「願はくは花のもとにて」の和歌の日なれど…… 9 根雨良光 2022年3月17日 14:28 和歌巡り~旧暦二月十五日~この日の和歌といえば、西行の最も知られた歌。「願はくは……その如月の望月の頃」が当然浮かぶのですが、私はまだまだ現世を彷徨っていたいので、あえて別の歌を声に出して読みました。行方ゆくへなく月に心の澄み澄みて 果てはいかにかならんとすらん山家集秋の歌ですけどね。今宵か翌晩、月が見られて、心が澄みに澄めばいいな、と。我が歩みの行く末はどのようになろうとするのだろう?と案じつつ、春の花の色で昇るであろう満ちた月に心を励ましてほしい……と身勝手なことを願っています。山茱萸 #古典がすき ダウンロード copy この記事が参加している募集 学問への愛を語ろう 6,069件 古典がすき 3,671件 #言葉 #月 #和歌 #学問への愛を語ろう #古典がすき #旧暦 #西行 #山家集 #春の夜 #山茱萸 9 この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか? 記事をサポート