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腰痛について②【腰痛の種類について】

こんにちは!ネット治療院です!!

最近は気候が不安定で体調管理が難しいですよね~
関東は梅雨入りを発表しました。
風邪などもそうですが、肩こり・腰痛などもこういう不安定な気候や気圧の変化で、症状が出たり悪化したりします。
みなさんくれぐれもお身体には気をつけてくださいね!

さて、前回に引き続き腰痛についてのお話しをしていきたいと思います!

ここで前回のおさらいをざっくりとしますと、腰痛はもはや「国民病」であり、高齢者だけのものではありません!
4人に1人が経験したことがあるそうです!というお話しをしました。
若い人の中にも腰痛に悩んでいる人は多く、約3割の人が経験したことがあるそうです。

また、お仕事でなる人が多く、「デスクワーク」、「立ち仕事」で多く見られます。
特に介護は、「腰痛職業」と言えるほど腰を酷使する職業です!
という話までが前回のお話しです。

では今回は、腰痛について少し踏み込んでお話ししていきます。
症状や、腰痛の種類やタイプについてフォーカスしていきます!

まず、腰痛の痛みについてです。
腰痛の痛みについては、大きく分けて3つあります。

①局所的な痛み
②放散痛
③関連痛


この3つです。

まず、1の局所的な痛みですが、これはもっとも多いタイプの腰痛です。
その名の通り痛みが腰周辺の領域に局所的(限定的)に痛みが出ます。
このタイプの腰痛は、腰の捻挫や腰の筋肉の挫傷など、いわゆるケガによって起こることが多いです。
ちなみに挫傷とは、筋肉自体が傷つくことを言います。
みなさんもご存じのいわゆる「ぎっくり腰」も局所的な痛みの腰痛に該当します。
また、痛みの出方にも種類があって、痛めたばかりいわゆる急性期の痛みに
関しては、鋭い痛みが出たりします。
痛めてから時間が経っていたり、慢性的な腰痛になってくると、重い鈍痛のような痛みが出たりします。
痛みの頻度に関してもいろいろあり、常に痛みを伴う場合と、時と場合によって痛みが強くなったり、和らいだりすることもあります。
もちろん痛みの感じ方や種類は人それぞれありますが、多くの方は上記のような症状に該当するかと思います。

次に、2の放散痛ですが、放散痛は腰から脚にかけて起こる痛みのことです。
腰を起点として、脚にかけて広がるような痛みです。
うずくような痛みが出たり、鋭い激痛が出たりします。
また、痛みの範囲も様々で、膝までの痛みのものもあれば、足先まで痛みがあるものもあります。
放散痛が出る腰痛の原因としては、局所的な痛みで挙げた筋肉のケガなどではなく、主に骨や椎間板が何らかの変形などがあり、神経に影響してしまうような疾患を原因としていることがほとんどです。
この場合、痛みの他にも脚のしびれや、脚の知覚が鈍くなるような症状が出る場合もあります。
一般的には、、、椎間板ヘルニア、脊柱管狭窄症、腰の変形性関節症などが挙げられます。

最後に挙げるのが3の関連痛です。
関連痛は実際の痛みの原因とは別の場所に痛みを感じるタイプです。
腰の関連痛は、深部のうずくような痛みが多く、痛みの場所を正確に特定することが難しいです。
また、この痛みの多くは動作で悪化することはほとんどありません。

以上が腰痛の種類別の症状などについてまとめてみました。
今回のブログを読んでいただき、自分がどれに該当するかな?と、思い当たる症状のタイプがありましたでしょうか。
腰痛を改善するには、まず自分がどのタイプなのか。
どんな症状が出ているのかを知り、どんな解決策や改善方法があるのかを、患者である皆さんも知っておく必要があります。
今の時代は情報社会です。
たくさんの情報があふれており、その情報を簡単に手に入れることができます。
中には間違った情報もたくさんあります。
正しい知識や情報を自分で選んで、見極める能力をこのブログを通して身に着けていただければと思います。

次回は、今回取り上げた局所的な痛みについてさらに詳しく解説していきたいと思います。
長文読んでいただきありがとうございました!!!

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