ。不定期地元マガジンふまほん。万騎が原を馬騎が原と書くひとがいる。リアルに合ってる🐴

これから郷土史やるんですか?なんて聞かれてしまった。そんなたいしたことはありません。母の様子をみながら、母と一緒に楽しみながらぼちぼちいくだけです。このごろまた膝を痛めている母と久しぶりに外出。雨上がり。初夏の風。リハビリ散歩にちょうどよさそう。どんな感じで歩けるでしょうか。

とうとうほんとうに重忠企画を進めている。昨年の壁芝居より多くの方が関わってくださる。郷土史ビギナーのわたしに付き合ってくださる。きっと地元ならでは。夢みた絵巻夏野の露。お披露目が楽しみ。研究だ勉強だとはちょっとちがうどこかくつろいだ喜びを感じます。郷土史の醍醐味かな🐴

早いもので郷土史を学ぶ会をはじめて、この4月で半年になる。文字通り、ぼちぼちやっている。立ち止まり、ひと休みしながらゆっくり学んでいる。6月重忠企画もぼちぼちやっている。立ち止まり、ひと休みしながら進めている。晴れた日に庭の隅で土を踏むペースに似ている気がする⭐︎

昔茅場だったところ。屋根講がしのばれる。いまは桜山。バーベキューができる。茅場が少し残っている。郷土史ハウス作ってなにしたいの?と聞かれた。あれしたいこれしたい。年中行事。花に野菜にお地蔵さんの縁日。まだある。夢は自由だ。聞いてくれるだけで嬉しい。三寸菖蒲が伸びてきた⭐︎

庭に春草が茂りはじめた。草取りに忙しい季節がはじまる。サツキとシャガが咲き始め、もみじの葉が出始めた。きのう郷土史を学ぶ会で、いろんな講を知った。古い信仰と娯楽。屋根講面白い。和田伝のエッセイ面白い。今日は出立ての山椒味噌で初タケノコ。わが家にも春がずんずんやって来た🐴

今月も万騎が原で郷土史を学ぶ会をします。福井光治さんの故郷雑記をぼちぼち読んでます。福井さんは二俣川が文化の中心から遠いという。そういいながら二俣川を美しいといい、父祖から伝え聞き受け継いだ昔の面影を書き残した。福井さんは武州最南端の山河に育った古農の文人。会は28日です🐴