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ディレクター視点から語る!プロダクト開発の魅力

こんにちは、ビジネス開発部リードディレクターのmasaです。
今回は、プロダクト開発の面白さや重要なポイント、Newbeesのディレクターの魅力などを、私目線で紹介したいと思います。

まずは、はじめての記事投稿になるので、簡単に自己紹介します!

私はSIerでエンジニアを経験をしたのち、ディレクターとしてNewbeesへジョインしました。在籍期間は約20年です。
入社当初の体制としては、営業と上流を自社で担当し、開発や保守は協力ベンダーに委託していたため、委託先メンバーと協力をしながらプロジェクト運営をしていました。
その後自社内開発に舵を切ったこともあり、現在は基本的には社内メンバーと協力してプロダクト開発をしています。
振り返ってみると、様々な環境でのディレクターを経験してきました。

休みの日は、仕事でPCに向き合っている時間が多い分、ゴルフやフットサルなど体を動かすことでリフレッシュしています。


プロダクトはチーム!チームなくして成功はない

プロダクトに関わるメンバーであれば、「プロダクトを成功させる」という目的は同じだと思います。
エンジニアもデザイナーもQAも、自身の専門領域での能力を遺憾なく発揮すれば、最終的に素晴らしいプロダクトが完成します!
……と言いたいところではありますが、実際はそうではありません。
なぜなら、「プロダクトを成功させる」という目的だけでは、個々の認識がズレている可能性があり、開発を進めていく中で噛み合わなかったり、結合が上手くいかなかったりするためです。

プロダクトの成功には、メンバー全員が「個ではなく、チームであること」 を認識し、チームとして同じ目的・目標を持った上で、達成に向かって進むことが重要だと思います。
ここで言う「チーム」は、開発に関わる社内のメンバーのみではなく、ビジネスパートナー(以下、BP)も含めた、プロダクトに関わるすべての人を指します。

メンバー全員が同じゴールのイメージを共有することで、進行のズレをなくしながら、より良い企画提案やスムーズなディスカッションができます。
プロジェクト進行につれ少しずつチームとして成り立っていくのではなく、キックオフ時にチームとしてスタートできることが理想的です。

プロダクトに情熱を注ぐ

もうひとつ重要なことは、「プロダクトを好きになること」です。
なにか物事に取り組むとき、嫌々やるよりは楽しんでやったほうが良い結果に繋がることがあると思いますが、プロダクト開発も同じです。
とはいえ、こんなことを言うと元も子もありませんが、あくまでも仕事なので、「仕事だから」「やれと言われたから」というケースもあります。
そんなときは、「好きになる」までいかなくとも、「興味を持つ」という考え方でもいいと思います。

ただただ好きになっても良いプロダクトは作れませんので、「誰のためのサービスか?」を考えることも重要です。
ユーザーが求めていること、あったらいいなと感じてもらえることを模索するため、同業他社のサービスや市場の動向にアンテナを張り巡らせます。
改善のためにおこなった実装が、ユーザーにとっての改悪になってしまわないように、フィードバックにも耳を傾けます。
BPからからの要望に対しても、そのまま実現するのではなく、ブラッシュアップできる点はないかなど、常にチームで協議します。
細かいところで言いますと、サービス内容や操作性だけではなく、UXライティングに着目し分かりやすい表現などにもこだわっています。

より良いプロダクトにするため、頭の中をプロダクトのことでいっぱいにできる、そんなメンバーが集まっているからこそ、Newbeesでは誇りを持てるプロダクトが作れていると思っています。

ディレクターのココが魅力!

Newbeesでのプロダクト開発は作って終わりではなく、リリース後も続いていきます。
BPやユーザーからのフィードバックを活かした改善に取り組んだり、市場からヒントを得て新たな施策の提案をおこなったりと、プロダクトを成長させる過程にも関わることができます。
ユーザーを増やすための施策や、既存ユーザーの満足度とエンゲージメントを高める施策など、BPと一緒にプロダクトを成長させていくことができるのも魅力だと思います。

また、私たちはチームとして動いているので、自分の考えや発見をプロダクトにどう活かせるかをチーム内でディスカッションし、ともに成長できるのもNewbeesのディレクターだからこそできる、最大の魅力だと思います!

