文科省が教育内容を決める社会では、いったい何が起きているのか
日本人は当たり前のように文科省の検定教科書、学習指導要領に基づく教育内容、教育制度を受け入れている。
そのことに対し、多くの人は何ら疑問も持たないだろう。
しかしながら、そのことは「勉強」の定義を「与えられるものを完璧に習熟すること」にしてしまう。
そしてこの国のエリートの能力も文科省によって定義づけられ、彼らの意思決定によって社会が形成されている。
日常会話で聞かれる「あなた頭いいですね、頭悪いですね」という「いい、悪い」の定義にももちろん影響を与えている。
■「与えられ