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映像作品記録(24/1〜3)


映像作品を日頃から見るので、折角ならと思い、気楽な感想を随時noteに残していきたいと思います〜!特に印象に残った作品は、単独のnoteを書けたらなと思います。★は5段階で、お気に入り度に関する評価です。気になる作品があったら是非!  


ブラッシュアップライフ(Netflix)★5

▶︎兎に角最高としか言いようがなかった…最高最高最高…
人生において何回も見返したいドラマリストに追加しました。バカリズムさんの脚本のドラマを初めて見たのだけど、女性同士の会話の空気感の解像度が高くて、どうやって書いているのかと不思議に思った。本当に凄い。会話の掛け合いも漫談のような感じで軽快に進んでいくので坂元作品が好きな人は好みな気がする。その会話の掛け合いに論理的なオチがあるところもタイプで、思わず笑ってしまうところも沢山あった。また何よりも、青春時代を平成と共に駆け抜けた私たちの世代の多くが、心の奥底にしまいこんでいたであろう大切な思い出を、いつでも鮮明に思い出すことが出来るように存在してくれている、そんなドラマだなと思いました。ZONEのsecret baseをカラオケで歌うシーンは、なんだか懐かしい気持ちになってしまい、思わず涙がぽろっと零れました笑 こんなにも、このドラマをキラキラと輝かせるような相乗効果を生み出せる挿入歌がこの曲以外にあるか?と感じるくらいには、完璧な挿入歌だと思いました。ブラッシュアップライフほんっっっとうに最高。バカリズムさんありがとう。命ある限り見ます。


殺意の道程(Netflix)★4

▶︎ブラッシュアップライフをみてからバカリズムさん脚本のドラマが気になりこちらを視聴。殺人計画の話なのでシリアスな話かと思いきやめちゃくちゃ面白くて笑える。思わず突っ込みたくなるような奇想天外な展開が続くのでそこが見所だと思う。やはり会話の掛け合いに漫談的面白さがあってとても好みだった。キャバ嬢のこのはちゃんのキャラクター性の作り込み方が他には見た事のないキャラの感じで、最後まで気になる存在だった。バカリズムさんの脚本がまさにそうだけど、途中途中に謎を織り込ませて、ラストが気になるような進め方をする脚本って、テンポがダレないから視聴者を飽きさせないなと思う。また絶対に見返したい!


侵入者たちの晩餐(Netflix)★4

▶︎こちらのドラマもバカリズムさんの脚本繋がりで視聴。菊地凛子さんが好きなので、菊地凛子さん主演というところもアツい。このドラマもなかなかぶっ飛んだあらすじで、勤め先の社長に対して鬱憤が溜まった従業員達が、白石麻衣さん演じるキラキラ社長の脱税の噂を聞きつけ、そのタンス預金を盗みに行くところから物語が始まる。もうおもろい。掴みから絶対おもろい、最高。この物語も、上記の殺意の道程のように犯罪行為に手を染めようとするのだけど、屁理屈を捏ね回して犯罪を正当化しようとする会話が滑稽で笑える。結論に辿り着くまでに、2転3転と展開が転がるので、最後まで飽きることなく楽しめる。白石麻衣さん演じる社長の部屋が超ラブリーで可愛くて憧れる。バカリズムさんの脚本は本当に面白くてびっくり。どれも本当におすすめです。是非感想語りましょ。笑


ザ・グローリー(Netflix)★2

▶︎韓国ドラマの人気作という事で気になって視聴。学生の時に壮絶な虐めにあった一人の女性が、虐めてきた人たちを華麗に復讐していくというストーリー自体はハラハラドキドキしてとても面白かった!終わり方も個人的には良かったと思うし、伏線回収も綺麗で良かった。ただかなりグロがあるというか、暴力的なシーンが多くて、1度始まるとかなりそれが長尺で続くのでそこがしんどかった。
グロ自体は苦手では無いのだけど、殴ったり虐めたりするシーンが長く続くと辛くて飛ばしてしまうので、その点で★低め。そして少しだけあるロマンスの描かれ方はとても美しかった。でも確かに話題作なだけあって面白かったので1度は見る価値あるとおもう!


