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キャラクター紹介#5

 ねこっちです。キャラクター紹介を、今回もやっていきたいと思います。今日は、3つのキャラクターを紹介します。それでは、よろしくお願いします。


9.はなちゃん(2015.7)

 9つ目のキャラクターは、7歳の女の子、はなちゃんです。


はなちゃんのイラストです。

 この「はなちゃん」なのですが、初登場の作品が、2015年7月に描いた漫画の一つ、『ヘビになったはなちゃん』というものです。

 作品中では、そのタイトルの通り、はなちゃんは魔女によって下半身ヘビの姿に変えられてしまい、それによって種々の壮絶な体験をすることとなります。それをある一人の科学者が助けるという物語なのですが、その過程で起こる予想外の出来事や、明らかになっていく魔女の意外な過去などが見どころの作品です。

 実はこの漫画は、2015年当時は30ページほどのものだったのですが、2018年に書き直して、全186ページの作品に仕上がりました。何度か母や大学の支援の先生に読んでもらったのですが、母も先生も号泣したとのことで、自分でも「こんなものが書けたのか」と驚いていました。

 ここでは、詳細なあらすじ等は割愛しますが、いつか機会があれば紹介してみたいと思います。

10.デーリペンギン(2015.8)

 次はペンギンのキャラクターです。


デーリペンギンのイラストです。

 デーリペンギンは、常にたばこを吸っており、手から光線を出せるという謎のペンギンです。

 このペンギンのキャラクターをイメージしたのは、2015年当時、龍谷大学の微分方程式の講義資料に出てきた「アデリーペンギン」というペンギンに関する問題がきっかけです。その講義資料を見て、このキャラクターをイメージしたのでした。

11.セガビトラモノスン(2015.9)

 次は「セガビトラモノスン」というキャラクターです。それは、次のようなフクロウの容姿をしています。


セガビトラモノスンのイラストです。


 このキャラクターは、「不安定の神」という位置づけです。2015年9月当時は、実は大きな精神的不安定にあり、私はこの「セガビトラモノスン」が描かれた「御札」を勉強机に20枚ほど貼って、不安定を消そうとしました。「御札」の裏には、「終止不安定」とか「英語悪夢退散」というような文言を書いていた記憶があります。

 セガビトラモノスンのデザインには、次のような意味があります。

(1)白目のフクロウ・・・ふくろうに見られる丸い目は、私の中では「中2の安定」という、中学2年時の精神的安定期を象徴するものです。理由は、中2の時にお世話になっていた数学の先生が、宿題の確認に「トトロのスタンプ」を使っており、そのトトロの目が丸かったからです。

 そのフクロウの目が「白目」であるということは、比喩的に「中2の安定は死んだ」ということを表しています。当時高1だった私は、中2の時の安定した自分を諦め、新たな自分を模索していたのです。

(2)周囲の邪気・・・セガビトラモノスンは、周囲に邪気をまとっています。これは、不安定の気がそこに集約されているという意味があり、そのいびつな線の形には、「悪い思考に襲われながら震える手で描いた」という意味があります。

(3)「セガビトラモノスン」という名前・・・元は「セトモノ・ガラス・ビン」という、宅配の荷物のラベルです。


一般的な「セトモノ・ガラス・ビン」のマークの配列です。

 これを、本来は横向きに読みますが、無理やり縦向きに読むと、「セガビトラモノスン」という文字列が浮かんできます。これが名前の由来です。

 また、「セトモノ・ガラス・ビン」は、まるでそうした宅配荷物のように、私の心を、壊れない(=死なない)ように安定した境地まで持っていって下さい、という意味があります。

最後に

 今日は、3体のキャラクターを紹介しました。この時期(2015年夏)は、私において創作したキャラクターが最も多かった時期の一つです。実はこの後もキャラクター創作ラッシュは続きます。

 次回もよろしくお願いします。最後までお読みいただき、ありがとうございました。

  ねこっち

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