土庫澄子

わが家なりの尊厳を探してゆるっとケアお試し中/消費者安全/ 畠山重忠終焉の地/武州最南…

土庫澄子

わが家なりの尊厳を探してゆるっとケアお試し中/消費者安全/ 畠山重忠終焉の地/武州最南端二俣川(ふ)・万騎が原(ま)・本宿(ほん)郷土史/むかしを伝える地元マガジンふまほん/フチャ料理/庭土/どうぞよろしく/sstokura@gmail.com/⭐︎

マガジン

  • 鳥と庭とカナヘビと

    なんといってもキジバトが大好き。キジバトの声を聞きながら暮らしています。つぎはメジロ。そのつぎはスズメとエナガです。

  • 母のケアうまくやるよりゆるっと行こう

    向こうっ気が強い母親と不器用娘の差し向いケア日記 このごろゆるっとケアをお試し中 うまくやるよりゆるっと行こう

  • 二俣川・万騎が原界隈の郷土史を読む

    地元二俣川・万騎が原ゆかりの武将畠山重忠に興味をもつうちに、埋もれた郷土史にゆきあたりました。地元の人が書いた郷土史の慎ましさと温かさが好きです。

  • 重忠春秋ー畠山重忠終焉の地に住む

    歴史は出会い。2022年6月、万騎が原の畠山重忠遺烈碑近くにある商店街アーケードで重忠壁芝居をやりました。大河ドラマ鎌倉殿の13人の紀行に登場したあたりです。秋バージョンはケアプラザで展示中。不定期ですが、折々書いてます。

  • コミュニケーション 下手でも宝物

    心に残ったやりとり

最近の記事

  • 固定された記事

はじめまして土庫澄子です

名前はトクラスミコと読みます 土庫は全国でもめずらしい姓で奈良県の大和高田市には土庫という地名があり「どんご」と読むそうです 父の話では浄土真宗のお坊さんだった父方の祖父は奈良の大和高田に知り合いがいるといってはよく出かけていたそうで調べれば古い縁があるのかもしれません  私はお坊さんではありませんが大学ではなぜか惹かれて哲学や法学を勉強し、大学院で法哲学を研究していた時期には縁あって印度哲学をかじり禅に触れました 印哲の教学は奥が深すぎて帰り道がみつからなくなる(→お坊さ

    • 朝から強風。空がゴーゴー唸る。槇をちょっと整えて、水やり。ヒメツツジが満開。去年よりひとまわり大きくなったトカゲが石の陰から顔を出す。庭は春爛漫。今日も庭を見ながら家事ケア仕事の一日がはじまる。駅ビルにあるサービスセンターに図書館の本を返しに行かなくては。

      • 庭に面した廊下にちいさなテーブルを3つ置き、パソコンと資料を乗せている。家事とケアと仕事と、となるとこの設えでいい。窓の向こう。丸々としたキジバトが一羽。翼をひろげ、来たよと教える。庭の隅々までわかっている。ブロック塀の上をこちらを見ながら我が物顔に歩く様子はまるで猫である。

        • 屋形船で大岡川をのぼりくだり、満開の夜桜を見てきた。横浜港の懐かしい潮の香。元気でどこか優しい友人たち。みんな笑顔で素晴らしい。しばらく余韻にじんわりして日常に戻る。母といつもの二人暮らし。庭の手入れ、家のメンテナンス。家事とケアのサンドイッチになりながら、小間切れ仕事する☆

        • 固定された記事

        はじめまして土庫澄子です

        • 朝から強風。空がゴーゴー唸る。槇をちょっと整えて、水やり。ヒメツツジが満開。去年よりひとまわり大きくなったトカゲが石の陰から顔を出す。庭は春爛漫。今日も庭を見ながら家事ケア仕事の一日がはじまる。駅ビルにあるサービスセンターに図書館の本を返しに行かなくては。

        • 庭に面した廊下にちいさなテーブルを3つ置き、パソコンと資料を乗せている。家事とケアと仕事と、となるとこの設えでいい。窓の向こう。丸々としたキジバトが一羽。翼をひろげ、来たよと教える。庭の隅々までわかっている。ブロック塀の上をこちらを見ながら我が物顔に歩く様子はまるで猫である。

        • 屋形船で大岡川をのぼりくだり、満開の夜桜を見てきた。横浜港の懐かしい潮の香。元気でどこか優しい友人たち。みんな笑顔で素晴らしい。しばらく余韻にじんわりして日常に戻る。母といつもの二人暮らし。庭の手入れ、家のメンテナンス。家事とケアのサンドイッチになりながら、小間切れ仕事する☆

