数ヶ月後の今(生きるとは何か?)
こんばんは、MAPです。
あの日から数ヶ月後について振り返ってみようと思います。
夏休み
妻が亡くなって初めての夏休み。
いつもの夏休みは、妻が子どもたちの面倒を見ながら、空いているタイミングで義理の両親の家に里帰りするものでした。
今年の夏休みは違います。
幸い、息子の通うインタラティブスクールはサマースクールがすごく充実していて、夏休みは実質1週間程度だった気がします。
1週目は、海外からくるミュージックアウトリーチという催しに参加するものでした。
参加する前はイベントの内容があまりよく分からず半信半疑でしたが、結果もの凄く充実した内容でした。久しぶりに感動しました!
そして、2週目は白馬に行って星を観察するというサマーキャンプでした。同時に湖でのカヌーや長野オリンピックで利用されたスキージャンプ台の見学など、これまたとても内容の濃い体験となりました。(自分も参加したかった・・・)
3週目は、ライフガードのキャリアを持つ方による地元の海を満喫するイベントでした。これまた子どもたちはとても楽しそうで、妻が亡くなったにも関わらず色々と充実していて悲しさに浸る暇もないくらいの忙しさでとても助かりました。
ちなみに、1週間ほどは義理の両親の家に子どもたちを預けて、自分自身の夏休みを少し過ごすことができました。
その際に声をかけて、遊んでくれた友人や知人にはとても感謝しています。
ありがとうございました。
夏休み明けからの生活
夏休みが明けようかというタイミングで驚きの話がありました。
それは、サマースクールに学校の配慮から特別参加させてもらった長女の進路の変更です。
娘は学区内の公立校に通っていて、仲の良い友達もいて、それまでは息子の通うインタナティブスクールには興味がなさそうでした。
そんな娘が、夏休み明けのタイミングで、「インタナティブスクールに行きたい!」というのです。
最初は全く興味がないと言っていたのに・・・。
自分の教育の方針は、「子どもたちがやりたい」と思うことをなるべく体験させていただけること、また、そのような機会を作ってあげることです。
今回はそれがトリガーとなり、インタナティブスクールへの転校が決まったのでした。
ちなみに、娘はインタナティブスクールへ通い始めてから今まで以上に楽しそうにしてくれているので、本当に良かったと思っています。
生きるとは何か
急に重たいサブタイトルになりましたが、その時から「生きる」ということについて考え続けていました。
まだ自分の中に結論はありませんが、多摩大学名誉教授・大学院経営情報学研究科特任教授である田坂 広志さんの言葉が心に残っています。
人は必ず死ぬ
いつ死ぬか分からない
人生は一度しかない
あの有名なアップルの創業者であるスティーブ・ジョブスもこう言っています
若干スピリチャル的な話になりますが、人は生まれてきた時から運命は決まっている説。
これらの考えをまとめると、生きるとは、「その時、その瞬間を大事にする」それを紡いで未来を作っていくことなのかなと今は思っています。
また、今は全くそのような考えはありませんが、数ヶ月前までは「自分も死んでしまえばどれだけ楽なのか・・・」と考えることが何回もありました。
そのように思う時には、必ず子どもたちの顔が思い浮かび、思いとどまることができたのです。
子どもたちや周りの人たちに助けられながら生きているんだなと日々実感しています。
この時点での自分の気持ち
毎日仏陀で祈りながら、お墓にも行ったりしていて、徐々に寂しい気持ちから抜けて行きました。
忘れたい気持ちと、忘れたくない気持ちの葛藤がありながら「未来は明るい」ということを信じて前に進まないと落ち込むので、半強制的にそのように思い込んでいました。
次回は、「人生を変えていくには」の話を書きたいと思います。
最後までお読みいただきありがとうございました。
MAP
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