見出し画像

【東京一人暮らし1年生】ひとり暮らしの愛しい瞬間

あっという間に新年度シーズンですね。
みなさまいかがお過ごしですか。

私は都内でひとり暮らしをはじめて、まる1年経ちました。
ひとり暮らしの初期費用を頑張ってバイトで稼いでいたあの頃がもはや懐かしいです。
いままさに、ひとり暮らしを始める人が多い季節なのではないでしょうか。
ようこそ、楽しいひとり暮らしの世界へ。

ひとり暮らしを始める前にだれもが、「はたして家事なんて自力でできるのだろうか、、」と社会的生活が自分にできるか恐れおののき震えると思います。
かくいう私もひとり暮らしする前は、絶対料理洗濯掃除できないだろ!なんて言われていた人です。
でも大丈夫です、やるしかないのでできます。
今日はそんなひとり暮らしに恐れおののく人やおののいてきた人達へ、我流の自分時間を愛し社会的生活を楽しむコツ、みたいなものを書こうかと思います。

こだわりをもつこと

なんというか、こだわれば何事も楽しい。
これが私がひとり暮らしで学んだこと。

料理も掃除も洗濯も、愛着とこだわりと少しの遊び心と、たまにの惰性でたのしくこなすことができる。

わたしは物件を選びに選んでこだわりまくって不動産と頭を抱えながらやっとの思いで決めたので、自宅に対する愛着がとっても強いです。
大きな窓とルーフトップバルコニーのある、白とグレーを基調とした収納が一切ないデザイナーズ物件。
そこに真っ白なカフェテーブル、黒イス、黒のスツール、大きな葉を持つ観葉植物を置いて、自分が最高に満ち足りる空間を作っています。

マグカップはスターバックスロースタリーのシックなもの。バルミューダのケトルでお湯を沸かして、大好きなコーヒーのお店で買ったコーヒーを淹れる。
窓から入る陽の光を浴びる植物を眺めながら、貴重な土曜日をどう過ごすか考える。
世界でいちばん豊かな時間です。

部屋を「お気に入り」でいっぱいにすると、お掃除しようかな、の気持ちになります。だっておうちがかわいいので。床に落ちてる髪の毛はかわいくないので。
綺麗な空間で生きてる自分を好きになる、これもひとつコツかも。
洗濯は普通に着るもの無くなるのでやります。

ラスボス料理できるかな問題

そして料理。これは1番懸念する人が多いのでは。
私はひとり暮らしして1年間、平日は3食自炊です。お昼はお弁当を持って行っています。
私がこれをできているのは、「食」へのこだわりが強いからかも。
でも全然怠惰なので日曜日にスーパーに行き1週間分の食材を買い込みます。仕事終わりにスーパー行く元気は無いです全然。
あと朝ごはんはだいたい納豆ご飯、それか卵かけご飯。朝から火使いたくないです。

でも、自分の体の中に入るものを自分でしっかり管理する。これはすごく好き。
野菜、菌類、ミネラル、植物性タンパク質、肉魚、、。
もちろんパーフェクトなバランスで栄誉をとることは無理だけれど、体が喜ぶものを美味しく食べる。
これってすごく幸せだなあって思う。
もちろん不健康も超幸せです!私にだってマックのナゲットを1人で15個平らげる夜もあります。

けれど食で肌が変わり、身体のラインが変わる。
食事制限をするのではなく、食で体をつくる。
私はこれがすっごく楽しいです。生活を自分で作り上げ、なりたい自分になっていく感覚。

あと、料理は意外と無心になれます。
心の雑音が少し気にならなくなって、出来上がった料理をあー美味しいなあって思いながら食べると、何とか明日もやってけそうな気持ちになる。

くうねるところにすむところ

落語「寿限無」の一節。
くうねるところにすむところ、生活を愛するために欠かせないものたち。
こだわりが強いと結婚できないとか言われちゃう時代だけど、毎日の生活を愛しい時間にできるってすごく素敵じゃないですか。

毎日頑張る必要はないし、気が向いた時に心地いい分だけこだわればいいと思います。
冷凍ギョーザが手作り餃子に負けない美味しさの時代です。
ほどよく、自分の愛着の寄せ集めみたいな。
これから新生活を始める方が、そんな生活をこれから遅れることを願って。
私は今日もコーヒーを淹れようかな。



この記事が参加している募集

私のコーヒー時間

新生活をたのしく

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?