にっち

京都大学経済学部4回生で、教育系(AO入試・キャリア教育)の会社で働いています。次期に…

にっち

京都大学経済学部4回生で、教育系(AO入試・キャリア教育)の会社で働いています。次期に経営管理大学院の方へ進む予定です。管理会計学を専攻していて、社会関係資本の考えを交えて研究をしています。どれもまだ未熟ですが、よろしくおねがいします。

最近の記事

知って得する会計学4 第3章

櫻井通晴さんの管理会計学 第七版を読んでみての要約をしていきたいと思います。 今回は、発生主義とキャッシュフローの考え方の違いと大切さについての章でした。 発生主義とキャッシュフローの考え方の違い【重要】この考え方の違いは、簡単に言うと「後払い」をどの時点での費用や収益とみなすかです。 まず簡単なのはキャッシュフローの考え方です。こちらは、その名前の通りにお金の動きのみを考えます。よって売掛金を設定したときではなく、回収したときに計上されます。 反対に発生主義は、売掛

    • 知ると得する会計学3 第2章

      こんにちは! 今回も管理会計 第七版(櫻井通晴)を読んでいきます。 第2章では、企業の価値創造についてと業績評価方法の簡単な紹介がされています。 企業の価値創造について、というのは前章でも少しだけ触れました。この章の特に面白い部分は、企業が生み出す価値について、日本とアメリカの両視点を用いて説明がされていることです。それぞれ簡単に紹介したいなと思います。 企業が創造する「価値」って?古典派経済学では「価値」は「労働」によって規定されていました。いわゆる労働価値説です。生産

      • たった大学4回生の僕を呆れさせた、高校進路指導部の実態

        こんにちは、仕事の都合で高校の先生とお話する機会がよくあります。今まで30校以上の高校の進路指導部の先生とお話をしてきました。 具体的な話の内容としては、これからの入試改革に向けて、学校としてどのように対応をしていくつもりなのかを伺っていました。 話をすれば、そりゃいい先生、僕とは馬が合わない先生などいて当然です。しかし、このインタビューを通して僕を呆れさせたことを紹介する、憂さ晴らしの投稿です。笑 ですが、自分の、または我が子の進路を相談する相手をしっかり見定めるとい

        • 知ると得する会計学2 第1章

          こんにちは、前回の投稿よりすこしばかり時間が経ってしまいました。 論文とか、参考書とか読むのは好きなんですが、読むのが遅いんですよね笑 今回も、管理会計 第七版(櫻井通晴,2019)を読んでみた記録を残したいと思います。つたない文章ですがお付き合いください。 第1章 を読んでみて全部で26章まである、この本の第1章は管理会計学が企業において、どのような活用のされ方をされているのかが、業務や人事的な内容から説明されています。 企業の目的まずはじめに企業の目的について書かれ

        知って得する会計学4 第3章

          知ると得する会計学1 はしがき

          こんにちは、大学で管理会計学を専攻しています。 管理会計学とは、会社経営のために用いられる会計的な管理方法を扱う学問です。 櫻井通晴さんの管理会計 第七版(同文舘出版)を、1章ごとに僕の長期インターンシップ経験を交えながらまとめます。(正直僕の勉強用です笑) 今回ははしがき部分からまとめてみます。会計と聞いて、社会人であれば「財務諸表」という言葉が連想されるのではないかと思います。 損益計算書(P/L) 貸借対照表(B/S) キャッシュ・フロー計算書(C/F) 以上3つが

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          公立高校の進路指導部-学校のルールに縛られる高校生

          関西の高校を周り、進路指導部の先生と入試改革を控えた、高校の進路指導状況を聞いています。あなたの高校は大丈夫でしょうか? こんにちは、これがnote初投稿になります。 現高校2年生から、入試制度改革というものにぶちあたります。 簡単に言うと、一般入試とAO入試の境界が徐々になくなるということ。一般入試に、実技、進学への熱意、高校での成績が評価対象としてあらたに加わります(徐々にですが)。ついで、AO入試も名前が「総合型選抜入試」となり、英語や統計、社会問題などの総合的な知識

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