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春、留学前のデトックス合宿。


魂のこよみ 第ニ週

思考の力が 果てしない
外なる感覚世界の中に
自分を見失うとき、
霊界が 人間の萌芽を ふたたび見つけ出す。
人間の萌芽は
おのれの種を 霊界の中に見出し、
そして おのれの魂の実を
みずからの中に
実らせねばならない。

マクロビオティックに出会ったのは大学生のころ。お気に入りのパン屋さんに『無双原理』という本が置いてあったのがきっかけだった。その頃、体調を崩してお肉お魚などをとらない生活をしていたが、『マクロビオティック』という思想というか生き方に出会えたことは、私にとって大きな意味がある。
マクロビオティックは、いわゆるヴィーガンやベジタリアンではない。”大きな視野でイノチを見つめる生き方”なのである。その点において、後に出会うシュタイナーの思想と同じなのだ。人間の宇宙の本質を知ること。それを現世で、日々の暮らしの中で実践していくこと。

これまで多くの方から学びお世話になっているが、主に食養・断食で信頼を置いている恩師のところで、折に触れてデトックスするようにしている。

今回は3泊4日で参加した。約1年ぶり、4度目の食養合宿。断食と言っても全く飲み食いしないのではなく、『その人に必要最小限のものを取り入れながら、動き、温め、拝毒する』のが、こちらでの断食の考えなのだ。

留学前に心身を整えておきたくて、少し躊躇いもありながら参加した合宿は、やはり何にも変え難い充実した時間となった。玄米の200回噛み、生姜湿布、日々のウォーキングとロングウォーキング。初めてお会いする方と共に生活することで見えてくるものもある。それは”知識”ではなく”知恵”となるという。

今回の合宿で心に残ったことは、
『環境が人を変える』ということ。
恩師曰く、環境には3つあると。
・住環境…住むところ
・腸内環境…腸で血や肉が造られ、思想も造られる
・人間環境(関係)…人は1人では健康になれない
1つが変わると連鎖的に変わり始める。動く(行動)することで、すべてが動き出す。

この合宿に参加したことも、環境を変える一つ行動。

帰り際、この夏スイスへ旅立つ私に恩師がくれた言葉は、
『行動が運命を変える』

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