人はどれくらい長生きできるのか？　150歳まで生きられる可能性がある

あなたは長生きしたいですか？
いつまでも健康で若々しくいたいと思う人は多いでしょう。しかし、残念ながら人はいずれ死にます。
人は永遠には生きられません。

では、人は何歳まで生きることができるのでしょうか？
現在のギネス記録によると、フランス人の女性の122歳が最高齢となっています。となれば、120歳くらいが最大なのでしょうか？

いいえ、違います。
どうやら、人はもっと生きられるみたいです。

シンガポールの創薬に関する研究を行っている会社GERO.AIが発表したものを紹介します。
研究者は、39歳から73歳までの72925人のデータを用いて、人の寿命をシミュレーションしました。

血液サンプルから血球数を調べました。
血球数は加齢により減っていきます。そのため、血球数を調べることで、老化の度合いが分かります。
その他にも、各種病気のリスク、認知機能についてもある程度分かります。

さらに、研究者は、DOSI（Dynamic Organs State Indicator）という独自の指標を作成しました。
人の体の状態を動的に表す指標で、病気の発症率モデルを作成するのに役立ちます。

その結果、人類は最大で150歳まで生きられることが分かりました！

現在の最高齢を大幅に越える、150歳まで生きられる可能性が示されたのです。

人の体には回復する力が備わっています。傷を負っても徐々に治っていきます。しかし、人間の回復力は年齢を重ねるにつれ落ちていきます。
その回復力が完全になくなるのが120歳から150歳だったのです。
そのため、最大で150歳まで生きられるのです。

あくまでシミュレーションの話で、理論的には150歳まで生きられる、という話です。

今回の研究では現在の状況でシミュレーションしています。
今後、医療のブレイクスルーが起こり、寿命が大幅に伸びるなどの要素は考慮されていません。
もしかしたら、寿命を伸ばす薬が開発されたり、細胞分裂の限界を越える方法が開発などされたら、もっと長生きできる可能性はあります。

とりあえず、現状では150歳が限界みたいです。
あくまで、理論的には、ですが。

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