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2023年の転職市場予測 -営業-

dodaが「転職市場予測2023上半期」を公開。

2023年上半期の転職市場全体における求人は、全14分野で【増加】と予測され、市場全体で活発化する見込み。

増加するうちの1分野である「営業」について。営業といってもさまざまな営業スタイル、職種があるが、今年のトレンド予測・実態についてまとめていく

▼2023年上半期の営業の求人数は増加予想

2022年12月時点での求人倍率は2.7倍となっており、2023年上半期の営業の求人数は、引き続き経験者・未経験者ともに増加する模様

業界別で見ると、
IT・Web、コンサル業界は2022年に引き続き活況。医療、建設、不動産、銀行、化学、総合商社などの業界も経験者のニーズが高まると予想される。

未経験者の求人は、年間300人規模の採用を行う企業も出てくるなど異業界への転職がかないやすいく、とくに資金調達に成功したSaaSベンチャー企業は活況。職種別では、ITセールス職の経験者のニーズが高く、未経験者採用も積極的に行われる。

参考:2022年度業界別求人倍率


・観光業、インバウンド事業は好調、地方採用が活発になる可能性も

国内の水際対策が緩和され、日本各地を訪れる海外旅行者数が増加していることから、今後は地方採用も積極的に実施される可能性がある。

ロシアによるウクライナ侵攻の影響で、エネルギーコストの上昇が起こり、日本の製造業にも大きな影響を及ぼしているものの、国内では新しいエネルギーを開発しようという動きも出ており、エネルギービジネスは今後さらに伸びると予想される。


▼環境の変化による営業職のニーズの高まり

社員数が増え、成長期を迎えたスタートアップベンチャーのIT企業は、組織化に伴い、リーダー・マネジメント層を積極的に採用する見込み。

また、2022年から経済産業省が始めた支援策「METI Startup Policies」の追い風もあって、2023年前半はリーダー・マネジメント候補がより求められ、リーダー、マネジメント経験者の引き合いはさらに高まる見込み。
METI Startup Policies・・経産省が行うスタートアップ支援策

SDGsの課題解決に関連したビジネスも増加。それに伴いエネルギービジネス関連の職種は、今後さらに採用枠が広がると予想される。


・営業職における働き方の変化は?

コロナの影響で、リモートワークの導入など人々の働き方が大きく変化し、個人の「働き方の価値観」の変化が起こっている。


具体的には「リモート勤務の体制整備、フレックス制度の導入」「育児・介護で突発的な休みにも対応できるフォロー体制」「柔軟な異動、配置転換が可能かどうか」を転職の条件に挙げるケースが増加している。


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