        マガジン

        • 鳥と庭とカナヘビと
          28本
        • 母のケアうまくやるよりゆるっと行こう
          131本
        • 二俣川・万騎が原界隈の郷土史を読む
          27本
        • 重忠春秋ー畠山重忠終焉の地に住む
          59本
        • コミュニケーション 下手でも宝物
          18本
        • ケーススタディ PL法と事故調査
          16本

        記事

          2年ほど郷土史に触れて、文字通り地に足がついた感覚がある。さもありなん。郷土史はなにを読んでも土の話がつぎからつぎ。まさに故郷の土の歴史。つられてはじめた庭の畑も楽しい。新しい資料をぼちぼち読む。今日の雨は雪になりそうに寒かった。鳥も来ない。鉢植えの白いマーガレットに春を感じる。

          2年ほど郷土史に触れて、文字通り地に足がついた感覚がある。さもありなん。郷土史はなにを読んでも土の話がつぎからつぎ。まさに故郷の土の歴史。つられてはじめた庭の畑も楽しい。新しい資料をぼちぼち読む。今日の雨は雪になりそうに寒かった。鳥も来ない。鉢植えの白いマーガレットに春を感じる。

          それからそれへと気になって明治期の資料を探している。どこにあるのか、単純な検索では引っかからないが、向こうからひょっこり顔を出してくれることがあるからおいそれとはやめられない。こういう資料探し、どこかでやったことがあるような。締切に追われるでなし。のんびりゆるっといきましょう。

          それからそれへと気になって明治期の資料を探している。どこにあるのか、単純な検索では引っかからないが、向こうからひょっこり顔を出してくれることがあるからおいそれとはやめられない。こういう資料探し、どこかでやったことがあるような。締切に追われるでなし。のんびりゆるっといきましょう。

          遅咲きの白梅が咲き始めた。去年は梅の実が沢山なったから今年は休みかな。パン屋の帰り、つるありインゲンの種を買ってきた。庭の世話は奥深い。とても慣れるどころではない。宇宙の神秘を感じることさえ、しょっちゅうある。カレル・チャペックの園芸を思い出すようだ。

          遅咲きの白梅が咲き始めた。去年は梅の実が沢山なったから今年は休みかな。パン屋の帰り、つるありインゲンの種を買ってきた。庭の世話は奥深い。とても慣れるどころではない。宇宙の神秘を感じることさえ、しょっちゅうある。カレル・チャペックの園芸を思い出すようだ。

          雪でやられた庭の槇をどうしよう。金具探してできるかな。植木やさんに頼むかな。雪から救い出した水仙を切って細長い花瓶に挿した。強い香りが広がる。原稿は出した。連載も長くなった。これからどうなることやら。幕末期、船旅の手紙を読む。デッキから星を見上げて星を読み、星を語る。美しい⭐︎

          雪でやられた庭の槇をどうしよう。金具探してできるかな。植木やさんに頼むかな。雪から救い出した水仙を切って細長い花瓶に挿した。強い香りが広がる。原稿は出した。連載も長くなった。これからどうなることやら。幕末期、船旅の手紙を読む。デッキから星を見上げて星を読み、星を語る。美しい⭐︎

          朝方何人雪掻きに出るかなあと家の前の通りを眺める。雪だるまひとつと、雪に足をとられた車が一台。スクワットよろしく雪掻き。庭にまわると、水仙はすべてつぶれ果て、槇の支えが折れていた。夜中、屋根からドカンドカンと雪塊が落ちていたあれだ。夜の庭に出て水仙を切り花にしとけばよかった。

          朝方何人雪掻きに出るかなあと家の前の通りを眺める。雪だるまひとつと、雪に足をとられた車が一台。スクワットよろしく雪掻き。庭にまわると、水仙はすべてつぶれ果て、槇の支えが折れていた。夜中、屋根からドカンドカンと雪塊が落ちていたあれだ。夜の庭に出て水仙を切り花にしとけばよかった。

          雨まじり。庭の木瓜を毎日つつき放題の元気なメジロ。朝から姿を見ない。どこかで丸まっているのやら。母は拡大鏡を片手にエッセイを読み、わたしは仕掛り中の原稿と格闘。いつもなにかしら壁につきあたる。日暮れて道遠し。ため息をついて庭をみると、木瓜の蕾に小鳥の群れが降り立っていた。