クレイジークルーズ(Netflix)★3

▶︎坂元裕二さんとNetflixの5年契約作品の第1弾という事でずっと楽しみにしていた映画。豪華絢爛な客船の映像は華やかで美しくて可愛くて見ているだけで非現実感が味わえる。特にバトラーの吉沢亮のキャラが面白くて、坂元裕二作品に吉沢亮が入り込むとこんな風に描かれるのか!というのを知れて良かった。様子のおかしな顔整い最高。ミステリーに関してはエッセンスという立ち位置で、ロマンスがメインに感じたので、ミステリーの結論は正直弱いけど、納得ではある。ロマンスも素敵なシーンが沢山(特に影絵のシーン)あるのだけど、殺人事件が解決してないのに、2人で客船の中を旅したり、2人の距離が近くなる展開は個人的には微妙だった!現実で、客船で殺人事件が起きたらバトラーは遊んでる場合ではないでしょって思っちゃったな〜。素敵すぎるくらいのシーンだったからこそ、殺人事件解決してから見たかったな。後はバトラーの設定が、最初は仕事人避雷針バトラーなのに、途中から恋愛一直線で仕事も疎かになって目がギラつくところが、ちと気持ち悪かったかも…(本当にすみません)仕事より恋愛恋愛になってしまうキャラ展開はよくあるけど、個人的には苦手で、空飛ぶ広報室みたいな仕事と恋愛の描かれ方が好きです!笑  総合的には好みだったので★4よりの★3です笑


MIU404(prime)★5

▶︎MIU404はもう軽く10回以上は見てるのだが、アンナチュラルと世界線が交差する映画も公開されるとの事で最近見返したので、最新の感想を書きたいと思います。MIU404は1話から脚本のスピード感に無駄がなくて、その展開の転がり方が、機捜という仕事を描いたドラマとしての魅力を際立たせていると思う。しまの相棒殺しの謎と、伊吹の恩師の蒲郡刑事の秘密の後半への引っ張り方は最高に面白くて、後半に行くにつれてパズルのピースがハマっていくような野木亜紀子さんの脚本の、緻密で精巧な展開が改めて好きだなと思った。また、ラスボスである菅田将暉演じるクズミ、この人は実は東日本大震災で戸籍を失った震災孤児なのかなと思った。アンナチュラルの神倉所長がUDIラボに来た理由も震災で身元不明の遺体調査がきっかけだったよなと。さり気ない描写で社会問題を提起する野木さんの脚本が好き。コロナ禍で1話分カットになったから、仕方ないとはいえ最終話は1部違和感あるなと個人的には思う。最終話直前までの積み重ねで、相棒としての絆が深まったのに、またしまが独りよがりになってしまうところとか、夢オチ展開があるところ。その2点だけは毎回納得感がないなと思う。とはいえ、最終話のクズミのラストの描き方や機捜404の結論は切なくもあり希望もあり好きです。そしてこれはただただ個人的な趣味だけど伊吹が好きすぎる!!!伊吹!!!沼すぎる!!!ひょうきんでやんちゃだけど、優しくて、人懐っこくて、絶対的ヒーローでいてくれる伊吹が好きすぎる!!!綾野剛のいぬ系キャラをまた(空飛ぶ広報室もいぬキャラ)見たいよね!と思って伊吹はこのキャラにした、という制作陣のコメントがあったけど億万回頷いた。綾野剛はアウトローよりもわんわんの方が絶対いいって!!(誰)特に1話の犯人を撃とうとするシーンと、ヤクザに追われるはむちゃんを守るために一緒に住むことを提案するシーンは特に伊吹の良さがわかるシーンで好き!!!後半めちゃくちゃオタクのTwitterになってしまいすみません。MIU404、皆さん是非見てください…。何卒…何卒…。


アンナチュラル(prime)★5

▶︎アンナチュラルもMIU404同様、n回見ていますが映画公開に向けて再度見返した。1話毎完結だけど、最終話に向けて全てが繋がっていく脚本が本当に天才だと思う。何度みても鳥肌がたつ。窪田正孝演じる六郎が、石原さとみ演じるミコトの胸が結構大きかったと話す傍ら、ミコトは六郎の前で、ワンピースを捲りあげてジャージのズボンを平気で履いたりと、そういう対比が野木さんの脚本の特徴だなと思った。アンナチュラルも毎話、深く考えさせられるような社会問題をテーマとして取り扱っている所も、エンタメをエンタメとしてだけで終わらせないという気概が感じられて好き。MIU404と連続で見返したからこそ思うけど、ラスボスの倒し方が心理的に痛いところを突いて倒すという共通点があると思った。特にアンナチュラルは、一家無理心中の生き残りという特殊な生い立ちを持つミコトにしか使えない武器を使うが、その武器でラスボスに立ち向かうミコトの描写に、少し救われた気持ちになった。ロマンス系のドラマに数多く出演する石原さとみさんを、三澄ミコトのような役柄にあてがいドラマを制作してくれたり、アウトロー系に多く出演する綾野剛さんを伊吹のような役柄にあてがってくれるドラマチームの作品を、これからも楽しみに生きていきたい。(言うまでもなく井浦新さん演じる中堂系の演出の仕方も天才ですよね…アンナチュラルのキーパーソンが井浦新さんで良かった。)アンナチュラルとMIU404を見た事のある人生で幸せ!、本気でそう思います。アンナチュラルとMIU404の世界線が混ざり合う映画の公開が待ちきれない!!たのしみ!!!