Newbeesディレクターの歩み

まだ会社が駆け出しのころのディレクターは、要件定義から進行管理、テストケース作成〜実施、リリース後の保守やカスタマーサポートのデザイン作成など、開発以外のすべての工程を担当していました。
やるべきことが多かったので、各工程の細部まで目が行き届かなかったり、ビジネス観点の考慮に時間を割けなかったりと、非常に大変でした。
ただ、振り返ってみると、知識の浅い工程に携わる必要があったため、仕事をしながら自然と知識を身につけ学ぶことができたのは、良かった点とも言えます。
あの頃の大変さも、今となっては懐かしいです(笑)

2022年のQAチーム設立により、業務の多くを占めていた「テストケースの作成〜実施」がQAチームに委譲され、負担が大きく軽減されました。
この変化がもたらした最大の利点は、ディレクターがビジネス観点の判断を下すための時間を多く確保できるようになったことです。
結果として、本来ディレクターに求められる専門的な業務を、効率的に進められるようになりました。

ディレクターの役割

Newbeesのディレクターは、おもに要求定義~要件定義、仕様の策定をおこなっています。
BPとコミュニケーションを取りながら、要望をまとめる必要がありますが、内容を正確に把握できていないと後々取り返しがつかなくなってしまうので、とても重要な役割です。
BPの要望をうまくとりまとめるため、私は以下5つのことを意識しています。

ほかにも、本来の要求を引き出すためのコミュニケーション能力であったり、要求分析後の提案をおこなうプレゼンテーション能力であったり、要望実現のための調整をおこなうネゴシエーション能力であったりと、様々な能力が必要です。
また、ビジネス観点とエンジニアリング観点、デザイン観点を上手に繋ぐプランナー的な役割もあるので、ITやデザイン、事業内容や実際の業務フローなど、幅広い分野について理解する必要もあります。

持つべき「意識」

要件がまとまったら、各担当者へ単純に共有するのではなく、以下4つの要素を意識し、プロダクト成功への道しるべを示さなければなりません。

  • プロダクトの目的、目標(ゴール)

  • BPの要望

  • ビジネスとしての成立

  • 開発の可否、効率

これらの要素の関係性を表すフレームワークとして、プロダクトマネジメント・トライアングルが参考になるかと思います。

図からも分かるように、「BPの要望」「ビジネス」「開発」の3つの軸を融合してプロダクトを成立させるためには、全体を把握しマネジメントする必要があります。
この三角形のすべての領域を機能させることに責任を持つのは、一般的にプロダクトマネージャーの役割になりますが、ディレクターも同じ意識を持っておいたほうがいいと感じています。
なぜなら、ディレクターはプロダクトマネージャーの卵のようなものであり、責務の違いはありますが、実際おこなう業務は部分的、もしくは同じであるからです。
意識をするだけでも、成長と働き方を変えることもありますので、私は昔から意識するよう努めています。

ディレクターに向いている人

私の考えでは、以下4つが当てはまる方は、ディレクターに向いているのではないかと思います。

「こういう機能を作りたい」という相談に対して実現方法を検討したり、不具合の問合せがあった際に原因を特定したり、ロジックを理解し謎解きのように紐解くことが好きな人は、向いていると思います。
また、社内外問わず他者と一番接するポジションなので、コミュニケーションをとることが好きな人も向いています。
Newbeesの働き方は基本フルリモートですが、MeetでのチームMTGやプロジェクトMTG、SlackやGitHubでの日々のやり取りなど、オンラインのよさを活かした効率的なコミュニケーションを取っています。

最後に

新しい仕事や職場を探す上で、職種や業務内容も重要ですが、私は「一緒に働く人との人間関係」も重要だと考えています。
NewbeesではVALUESのひとつに「対話」を掲げていることもあり、コミュニケーションを大切に考える優しいメンバーが集まっています。だからこそ、Newbeesの一番の魅力は「人」だと私は思います。
実際に、新しく入社してもらえたメンバーに話を聞くと、「人間関係がよさそうなのがジョインする決め手となった」と言ってもらえることも多いです。
ディレクターとして成長したい方はもちろんですが、一緒に働くメンバーも大切であると考えている方は、きっとNewbeesで輝けるはずです!
そんな方からのご応募を、ぜひお待ちしています。
最後まで読んでいただきありがとうございました。

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