          雨まじり。庭の木瓜を毎日つつき放題の元気なメジロ。朝から姿を見ない。どこかで丸まっているのやら。母は拡大鏡を片手にエッセイを読み、わたしは仕掛り中の原稿と格闘。いつもなにかしら壁につきあたる。日暮れて道遠し。ため息をついて庭をみると、木瓜の蕾に小鳥の群れが降り立っていた。

          暮れからありすぎで一月もありすぎ。遠い昔の日々に遡りつづけ、時間も日にちも感覚がどうかしたまま。今日は松飾りのお焚き上げをしてきた。舞い上がる焔を見上げ、冬空に舞う灰をかぶる。今年の焔は大きく、雄大。シャッターを切るのを忘れ、ただ見上げていた。境内で大根のように太い人参を買った。

          暮れからありすぎで一月もありすぎ。遠い昔の日々に遡りつづけ、時間も日にちも感覚がどうかしたまま。今日は松飾りのお焚き上げをしてきた。舞い上がる焔を見上げ、冬空に舞う灰をかぶる。今年の焔は大きく、雄大。シャッターを切るのを忘れ、ただ見上げていた。境内で大根のように太い人参を買った。

          このところ不思議な日々が続いている。古い友人たち。ひとりひとりの人生はその人の宝物。悩みもあるだろうけれど、言い尽くせない輝きをもっている。友人たちに感じるのは懐かしさだけではない。いまよりもっと輝く未来を待っている。素敵な友人たちがいることにわたしはただ驚いている。原稿頑張る。

          このところ不思議な日々が続いている。古い友人たち。ひとりひとりの人生はその人の宝物。悩みもあるだろうけれど、言い尽くせない輝きをもっている。友人たちに感じるのは懐かしさだけではない。いまよりもっと輝く未来を待っている。素敵な友人たちがいることにわたしはただ驚いている。原稿頑張る。

          マガジン「ケーススタディ PL法と事故調査」について

          マガジン「ケーススタディ PL法と事故調査」をフォローしてくださる方々がある。ありがとうございます。最後のテキストは3年前、最後のつぶやきは11か月前。ずうっとさぼっているのが明々白々(´;ω;`)。 2年前に眼のオペをして以来、パソコンに向かうと目を痛めるとのことで、長い記事が書けない、というか書かないように気をつけています。なにせ、オペ後一年くらい、原稿は手書きという、編集と印刷の方に申し訳ない古風なスタイルでした。 原稿書きもそうですが、原稿にもっていく前には各種レ

          マガジン「ケーススタディ PL法と事故調査」について

          原稿できずじまい、母のケアで一日が過ぎる。大事に至らず、ケアする側が生き返る。巡回の医師はなかなかタイミングが合わず、相談しずらい。ほかにかかりつけ医の先生を探す元気はいまはない。症状からネットサーチし、どうにかしのぐ。家のなかで日々綱渡り。友人に手紙を出した。

          原稿できずじまい、母のケアで一日が過ぎる。大事に至らず、ケアする側が生き返る。巡回の医師はなかなかタイミングが合わず、相談しずらい。ほかにかかりつけ医の先生を探す元気はいまはない。症状からネットサーチし、どうにかしのぐ。家のなかで日々綱渡り。友人に手紙を出した。

          朝起きると、母不調。不調はいつも突然にやってくる。近くの駅に出かけて帰宅したら、母は蜜柑を剥きながらひなたぼっこしていた。蜜柑の甘い露に癒された顔。さて、今日はどうなるやら。母の様子も急転直下が多い。変転激しくジェットコースターに乗ってるよう。安心のひとときさえ予兆かとこわい。

          朝起きると、母不調。不調はいつも突然にやってくる。近くの駅に出かけて帰宅したら、母は蜜柑を剥きながらひなたぼっこしていた。蜜柑の甘い露に癒された顔。さて、今日はどうなるやら。母の様子も急転直下が多い。変転激しくジェットコースターに乗ってるよう。安心のひとときさえ予兆かとこわい。

          友人たちのパワーにすっかりやられ、あれよあれよという間に懐かしすぎる友人に手紙をしたためる。友情が抗いがたく人を動かす。築きあがっていた壁がガラガラと崩れ、胃がキリキリしたあと、嬉しさがこみあげる。まるでショートムービー。これがわたしなのか。急転直下。信じられない年明けである。

          友人たちのパワーにすっかりやられ、あれよあれよという間に懐かしすぎる友人に手紙をしたためる。友情が抗いがたく人を動かす。築きあがっていた壁がガラガラと崩れ、胃がキリキリしたあと、嬉しさがこみあげる。まるでショートムービー。これがわたしなのか。急転直下。信じられない年明けである。