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自分にABテストをして人生を3倍面白くする方法

広告業界ではABテストという概念があります。
ABテストは2つの広告を試してみて反応の良い方を採用するという方法です。

僕は以前、マーケティング担当者として広告の管理に携わっていたのでよくABテストを目にしていました。


ある日、仕事をしているとこのABテストは人生にも適応できるのではないかと気づきました。

そのアイデアはこういうことです。
人生において何かの選択肢があった時に、まずは両方試してみる。そしてより自分に適正があった方を採用するというシンプルなものです。


実際に翌日から日々の選択の中であえて普段とらない選択肢をとってみることにしました。

まず1つ目のチャレンジは朝食です。

普段は午前中の集中力を保つために朝食を食べないことが多かったのですが、少し早起きして会社近くの牛丼屋で朝食メニューを食べてみることにしました。

朝食メニューはホクホクの白飯に味噌汁、納豆に卵、そしてベーコンエッグという定番のものでしたが、これが思いのほか美味しかったです。

朝少し早起きしたことで電車も空いているし、道を歩く時も朝の澄み切った空気を肺いっぱいに吸収し、一日のやる気がみなぎります。

そして意外だったのは朝食を食べたことで、むしろ午前中の仕事がはかどるようになったのです。

いつもはしない朝食をしっかりとるという行動で、それに付随するいくつもの恩恵を得ることができました。

朝定食を食べるのはその後数か月間、僕の毎朝の楽しみになりました。
会社に行かなくてはいけない朝は多くの人にとって憂鬱なものだと思いますが、僕は少し朝が楽しみになったのでした。


2つ目のチャレンジは仕事の業務に関することです。

元々僕は人に仕事を頼むのが苦手ですべて自分で抱えてしまう癖があったのですが、思い切って人に頼んでみることにしました。

嫌な顔をされるかなと思ったのですが、皆気持ちよく引き受けてくれました。仕事を頼むことで、頼まれた側も頼りにされているという自己肯定感が生まれて信頼関係が増したようでした。

これも自分にとってはやってみなければ分からないことだったと思います。


他にもいつもと変えてみたことや試してみたことは沢山あるのですが、文章の都合上ここまでにします。(笑)

試してみて上手くいかなかったこともあります。でもそれは自分には合わないということがやってみて分かったので、良い経験値となりました。

逆にやってみて得られたことの方が数多くあるので、全体としては大きくプラスだと思っています。


ここからは僕の考察ですが、
人は常に似たような選択をしていて気づかないうちに自分の安全領域から出ないようにしています。


しかし、成長機会は安全領域(コンフォートゾーン)の外にあるとよく言われますし、人生の面白さという意味でも自分が普段やらないこと、選ばない選択肢にこそ本当に面白いことが隠れている可能性があります。

普段行かない場所、普段やらないこと、普段とは違うチョイス。
こうしたものが人生に新たな刺激をもたらし、マンネリ化した退屈な毎日を発見の毎日に変えてくれます。

ここまでは日常的な面の話をしてきましたが、実は仕事論においてもABテストの概念は当てはまります。

仕事論に当てはまめると、、、

人には得意不得意があって苦手なことを努力でなんとかしようとするのは
とても苦しいものです。

世間には辛くても耐えるのが美徳、結果が出ないのは努力が足りないからという根性論がありますが、僕は少し違うと思います。

脳科学者の中野先生も言っていましたが、どう頑張っても出来ない人はやはりいます。しかし悲観することはなくて、そういう人には他の分野で別の才能があったりするものです。

別に1つのことに拘る必要はなくて、自分が得意なことをとことん伸ばせばいいのです。

小中高の学校教育では5教科をまんべんなく高得点取れる人間が評価されます。でも、社会に出るとちょっと違うんですね。

たとえば英語、国語、理科、社会はまったく出来ないけど数学は100点を超えて180点取れるぐらいのポテンシャルがある人がいるとします。

今の時代はこういう1つだけ突き抜けて特化しているようなタイプがあちこちで必要とされるようになっているんです。中途半端に何をやらせても無難に80点台を出してくる人よりも、何か1つ極めていて、それだけは誰にも負けないという人の方が案外需要があります。

身近な例で考えてみて下さい。

あなたが心臓に病気を抱えた時、2人の医者がいたとして

①全身どこでも無難に80点くらいの手術ができるオールマイティーな外科医

②他の臓器は出来ないけど心臓に関しては1万件以上の実績があって得意とする外科医

どちらに頼みますか?

1つでもいいいから得意な分野が他人よりも180点分の点数とれる人が必要とされたりします。

しかし現在の学校制度では、残念ながらこういう人はMAX100点の枠では評価しきれません。5教科総合では他よりも「ダメな人間」という評価さえされます。

かつて大企業などでは数年ごとに部署が移動となり、あらゆる業務を経験して人材としての価値が高まる時代でした。

しかし今はそういう無難にこなせる大量生産型ではなく、1つの得意を伸ばせるひとが強い時代であると感じます。

では、どのようにすれば自分の他人には負けない強みや得意を見つけることが出来るのでしょうか?

これはやはり、多くのことをやってみるしかありません。
自分が得意かどうか試して初めてわかるのです。

だからこそ、何事もまずは試してみる必要があります。自分が本当に力を発揮できることを見つけるために普段自分が選ばない選択肢を選んでみる、違う経験をしてみることが大切です。

あとはABテストです。やってみて自分に適正があれば採用。頑張ってみてうまく出来そうになければ、自分にはそれについての才能は無かったと潔く損切する。


■まとめ

人は意識していないと自分にとって慣れた選択肢をとります。しかし、あえて自分が選ばないであろう選択肢を選ぶことで人生は何倍も面白くなるし、自分の成長に繋がります。仕事の面で考えると苦手なことを続けるよりも、得意をとことん伸ばした方が成果が出るし、周りにも必要とされて生きがいも感じる。まずはやってみなければ自分の得意がわかりません。ABテストを自分にするつもりで、どちらが自分に合っているか色々試してみるのがおススメです。思わぬ才能や適正が見つかるかもしれません。

byシロクマさん♪



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