おっさんずラブリターンズ(prime)★3

▶︎おっさんずラブは映画も含め全シリーズ見ているくらい好きだけど、リターンズも最高だった!結婚したからこそ、前シリーズよりも春田と牧の距離が近くなっていて可愛いシーンが多くて癒された。リターンズは井浦新さんと三浦翔平の公安警察ふたりが登場し、公安ずラブとして、とても良いスパイスになっていたと思う。公安ずラブのふたりの公安警察黒スーツ姿がかっこよすぎて、公安ずラブのふたりの事がめちゃくちゃ好きになってしまった。笑 是非レギュラー出演して欲しい。バチェラーのパロディも登場したりと毎話楽しかったのだが、最後の2話は微妙だった。春田と牧が事実上の結婚をしてるのに武蔵が永遠に春田に執着してきていい加減ウザかった!春田も鈍感お人好しバカだから、牧くんの気持ちを察せずに武蔵の相手するからそれもイライラした!笑 WE ARE ふぁみりー!という結論も微妙かなと思う。色々な家族の形があるのはとても素敵だと思うけど、日本では同性婚が未だ認められていないし、それに付随して様々な問題も抱えているのだから、折角なら問題提起までして終わって欲しかったなーとは思う。まあでもおっさんずラブにそこまで求めちゃいけない気もするが…。各作品に立ち位置や役割というものもあるしね。好きな所と嫌な所がせめぎ合ったため★3にしました。いず菊の公安ずラブ最高!!!永遠なれ!


30歳まで童貞だと魔法使いになれるらしい(prime)★1

▶︎アジアヒット作品なのに見ていなかったので視聴。個人的に、現実離れしたファンタジー系の作品が得意ではないので好みではなかった!30歳まで童貞だったから特殊能力に目覚めた→ノンケだったのに同性からの好意に気づく→同性愛に目覚めるという展開がどうも納得いかなかったし、同性愛者という属性の方々を都合良く消費してる感じがしてしまって失礼ではないか?と思った。30歳まで異性とは恋愛経験がなかったから諦めて男にいこう!みたいに捉えてもおかしくない展開が、主人公だけでなく主人公の友達にも起きていて、その点も都合良すぎて受け入れられなかった!見返すことは無い。特定の属性の方々に無礼な作品だと思った。酷評すみません。★1です。


母性(Netflix)★1

▶︎湊かなえ原作かつ豪華出演者との事で、以前から楽しみにしていた作品。この作品から、何か新しい知見が得られたら嬉しいなと思っていたが、期待してたような内容ではなかった。母と娘の呪いというテーマには興味があったものの、あまり面白いとは思えなかった。原作を読んだら、また違う印象が得られるのだろうか。展開も終わり方もどこかで見た事あるような内容で、正直つまらなかった。原作は、映画ではカットされたトリックがあるとネットで見かけたので、ミステリー要素のある原作を読んでみたいと思う。映画は全体的にふわっとした展開で、特段の良さを感じられなかった。ただ、戸田恵梨香さんと永野芽郁さんの再共演が見れたのはとても嬉しかった。


ある男(Netflix)★2

▶︎安藤サクラさんと窪田正孝さんが配役されていて、ティザー公開された時からとても楽しみにしていた作品。見る前にネットで感想を調べたらかなり酷評が目立ったので、あまり期待せずに見たが、前半は底知れぬ不気味さがあって私は面白く感じた。死んだ夫の正体が誰か分からないというあらすじに惹かれたので、その点の面白さはちゃんと達成されていた。だが、確かに、夫の正体を調べていく中盤からもたつく感じがあって飽きてしまった。不気味なあらすじから考えると、終わり方もそこまで度肝を抜かれるようなインパクトはなかった。あらすじと、前半から中盤にかけた展開にかなりインパクトがあっただけに終わり方が少し勿体なかったように思う。 話題作ではあるため見る価値はあると思う。ティザー公開から楽しませて頂き感謝です。


以上気楽な(嘘つけ)感想でした!笑


今回はこの辺で〜!🎶

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