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麻婆豆腐好きとしては無視できない。西天満にある「idematsu(中華食堂出松)」

豆腐料理でご飯に合うメニューといえば、ダントツで麻婆豆腐じゃないですか。もはや義務教育で教えていいくらいに自明の理なわけじゃないですか。

そんなご飯に合う麻婆豆腐なわけですから、時おり無性に食べたくなるタイミングが誰しもあると思うんですけど、ぼくにも今週そのタイミングが訪れたので美味しい麻婆豆腐を求めてネットの世界を彷徨い歩いていたわけですよ。

そしたら、ジビエフレンチで有名なお店がランチタイムに中華食堂に姿を変えて、麻婆豆腐を出しているという情報をキャッチしましてですね。

これは麻婆豆腐好きとしては無視できませんし、ジビエも好きなので、「ジビエ屋さんが出す麻婆豆腐」って字面にも心躍らせながら早速ランチで訪問してきました。

それが西天満にあるidematsuさん。ランチタイム時のみ中華食堂出松として営業されているようです。

お店の外観は落ち着いた感じで、雰囲気いいですね。

店頭にはメニューが書かれた看板があり、しっかり麻婆豆腐の文字がありました。よだれ鶏と、期間限定メニューの「エゾ鹿の肉吸い」もめちゃくちゃ気になるところですが、もう口の中は麻婆豆腐なので初志貫徹。

しかも、よく見ると「しびれほぼありません」と書かれています。

先ほどから麻婆豆腐好きアピールをしてきましたが、実は山椒の痺れる系の辛さが少し苦手なので、この「しびれほぼなし」というのは麻婆豆腐好きなくせに山椒が苦手という微妙な矛盾を抱える身としては無視できない情報なわけですよ。

しびれがないなら心置きなく麻婆豆腐を楽しめるじゃないか!ってなもんで、意気揚々とお店の扉を開けてカウンターに陣取り、麻婆豆腐定食をオーダー。

注文を終えて待っている間、あとから入ってきた常連ぽいお客さんたちは続々と「エゾ鹿の肉吸い」を注文されます。

やはりジビエ料理のクオリティは相当に高い模様。「次はジビエ料理をオーダーせねばなるまい」と考えていたところに麻婆豆腐がやってきました。

良い。

15分くらい眺めていられるような絶景。
そして鼻から入ってくる麻婆豆腐の香り。
最高に食欲を刺激してきます。


では、いただきましょう。

定食なので汁物から。

見た感じ、普通の味噌汁だと思うじゃないですか。

無論ぼくもそう思って口に含んでみたら、ところがどっこいスパイシーな味わいが口いっぱいに広がります。

具もトマトが入ってたりと、エスニックな感じのスープ?なんですよ。

美味い。

汁物から楽しませてくれるぜ…!とか思いながら、いよいよメインの麻婆豆腐。

何回見ても、良い。

未だかつて、こんなに神々しい麻婆豆腐に出会ったことはありません。

食べるのも勿体無いくらいに美しい仕上がりですが、一口いただきます。

・・・・・!!!!!

・・ぅぅぅぅうんめぇぇぇぇ!!!!!!!
なんじゃこれはっっっ!
マジで美味いやんけーーー!!

と叫び散らかしたいくらいに美味い。

そしてメニューにも記載されていたとおり、しびれはなし。
一方で、辛さは食欲を引き立てるちょうどいい塩梅の仕上がり。

で、なにより感動したのが、このひき肉です。
見た目からも分かると思いますが、非常に肉肉しいというかですね。

ひとつひとつが大きくて、弾力がしっかりあって、噛めば噛むほどに旨みが広がるんですわ。

ある意味、「肉が主役の麻婆豆腐」といってもいいもしれないくらいに肉の存在感がすごい。

これは美味いです。
今まで食べた麻婆豆腐で一番美味い。

食べ進めていくと辛いので汗が止まりませんが、それ以上にスプーンも止まりません。

麻婆豆腐→ご飯の無限ループから抜け出せない。

この麻婆豆腐を全部ご飯にかけて盛大にかきこみたい。
なんなら死ぬ時もこの麻婆豆腐をかけ布団にしてほしい。
という思いが頭を駆け巡る中、完食。

いやあ、マジで美味かった…。
このクオリティで990円はお値打ちすぎます。
麻婆豆腐好きのみなさんはぜひ食べにいってみてください。

ごちそうさまでした。

次回はジビエ料理も食べに行ってみようと思います。

idematsu
大阪府大阪市北区西天満6丁目6−2 1F南 村上ビル

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