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緊急入院(焦りと安堵)

こんにちは、MAPです。

今回は妻が病院に救急車に運ばれてからのことについて振り返ってみようと思います。
緊急入院になったことへの焦りと医師からの状況説明からの安堵について書きます。


救急車で病院へ運ばれ、緊急救命による診察がありその状況を医師から説明を受け、数週間の入院で退院できるという話になります。

病院到着

家から病院までとても長く感じた移動時間(実際は20分程度)、昼の12時前頃にようやく病院に着いて、妻は緊急救命室まで担架で運ばれました。

CTスキャンなどいろいろな検査が行われるということで、妻が身につけていたアクセサリー類を全て外して預かり、待ち合いのスペースで待つように指示を受け、私は一人広い病院の待ち合いスペースで座り待ちました。

3-4時間経過後

待っている間は、仕事をしつつ、必要な方々へ連絡をしていたので、時間の記憶はあまりありませんが、3-4時間くらい経過した後に医師より状況の説明があるということで、呼び出されました。

主治医となる医師は別の業務で忙しく、代わりの医師から以下のような説明がありました。

  • 症状は、脳挫傷である

  • 後頭部の上部を打ち、その衝撃で前頭葉で広範囲の出血が見られる

  • 状況から後遺症が残る可能性がある

  • 具体的には、認知機能や集中力、記憶などの障害

  • 命に別状はなく、手術も必要はない

  • 1-2週間の入院が必要である

  • その後リハビリを行なっていく

上記の内容から、どうなるか不安であった私の気持ちがいくらか軽くなりました。

病院へ行く行かないの判断の是非

私自身は、すぐに病院に連れて行かなかった罪悪感から、「病院にすぐに連れて行かなかったことに対する影響はどうでしょうか?」という質問を医師にしました。

医師からは「この出血を見る限り、昨日でも今日のタイミングでも大きな状況の違いはありません」とのことで、病院へ連れていく判断の遅れは大きな問題ではなかったと少し安堵しました。

とはいえ、昨晩妻が苦しい状況であったことは変わらないことから、個人的には、やはりもっと早く連れていけばよかったという後悔はあります。

一通りの手続きを終えて

入院の手続きを一通り終えて、私自身はこの現実が信じられず頭の中が空っぽの状況でした。時間は17時近くだったと思いますが、急遽子どもたちを近所の仲良い家族に預けていた関係から迎えに行き、ピックアップして家に帰りました。

子どもたちには、状況を説明することが難しかったのですが、妻が入院することだけを伝えて症状については細かく話をしませんでした。

家に戻り、頭の働かない状況でしたが、妻の両親へ連絡をしないとと思い、電話をしてご両親が揃った状況で、妻の状況について涙ながら説明しました。
重大さが伝わって、翌日にはご両親共に家に来てくれることになりました。(両親は地方に住んでいます)

また、自分の父(母は約10年前に他界しています)にも話をしておこうと思い、同じ説明を行いました。

この時点での自分の気持ち

正直なところ、鈍感な自分としてはこの時点ではことの重大さを感じながらも、医師の話から妻に後遺症が残ったとしても退院はできると思い、また元の生活には戻れるだろうくらいの気持ちでした。

それが、この後もっと最悪のケースに発展するとは夢にも思っていませんでした。運命とは何なのか?善良な家族として生きてきたつもりの私たちにこのような悲劇が起こるとは・・・

次回は、一つ戻って事故を防げたかもしれない話を書きたいと思います。

最後までお読みいただきありがとうございました。

MAP

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