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自分の心を見つめて、うんこ、泣きながらピアノ弾くなど

こじれている。

「かっこいいね」「かわいいね」
「すごいね」「あたまいいね」

小さいころから、 こんなふうに褒められてもあまりうれしくなかった。
私がうれしいのは、
「変わってるね」「おかしいね」
「おもしろいね」「狂ってるね」

これだった。 物心ついたときから
現在にいたるまで、 こんなふうに言われるのがうれしい。
「俺様が常人に理解されてたまるか」 という気持ちが無いわけではない。 正直言うとちょっとあると思う。

でも、理解されてたまるか感よりは、見えない何かを表現・表出させたいという気持ちが強いのだと思う。

例えば、これ。


焼肉屋に行ったら白飯を撮るルーティーンである。

ゲームで負けて怒ってるときにツイートを全消ししてしまったため、 ここ数年のものしかないが、

本当は7~8回撮って上げていた。

焼肉屋に行き、焼肉をアップするのは当たり前である。
しかし、当たり前のこと、普通のことはしたくない。じゃあ白飯だけをアップロードしよう。でもただ白飯を上げるだけなのはつまらない。それはなんとなくわかっている。

では、もはや白飯のアップが当たり前と化した人間を演じてやろう。 故に「焼肉ですw」なんてふざけた口調でアップしてはいけない。もう私は肉も野菜も白米もサラダも区別がつかない次元まで来ているのだ。焼肉屋にはただ網と白米があるだけ。純真な心でそう信じて、焼肉屋に行ったときにはただ白飯をアップする。その先にこそ、見える新たな世界があるのではないか?

言葉にすると、貴様またふざけていると思われるだろう。ふざけているのもある。しかし、半分は本気で何かを探そうとしている気持ちもある。 これを笑いの方向性に発展させたときに、有名なARuFaさんなどが思い浮かぶ。常人には想像もつかないことを考えやってのけてしまう。そんなことは私にはできないし、センスもない。 だから、心が向くままに、自分の心が動いた瞬間をみつめていくだけなのだ。


私はリーグ・オブ・レジェンド(通称LOL)というゲームを6年ほど前からプレイしている。MOBAと呼ばれるジャンルで、味方とチームを組んで5VS5で戦う。4年前からはランク戦と呼ばれる、真剣に敵と戦ってランクが上下するモードもプレイするようになった。

ランク戦では(友達がいないので)見知らぬ人とチームを組んで戦うことになるのだが、ゲーム開始直後に「うんこもれそうなので早めに勝ちましょう。」とチャットをすることが多い。 毎回うんこが漏れそうだというわけではない。それは数回に1回程度であって、あとは冗談でチャットしている。

すると反応はさまざまである。
「もらせ」「わかった早めに勝てるようにがんばろう!」 「w」「(無言)」など。
個人的には、
私「うんこもれそうなので早めに勝ちましょう」
味方A「漏らせ」
その他味方全員「(無言)」
→敵との戦闘スタート この流れが結構好きだ。緊迫感が尋常ではない。

結果としてはボロ負けして雰囲気が最悪になることもあれば、 ギリギリ勝って「間に合ったか!?」と言われることもある。 ただ、「うんこもれそうなので早めに勝ちましょう」とチャットをするだけで、私の心が穏やかになるのを感じるのだ。でも真剣にプレイしている人の邪魔になっているかもしれない。ごめんなさい。あと千鳥のノブがうんこもらした回は、いろはに千鳥の135回放送である。


自分の心が動いた瞬間をみつめていく話をしていたのだった。
ここまで、
・焼肉屋に行ったら白飯の画像をアップして
・ネトゲでうんこもれるってチャットする
という話をしてきたので、もう少しきれいめに寄せて終える。


先日、映画の「ニューシネマパラダイス」を初めて観た。

これは映画を観て感動し、数日後にピアノホールに行って涙を流しながら弾いたやつ。私は楽譜が読めず音感もないので雰囲気で真似するだけで、ピアノを13年やっている。ただ、映画を観た後、旅行中、連休中、その他転機があった後などは普段弾けないものが弾けたりする。これを私は、感情が自分の体を動かしていると捉えている。

自宅にもキーボードはあるが、一定の衝撃を受けた時はホールのグランドピアノじゃないとダメなのである。ホールで私(感情5+理性5)は私(感情10形態)が奏でる音楽を聴いて、「ああそうなんだ」「そういうことを感じたよね」って、泣きながら、悲しみながら、笑いながら私そのものを知り、覚えていくのだ。

私は、自分の心が動いた瞬間を私は決して見逃したくない。
私は、白飯の写真を撮りながら、
うんこもれそうってLOLでチャットしながら、
泣きながらへたくそなピアノを弾く。
全てが事実である。
他の何を盛ってもよいが、 自分の気持ちにだけは嘘偽りなく生きていきたい。 4630万ください。


※夕陽を見ながら読書をしていたら落ち着くな~って気持ちを文章にしようとnoteを開いてサムネを挿入したのに、気づいたら全然違う話になってた。文章を書きだすと心の中の別人格が出てくるらしい。

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