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2019年振り返り #ヘップサンダル

川東履物商店のむねです。

履物産地である奈良から、その良さを発信しています。

2019年は自分にとって準備の年であり、たくさんの方と出会うことができました。ありがとうございました。

そのご縁もあって、たくさんの方と履物・サンダルを作ることが出来ました。2019年にぼくが手掛けたサンダルを振り返ります。

■ミノサン(初)

最初にして最大のインパクトを放ったサンダル。

幻冬舎で編集者の箕輪厚介さんと共に手掛けたミノサンです。箕輪編集室というオンラインサロン内で、グッズ制作することから始まった企画。

アイデアを出して採用いただいたのが2019年6月19日。

ご指定の納期は「7月間に合あう?」

そこから猛スピードで製造に着手。周りのお力添えもあり、無事期日内に納めたミノサンの初コレクションです。

販売価格は、青・白・黒の3色は全て100円。

そして黄色のみ、13万円で設定。

オンラインストアで1日で瞬く間に完売。
詳しい誕生秘話は、箕輪編集室の公式noteに綴りました。

■ミノサン「阿波おどり限定モデル」

徳島が世界に誇る伝統芸能、阿波おどり。その祭の期間に設けられた特設会場でしか手に入れられない限定モデルです。

ミノサンによって帯びた熱を消してはいけないと、箕輪編集室内にある「中国・四国チーム」へ企画をプレゼン。

当日は強力なメンバーたちと徳島県入り。仕込んだ90足を手売りで完売させました。

■ミノサン「トムさん還暦祭限定モデル」

箕輪編集室のコアメンバー、Mr. トム(奈良在住)が迎えた還暦を記念した限定モデル。

非売品として準備したトムさん自らの持ち込み企画。「価格自由」と銘打って還暦際にてお配りさせていただきました。


還暦モデルのミノサンは箕輪さんにも届いたようで、取材を受ける際は度々着用いただいています。

■朝渋サンダル

日本の朝を元気にする活動を行うコミュニティ、朝渋さまからご依頼をいただき作成したモデル。

 朝渋
渋谷を拠点に朝7:30から、日本全国で活動する朝活コミュニティ。「朝はあなたの可能性が目覚める時間」を理念に掲げ、著者イベントや朝の部活動など、早起きをきっかけに、人生を自分で選択できる人を増やすための活動を行なっています。

朝のゴミ出しや、ちょっとコーヒースタンドやパン屋さんへ出かけるときなど。朝、早くから履いてほしいサンダルです。

朝渋ONLINEメンバーでないと入手不可能な限定品です。個人的にもこの配色は気にっています。

■ソワサン

大阪は都島に構える洋服店「ブティックソワ」さまからご依頼を受けて手掛けた別注サンダル。

三代目店主のいぺをさんには、いつもエネルギーと応援をいただいております。

■ミノサン(2019A/W)

寒いということで、サボタイプのミノサンを考案。箕輪さんと一緒にTwitter上の意見を参考にしながら色を決めました。

こちらも現在は販売終了。ミノサンは、常に手に入れられるわけではありません。

■NCL館内 スリッパ

起業家を支援するNext Commons Lab 奥大和さまからご依頼を受けて、準備した館内用スリッパ。

製造はスリッパ産地である山形県の工場へ依頼。実は普段、こちらの山形の工場へは、製品に使われる資材を弊社から納めています。奈良からスリッパ産地の山形へ、履物資材を納めている関係にある訳です。

お客様に色や素材をいくつかご提案させていただき、完成したスリッパがこちらです。

かわいらしい館内スリッパが出来ました。

■ミノサン「カンボジア限定モデル」

NPO医療法人ジャパンハートさまへ、箕輪さんと箕輪編集室メンバーで寄贈した特別なミノサン。

その後は、カンボジアの医療現場で活躍されるスタッフの皆様に重宝いただいていると伺っております。

ミノサンがより強い意味のあるモノになったんじゃないかと、身が引き締まる思いです。

■コミュニティに刺さる履物

去年は「コミュニティに刺さる」履物を中心にやりました。それを意識したのも、キングコングの西野さんとオンラインサロンメンバーとして、相談するきかっけがあり、アドバイスがあったから。

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2020年は、また別軸で奈良の履物の良さを発信していきます。

■作ることから届けるところまで

ざっと振り返りましたが、実はじつはこれ以上の企画がボツっています。世の中に出ることなかったサンダルたちにも、ぼくは時間を使ってプレゼンを繰り返し、奔走しました。

そして、2019年に学んだこと。

モノを”作って終わり”ではいけないと思っています。

お腹を痛めて生んだ子を、手放しに放置することはあまりにも無責任だからです。

昔は流通が断片的で、インターネットが繋がっていなくて、それが難しかった。しかし現代はそれが接続されて、本人次第で可能となりました。

時代が進んでお客さんとの接点をつくり手が持つことができる。つくり手のぼくは、きちんと”届けるところまで”やります。

これからも愛されるサンダルを届けます。

2020年からはじまる新しいサンダルブランドはこちら↓

本年もどうぞよろしくお願いします。

むね

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